東洋紡(株)『東洋紡百三十年史』(2015.03)

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目次項目 ページ
前口絵 巻頭
『東洋紡百三十年史』発刊にあたって / 取締役会長 坂元竜三 NP
強い東洋紡を築き、未来へつなぐ / 取締役社長 楢原誠慈 NP
【沿革編】 p1
第一章 つむぎ織り染めなす夢の一〇〇年 一八八二年(明治一五年)~一九八二年(昭和五七年) p1
概要 p2
一 明治の夜明けに立つ大阪紡と三重紡【一八八二~一九一四年】 p10
江戸から明治へ p10
大阪紡と近代紡績業の興隆 p13
三重紡の創立と企業合同 p21
二 東洋紡の創立と二つの大戦【一九一四~一九四五年】 p29
東洋紡誕生 p29
輸出と在華紡 p34
人絹事業への進出と多角化 p40
深夜業の廃止と労務管理 p45
大阪合同紡との合併 p50
戦時統制と戦争の惨禍 p53
三 焦土からよみがえり合繊への道へ【一九四五~一九六六年】 p58
紡績復元と加工品・羊毛 p58
化繊の復元と拡張 p64
労務管理の民主化 p69
合成繊維への道 p74
綿不況からの脱出と加工品・羊毛その後 p84
呉羽紡との合併 p90
四 非繊維事業への展開【一九六六~一九八二年】 p97
日米繊維交渉 p97
合繊の強化 p101
プラスチック・生化学への展開 p106
環境安全とPCB p114
労務問題の移り変わりとオイルショック p118
創立一〇〇年を迎える p123
中口絵 p144
第二章 繊維の安定収益構造と非繊維の拡大を目指す 一九八二年(昭和五七年)~一九八九年(平成元年) p145
概要 p146
時代背景 p150
一 経営 p157
トップマネジメントと経営戦略 p157
組織の変遷 p164
二 繊維事業の構造改革 p171
MCC提言とBSK企画プロジェクト p171
BSK計画―紡織設備の適正規模を求めて p174
羊毛工場の集約と転換 p178
新興合繊国の台頭 p181
化合繊合理化計画(KGK) p193
アクリル事業強化計画(AKK) p196
三 繊維の技術革新 p200
各種合繊の原料転換・技術革新 p200
ポリエステル短繊維の改質技術 p207
「エスパ」の性能アップと訴訟 p208
複合繊維の出現 p213
「衣服内気候」シミュレーション装置 p218
染色技術と綿花検品技術のシステム化 p220
手編毛糸情報管理システム p223
・暮らしの中に生きる東洋紡 快適衣服の草分け「衣服内気候」 p228
四 実る繊維の開発とバブル景気の追い風をうけて p230
縫製事業への進出 p230
天然繊維ブームと超長繊維綿スーピマ p234
ニット生地コンバーターとしての発展 p237
ゴルフブームにのって―「マンシングウェア」の展開 p241
五 拡大するフィルム事業 p248
フィルム素材の広がり p248
敦賀フイルムと豊科フイルムの設立 p253
日本マグファンの設立と解散 p259
「インラインコート法」の確立 p262
六 急がれる「高機能材」事業の拡大 p267
電子産業への参入計画 p267
情報記録媒体事業への進出と撤退 p270
電子材料・回路事業への進出 p274
機能性樹脂「バイロン」の用途拡大 p278
エンジニアリングプラスチック事業の基盤確立 p282
ペットボトル事業への参入 p286
印刷材料事業の確立 p289
自動車資材用糸・布事業の展開 p293
スパンボンドの製品・生産技術の多様化 p297
アクリル資材事業の再構築 p300
「ダイニーマ」誕生 p302
AC事業の堅調な拡大 p305
七 バイオ・医薬事業の模索 p315
バイオ事業の礎 p315
遺伝子組換え技術と検査薬 p323
血栓溶解剤の生産開始と新薬申請 p329
八 期待の膜事業 p335
逆浸透膜事業の開始 p335
逆浸透膜の中東への展開 p338
透析膜の生みの苦しみ p342
透析膜の高性能化 p346
九 時代への対応 p350
関連会社の再編 p350
研究所の運営 p356
事業構造改善における労働組合と雇用問題(その一) p362
労働時間短縮 p368
一〇 経営成果と資金調達 p374
第三章 大改革への挑戦 一九八九年(平成元年)~二〇〇七年(平成一九年) p393
