東陶機器(株)『東陶機器七十年史』(1988.05)

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広告宣伝 衛生機器の啓蒙パンフレット『衛生陶器とは何か?』のさし絵 大正7年 絵 巻頭
商品 衛生陶器の魁 写真、絵、初期の国産水洗便器//わが国初の洋風建築・築地ホテル館//東京隧道衛生器具販売及請負業組合//東京・岡村商店のカタログから//先覚者たちがさまざまな汚物処理槽を考案した//わが国における衛生工事の先駆だった大阪・須賀商会の、開設当時の店頭風景//明治・大正期の衛生陶器は、ほとんどが舶来品だった p142
施設 製陶研究所の創設 写真、名古屋駅周辺はまだ田圃が広がり、東海道線の汽車から日本陶器内・製陶研究所がみられた//研究の経過とその成果を記した同製陶研究所の看板//製陶研究所使用の商標//成形作業場//大倉孫兵衛//初代社長・大倉和親//西山主任技師の黒皮の手帳には、当時試作された製品の品番・形状・寸法などが克明に記されている//須賀商会の商品図面カタログ//大正時代に建てられた大阪中央公会堂//同公会堂に納入した当社製の洗面器//製陶研究所の製品置き場 p144
経営 新天地を求めた人びと 写真、九州・小倉に建設された当社工場//創立総会議事録、原始定款、第1回事業報告書、重役会決議録//若き日の百木三郎支配人//建設中の小倉工場//小倉工場の定礎式//アメリカへ向けて初出荷された磁食器//大正5年11月、木造2階建ての社屋が完成//大正6年頃の大阪・浜田商店のカタログ表紙//衛生陶器の啓蒙のために作成されたパンフレット//大正3年完成の木造洋館風の門司駅//大正時代の門司市街の眺望 p146
経営 わが国初のトンネル窯 写真、ドレスラー式トンネル窯第1号をおさめた工場建屋//ドレスラー式トンネル窯第1号の築窯を記念して//大正10年開設の東京出張所//トンネル窯の築窯工事風景//時代を先取りする斬新な洋風建築の社屋が完成//門司の尋常高等小学校の運動会//当社初の英文カタログ//森村商事の輸出用食器カタログ//同カタログに掲載された当社製東南アジア向け陶食器 p148
経営 住まいの近代化始まる 写真、震災後の首都復興を祝って、大参事に見舞われた浅草で盛大に帝都復興祭が催された//地震直後の日比谷交差点付近//震災復興後、三越が募集した改良台所図案の入選作//三越で行なわれたファッションショー//同潤会深川アパート//東京・お茶の水におめみえした“文化アパート”//当時考案された生漆仕上げの鈴木式高等炊事台//昭和3年完成の八重洲ビルと納入洗面器 p150
経営 良品へのひたむきな努力 写真、当時の工場会議から//硬質和食器売出しのカタログ表紙//東陶型トンネル窯初窯記念の徳利//時代を画した再焼熔化質素地製品//食器画工場で洋風大皿に金筋を引く女子従業員//小便器の流込み成形作業場//昼休みのバンド練習//女性の制服もハイカラで人気の的であった//大阪出張所開設//給水・給湯栓をもつ座浴槽//水切板を取り付けた洗濯流し//工場構内での秋季慰安会//昭和3年、衛生陶器検査規格を初めて制定、6年には工事用図面帳が作製され、さらに総合カタログも充実されていった p152
事業所 茅ヶ崎工場の開設 写真、昭和9年頃の小倉工場全景//名古屋出張所//国会議事堂に納入した当社商品//磁食器の施釉作業//機械ロクロを使った食器成形作業//下水道布設の効果を訴えたポスター//着色衛生陶器の発売記念絵はがき//昭和14年のカタログから//茅ヶ崎分工場が完成//小倉工場を視察される東伏見宮妃殿下ご一行//ホーロー浴槽の取扱い開始//東京下水道告示地域向けに“汲取禁止令”の発令を知らせるパンフレット//第一生命ビルが皇居のお濠端に完成//同ビルの壁面総大理石の化粧室に納入した当社最高級の商品 p154
経営 戦時体制の下で 写真.戦地の将兵に慰問品を発送//戦時スローガンがかかげられた小倉・勝山橋//やがて、国防色の国民服と戦闘帽姿での作業風景が普通となった//学生服は木綿から混紡、さらにスフ(人造絹糸)に変わり、陶製のボタンが胸を飾った//陶製電灯ソケット“コクサクレヤ”を製造//出征が決まった従業員と同僚との記念撮影//ガスマスクをつけて防空訓練//木炭バスを待つ長い行列//東陶女子塾を開設//昭和19年6月16日、北九州は空襲に見舞われた p156
