王子製紙(株)『王子製紙山林事業史』(1976.06)

"横山隆"が書かれている資料編項目はハイライトされています。

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経営 伐出事業 大正2年度~大正12年 写真、大正二年度、苫小牧分社山林係において、石狩川奥地ならびに沙流川支流糠平川上流に派遣した森林探検隊の出発記念(服装は当時の社給服)、市原孝助、根本弘之、川上某、大町権太郎、類地惣吉、川上与三郎(団長)、坂口寛、平瀬多三郎、波多野忠次、三上春吉、[以下略]//北海道において行なわれた伐出事業(造材、藪出し、大小道付け、中出し及び搬出等)の代表的な作業順((1)~(14))。(1)事業開始以前に伐採箇所の下調査のため、監督員が道なき奥地へ向う渡船風景。(2)山林事業の安全祈願のために、「山の神」として大山神社奉納に取りかかる(大祭12月12日)。(3)杣夫、馬夫、雑役夫の作業種毎に区分して、その収容人員、仕事量に応じて山小屋を設ける。(4)杣夫小屋で、仕事前に道具の手入れにはげむ。(5)伐倒直前のエゾマツ・トドマツ純林。(6)調査木の根株に鋸入れ。(7)伐倒した立木は枝払いの後、定尺をもって玉切り、八方皮剥ぎ作業に入る。(8)―(イ)玉切り丸太は、〓[木+玉]出し運材できる箇所まで藪出し(突落し)集材作業を行なう(傾斜地の場合)。(8)―(ロ)平坦地における藪出し(木寄せ)集材作業。(9)藪出し集材された丸太は〓[木+玉]曳運材され、目的地の集積される。(10)平坦で、ある程度運搬距離のある伐木造材地は降雪前に大道付作業を行ない、降雪を待ってバチ運材またはバチバチ運材の準備に入る。(11)小沢にある程度傾斜勾配のある箇所は、〓[木+玉]曳運材のかわりに丸太を併列して修羅出し作業を行なう。(12)大道付された、やや平坦地をバチ曳運材をもって山土場まで運ぶ。(13)大道付または既設道路上をトラクターに「バチバチ積み丸太」を連繋して運材する。(14)伐出・流送請負人から会社側に原料丸太を受渡しする場合、検収石数をもって作業費が精算されるが、検収員の責任ある検尺方法の確立のため、各自が登録された記号刻印を丸太に打記する。//大正12年、藤原銀次郎社長ほか随員一行は、十勝国美里別事業地管内を視察し、現場員の労をねぎらう。小宮良吉、工藤幸吉(淕別営林区署長)、川上与三郎、岡部長次、藤原銀次郎社長、伊藤正慶、横山隆秀、山本茂郎、高橋栄蔵、松下善太郎、[以下略] 〔写真の部〕20
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