概要 p394
時代背景 p398
一 経営 p406
トップマネジメントと経営戦略 p406
組織の変遷 p419
二 縮小する国産繊維市場 p427
輸入浸透率の急騰 p427
繊維事業の再構築 p444
調達構造改革(海外ソーシング) p451
三 逆風の中、繊維の機能と生産性を求めて p453
「新合繊」ブーム p453
「感性」から「機能」素材へ p456
形状記憶商品の開発 p460
評価技術の進歩と複合素材 p467
アパレル技術の海外戦略 p470
OEM製品としてのニット生地の供給 p476
革新織機による生産性向上 p478
手編毛糸のQR戦略 p484
マーケティング活動 p489
・暮らしの中に生きる東洋紡 「ジーナ」 p496
・東洋紡の日々、あれこれ マレーシア研修生 p498
四 大改革とスリム化した繊維事業 p500
途切れなき紡織工場の操業休止 p500
三つの繊維の終焉 p504
衣料用ナイロン p518
エクスラン事業の動き p522
布帛事業の展開 p538
婦人衣料からの撤退 p541
羊毛事業の新体制 p544
繊維事業の一体化と複合事業所制 p547
五 繊維事業の産業資材へのシフト p555
エアバッグ用基布の技術開発と事業拡大 p555
ポリエステル短繊維の用途転換 p560
スパンボンド事業の拡張と再編成 p565
ダイニーマ事業の基盤確立 p570
スーパー繊維事業の拡充 p573
活性炭素繊維(AC)の機能強化 p578
六 太い柱となったフィルム事業 p584
汎用品から特殊品への事業構成の転換 p584
「F&G」の市場拡大 p587
熱収縮フィルム「スペースクリーン」 p591
透明蒸着バリアフィルム「エコシアール」 p595
合成紙「クリスパー」 p597
「コスモシャイン」の大躍進 p599
高いポテンシャルをもつフィルム商品の開発 p603
・暮らしの中に生きる東洋紡 液晶テレビになくてはならない「コスモシャイン」 p609
・東洋紡の日々、あれこれ 「F&G」フィルム草創期の営業活動 野菜包装の革命を起こす! p611
七 用途拡大する高機能樹脂 p613
「バイロン」の新用途開拓 p613
自動車市場における当社エンプラの浸透 p618
ペットボトルの需要拡大と競争激化 p624
エンプラ加工品の事業化 p628
印刷材料技術開発の苦闘 p631
アクリル繊維・樹脂事業の再構築 p635
市場に翻弄された電子材料・回路事業 p641
・暮らしの中に生きる東洋紡 スマートフォンの至るところに使われている「バイロン」 p648
八 バイオ事業の発展と独自の道を目指す医薬事業 p650
敦賀バイオ工場の誕生 p650
大きく育つバイオ事業 p653
t-PA特許係争と医薬再構築計画 p659
・暮らしの中に生きる東洋紡 糖尿病患者の検査時の苦痛を解決した優れもの「血糖センサー用酵素」 p663
九 膜事業の飛躍と医療用具事業 p665
大型案件の受注 p665
透析膜の世界市場展開 p670
医療用具事業 p675
一〇 研究、知的財産、生産技術関連の活動 p682
研究所の組織変遷 p682
知財戦略 p686
技術部門と技術輸出 p690
ポリマー生産の展開 p694
調達・物流改革とその成果 p698
東洋紡システムクリエート設立 p704
・暮らしの中に生きる東洋紡 「GS触媒」 p711
・東洋紡の日々、あれこれ p714
「東洋紡みらいの森」 p714
防災訓練と出初め式 p715
一一 会計ビッグバンとグループ経営強化 p718
グループ経営 p718
赤字セグメント・赤字会社の解消 p729
ノンコア事業売却 p740
新会社設立〈国内、海外〉 p743
会社法制定と株式 p752
連結会計制度の導入 p757
退職給付会計基準 p761
・東洋紡の日々、あれこれ 東洋紡ブラジル社、ユサ社 五〇周年創立式典 p764
一二 労務管理をめぐって p767
事業構造改善における労働組合と雇用問題(その二) p767
シニア社員制度 p780
社員職能制度の深化 p783
厚生年金基金代行返上 p790
・東洋紡の日々、あれこれ p796
従業員のための学習制度 p796
災害への義援金 p797
産業音楽祭 p798
工場跡地の記念碑 p799