生産 焦土からの生産再開 写真、博多埠頭にたどりついた引揚者//焼け跡の整理をする女生徒たち//かつて軍都小倉のシンボルであった陸軍造兵廠も、戦後は占領軍の司令部となった//東京出張所の復興地鎮祭//博多の街を走る満員電車//ワシントンハイツ納入の当社陶製浴槽//昭和23年9月、第1次争議につづき、90日間におよぶ大争議となった//昭和21年、水栓金具の自製を開始//組立工場と機械工場//水栓金具は20年代から作業環境の改善や標準化も進み、女子従業員の職場進出も目立つようになった//本社社屋で、電話交換手として働く女性たち//昭和27年、ビルブームのなかで竣工した日活国際会館//同会館は、内部の設備面でも数々の新機軸が取り入れられた//空からみる東京・丸ノ内界隈//「三越暮しの展覧会―新時代の台所」//本社・小倉工場の初荷出発風景//改善提案活動開始//初期の社内報「陶友」//初の社外報「東陶ニュース」創刊//宣伝パンフレット「陶製文化風呂」 p158
経営 高度成長時代の幕開け 写真、国際見本市で当社商品を視察される天皇・皇后両陛下//大規模団地が出現//東京タワー完成//プラスチック便座の生産開始//わが国初のプレハブ住宅//発売当時のプラスチック浴槽カタログ//新型浴槽“ホームペット”発表会//東京・高島屋に展示された当社製世界一の大皿//日本住宅公団初期の標準設計間取図//水洗化普及のためのパンフレット//33年大流行したフラフープもプラスチック製 p162
経営 急速な需要の拡大 写真、念願の本社新社屋も完成//水栓金具を検査する女子従業員//東京・虎ノ門に竣工した東洋陶器ビル//衛生陶器の第3の拠点として建設された滋賀工場//若戸大橋が完成//ホテルニューオータニ完成//同ホテル納入のユニットバスルーム//ホテルニューオータニにユニットバスルーム1044室を搬入//東京オリンピックの記念ポスター//当社商品にも英語のネーミングが登場//第18回オリンピック東京大会開催 p164
経営 住設機器の総合メーカーへ 写真、“東洋陶器”から“東陶機器”へ//ホーローバスの生産開始//ホーローバスに次いで洗面化粧台の生産開始//TOTO銀座パビリオン完成//洗面化粧台、ホーローバスの広告//衛生陶器も従来の労働集約的な生産から、成形工程を中心に省力化が進んだ//日本万国博覧会//住空間を演出するカラー時代が到来//衛生陶器のカラー時代を告げるキャンペーン広告//小倉第二工場 p166
経営 多様化時代に応える 写真、創立70周年記念式典//全国縦断展示即売会を実施し、不況打開に懸命に取組んだ//スルヤTOTOインドネシアの設立//西ドイツ・ブルトハウブ社と提携//大ヒットしたウォシュレット広告//TOTO Overseas Group総会開催//創立70周年を記念し新社旗制定//相次ぐヒット商品、シャンプードレッサー発売//「アクア・ヒューマニア87」開催 p168
事業所 TOTO銀座パビリオンの夜景 写真 p349
役員 歴代社長 写真、初代社長 大倉和親、二代社長 百木三郎、三代社長 森村茂樹、四代社長 永瀬善一、五代社長 江副孫右衛門、六代社長 鮎川武雄、七代社長 杉原周一、八代社長 黒河隼人、九代社長 山田勝次、十代社長 白川宏、現社長 古賀義根 p350
事業所 本社・支社 写真 p352
設備 工場・研究所 写真 p355
関係会社 生産関係会社 写真 p358
技術 研究・開発 写真 p359
生産 生産活動 写真 p360
販売 販売・物流 写真 p364
商品 商品 写真 p366
海外事業 海外活動 写真 p372
役員 役員任期一覧 大6(1917)5.15~昭和63年2月25日現在 表、就任年月日、退任年月日、会長、社長、副社長、専務取締役、常務取締役、取締役、監査役、相談役、氏名 p373
定款 東洋陶器株式会社 原始定款 大正6年5月15日 p377
定款 東陶機器株式会社 現行定款 p379
財務・業績 資本金の推移 大正6年5月15日~昭和62年11月30日 表、年月日、資本金、増加資本金、摘要 p382
財務・業績 資本金の推移 大正6~昭和62 図、年、資本金、公称資本金 p384
財務・業績 売上高・利益の推移 大正6年5月~昭和62年11月 表、期、年度、期間、売上高(年)、売上高(半期)、国内、海外、利益 p386
財務・業績 売上高・利益の推移 大正6年~昭和62年 図、年、売上高、利益 p389
組織 従業員数の推移 大正6年度~昭和62年度 表、年度、男子、女子、計 p392
組織 従業員数の推移 大正6年度~昭和62年度 図、年度、男子、女子 p393
財務・業績、株主 株式数・株主数・配当金 大正6年5月~昭和62年11月 表、期、期間、株式数、株主数、配当金 p394
財務・業績、株主 株式の所有者別分布 昭和62年11月30日現在 表、所有者別分布、株主数、構成比、株式数、構成比 p396
財務・業績、株主 株式の所有数別分布 昭和62年11月30日現在 表、所有数別分布、株主数、構成比、株式数、構成比 p396
財務・業績、株主 大株主一覧 昭和62年11月30日現在 表、株主名、持株数、持株比率 p396
財務・業績、株主 株式の地域別分布 昭和62年11月30日現在 地図、都道府県名、株主数、構成比、株式数、構成比 p397
財務・業績 貸借対照表 昭和62年11月30日現在 表、資産の部{流動資産(現金及び預金、受取手形、売掛金、有価証券、自己株式、製品、半製品及び仕掛品、原材料、貯蔵品、短期貸付金、未収入金、その他の流動資産、貸倒引当金)、固定資産(有形固定資産(建物、構築物、窯、機械装置、車両及び運搬具、工具・器具・備品、土地、建設仮勘定)、(無形固定資産(施設利用権、その他の無形固定資産)、投資等(投資有価証券、子会社株式、長期貸付金、差入保証金、長期預金、その他の投資、貸倒引当金))、合計}、負債の部{流動負債(支払手形、買掛金、未払金、未払法人税等、未払事業税等、未払賞与、未払費用、前受金、預り金、従業員預り金)、固定負債(転換社債、退職給与引当金)、負債合計}、資本の部{資本金、法定準備金(資本準備金、利益準備金)、剰余金(価格変動準備金、海外投資等損失準備金、特別償却準備金、圧縮記帳積立金、当期末処分利益、当期利益)、資本合計、合計} p398
財務・業績 損益計算書 自昭和61年12月1日~至昭和62年11月30日 表、経常損益の部{営業損益の部(営業収益(売上高)、営業費用(売上原価、販売費及び一般管理費)、営業利益)、営業外損益の部(営業外収益(受取利息及び配当金、雑収入)、営業外費用(支払利息及び割引料、転換社債発行費用、雑損失)、経常利益)}、特別損益の部{特別損失(役員退職慰労引当金繰入額)、税引前当期利益、法人税等、当期利益、前期繰越利益、中間配当額、中間配当に伴う利益準備金積立額、当期未処分利益、子会社に対する売上高、仕入高} p399
財務・業績 利益処分(第121期) 昭和62年度 表、当期未処分利益、価格変動準備金取崩額、海外投資損失準備金取崩額、特別償却準備金取崩額、圧縮記帳積立金取崩額、合計、これを次のとおり処分いたします。(利益準備金、株主配当金、役員賞与金、海外投資等損失準備金、特別償却準備金、別途積立金、次期繰越利益) p399
財務・業績 品目別売上構成の推移 大正6年、大正15年、昭和10年、昭和20年、昭和30年、昭和40年、昭和50年、昭和60年、昭和62年 図、年、売上高、衛生陶器、水栓金具、住設機器、衛生設備用付属品、食器、その他 p400
組織 業務組織票 昭和62年11月30日現在 組織図 p401
労働組合 歴代労働組合本部三役 昭和31年4月1日~昭和62年11月30日現在 図、任期年、中央執行委員長、副中央執行委員長、書記長、氏名 p403
組織 事業所一覧 表、事業所、所在地、TELEPHONE p404
製品 主要商品 表、区分、主要商品 p406
関係会社 主要関連会社(国内) 表、社名・本社所在地、目的 p407
関係会社 主要関連会社(海外) 表、社名・本社所在地、目的 p409
沿革 年表 明治6年(1873年)5月1日~昭和62年(1987年)11月 表、年月日、当社関連事項、一般事項 p410
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