一三 経営成果と資金調達 p802
・東洋紡の日々、あれこれ p821
日経新聞の隅っこで、東洋紡を叫ぶ!~東洋紡企業広告~ p821
Vリーグで初優勝「東洋紡オーキス」 p822
第四章 「二正面作戦」から新たな成長へ 二〇〇七年(平成一九年)~二〇一一年(平成二三年) p825
概要 p826
時代背景 p830
一 経営 p838
トップマネジメントと経営戦略 p838
組織の変遷 p846
二 波乱を乗り越えた化成品事業 p854
大激動の包装用フィルム事業 p854
「コスモシャイン」の史上最大販売 p862
バイロン事業の多様化・グローバル化 p866
エンプラ事業の再編成 p871
転機を迎えた印刷材料事業 p874
新たな成長段階を迎えたAP事業 p877
・暮らしの中に生きる東洋紡 高耐熱性ポリイミドフィルム「ゼノマックス」 p880
三 拡大する産業マテリアル事業 p883
エアバッグ用基布の技術開発とアジア展開 p883
スーパー繊維事業の再編 p885
不織布関連事業における環境変化 p888
AC事業総括部の誕生 p891
・暮らしの中に生きる東洋紡 さまざまな生活シーンに浸透し始めた「ブレスエアー」 p895
四 グローバル展開を目指すライフサイエンス事業 p897
拡大するバイオ市場と診断薬事業の飛躍 p897
医薬工場フル稼働への歩み p901
医薬受託事業拡大に向けて p903
医用膜の進化と新分野への展開 p906
大型化する海水淡水化プラントと現地生産 p909
新たな医療機器への挑戦 p914
・暮らしの中に生きる東洋紡 神経再生誘導チューブ「ナーブリッジ」 p918
五 機能を追求する繊維事業―メーカー型商社の強みを生かす p920
新興産業小史 p920
東洋紡STCの設立 p932
東洋紡STCの組織と業容 p934
衣料用繊維の活躍 p938
富山事業所の強化策 p952
毛紡・毛織生産および関連会社の推移と現況 p959
六 CSR(企業の社会的責任)と時代の変化に即応した活動 p965
CSRへの取り組み p965
コンプライアンス(法令順守) p969
地球環境問題への対応 p974
グリーン物流の取り組みと成果 p979
人事労務分野におけるCSRの取り組み p984
品質管理活動、開発・改善活動、安全活動 p989
内部統制報告制度の導入 p995
原油高騰と原料価格 p999
エネルギー対策 p1004
IR活動と広報活動 p1007
東洋紡百周年記念バイオテクノロジー研究財団と清和会 p1013
・東洋紡の日々、あれこれ p1019
「環境活動」 p1019
地域と企業、互いの発展を目指して p1021
「全国労働衛生週間」 p1023
七 飛躍への布石、強い東洋紡ヘ p1025
東洋化成工業の合併 p1025
東洋化成工業小史 p1026
研究開発の動き p1033
知的財産の管理体制強化 p1041
海外公募増資 p1044
・東洋紡の日々、あれこれ 「海外の最前線を駆けめぐる」 p1049
八 経営成果と資金調達 p1051
現状と展望 p1070
歴史的転換点としての二〇一一年、そして一二年ヘ p1071
事業環境および業績推移 p1071
東日本大震災の影響・対応(二〇一一年三月以降) p1071
海外公募増資(二〇一一年三月) p1073
積極拡大策の実行 p1074
「二〇二〇年ビジョン」の策定(二〇一一年八月着手、一二月社内に発表) p1076
グローバル化推進体制の整備(二〇一二年四月一日) p1081
おわりに p1082
【資料編】 p1086
東洋紡株式会社 定款 p1086
会社の系譜 p1092
歴代役員任期表 p1098
事業所一覧 p1106
技術と製品の関連図 p1118
主な国内関連会社一覧表 p1120
主な海外関連会社一覧表 p1124
国内休止事業所・事務所一覧表 p1128
海外休止事務所一覧表 p1130
財務諸表(貸借対照表・損益計算書) p1132
従業員数の推移 p1164
年表 p1165
索引(人名・会社・事業所) p1222
『東洋紡百三十年史』発刊に寄せて / 相談役 津村準二 p1236
編集後記 p1239
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