収録社史一覧

業種"電力" 社史一覧 全64件中20件 21件〜40件目を表示

並び替え
表示切替
表示件数
会社名 業種 社史タイトル(出版年) 会社沿革と社史メモ
四国電力(株) 電力 『四国地方電気事業史 : 経済社会の発展を通じて』(1984.09) 明治以降農林水産業に加え製紙業や製塩業なども発展していた四国には、1895年(明28)徳島県で最初に電灯が灯り、以降4県それぞれに電気事業が普及していった。大正期に徳島県は三重合同電気(のち東邦電力徳島支店)、香川県は四国水力電気、愛媛県は伊予鉄道電気、高知県は県営電気と土佐電気、そして新居浜の住友共同電力が電気事業を集中して行うようになる。それらは戦時下の電力国家管理により日本発送電と四国配電に統合される。戦後1951年(昭26)に再編成で四国電力が発足し、経済成長と共に電気事業も発展する。この電気事業史は研究者の執筆で、まず電気事業の「再編成以降」を置き、その後「再編成以前」という構成。四国電力発足以降の年表と主要参考文献を付している。
四国配電(株) 電力 『四国配電十年史』(1953.05) 1941年(昭16)配電統制令により、高知県、土佐電気、伊予鉄道電気、四国水力電気、東邦電力が電気供給事業設備を出資して四国配電が設立。本店は新居浜、後松山に移る。戦災により設備に多くの被害を受けるが全社をあげて復旧に努める。戦後復興事業に邁進するも電気事業再編成により1951年(昭26)解散、事業は同年発足の四国電力に引き継がれる。10年史は総説、経理、営業、工務、労務、四国の電気事業の各編からなり、附録に年表ほかの資料を収載。巻頭には60頁に及ぶ写真を載せている。
大日本電力(株) 電力 『大日本電力二十年史』(1940.07) 1887年(明20)静岡創業の富士製紙は1908年(明41)北海道進出、王子製紙苫小牧工場の支笏湖水力による電力確保に刺戟を受け、1918年(大7)日本初のダム式発電所を北海道石狩川水系空知川に完成した。製紙事業不振の折からより発展性のある電気事業への進出を計画し、電気部が1919年(大8)に分離独立、富士電気となる。30以上の同業会社を併合しつつ、津軽海峡を越えて秋田地方、郡山水戸地方へと進出、それにつれて社名も北海道電灯、大日本電力と変遷。20年史は本編に関係会社小誌として帝国電力、京王電気軌道、北海道合同電気、旭瓦斯の概要を掲載。[1942年(昭17)北海道配電に統合され、1951年(昭26)北海道電力となる]
中国電力(株) 電力 『中国地方電気事業史』(1974.12) 中国地方では1888年(明21)から岡山紡績始め各紡績会社が自家発電によって電灯を使用開始。初の電気事業は1894年(明27)設立の岡山電灯で、その後渋沢栄一の関わった広島水力電気ほか数多くの事業者が現れた。これらが次第に統合され、さらに時代の要請に基づいて行なわれた電力国家管理、電力再編成の過程を経て、1951年(昭26)に日本発送電中国支社と中国配電の合併により中国電力が設立される。中国地方電気事業史は研究者の執筆で、第1編は中国地方における電気事業の全過程の歩みを産業史的に記し、第2編は中国電力設立後の推移について経営史的に記述、第3編は資料編。
中国電力(株) 電力 『中国電力50年史 : あなたとともに、地球とともに』(2001.11)
中国配電(株) 電力 『中国配電株式会社十年史』(1953.12) 中国地方5県の90近い電気事業者は政策により山口県、出雲電気、山陽配電、広島電気の4業者に統合されていた。1942年(昭17)配電統制令に基づき4者は合同し中国配電が設立される。終戦後電力需要は一時激減したが、復興が進み業績は向上。1951年(昭26)電気事業再編成令により、日本発送電中国支社と中国配電が合併し中国電力を設立。10年史は中国配電の設立から解散までの歩みを部署ごとにまとめ、写真・図表を多く採り入れている。広島の原爆被害および復旧状況も写真とともに掲載し、巻末には座談会記事・歴代役員の回顧録がある。
中部電力(株) 電力 『中部電力10年史』(1961.11) 第二次大戦後の電気事業再編成に際し元東邦電力社長松永安左ヱ門(まつなが・やすざえもん、1875-1971)は、日本発送電と各配電会社を解散し全国9地区に独立採算制の会社設立を提案。最終的にその案に沿った形が実施され、中部地区では日本発送電東海支店と中部配電を再編成し1951年(昭26)中部電力(株)が発足。発電から配電までを一貫経営する会社として中部地方の電源開発を推進し発展する。10年史は社内の執筆で総説編、総務編、営業編、技術編からなり、巻末に表索引付。文章のつくり方は同社編「文書のつくり方訓練シート集」によると凡例にあり。
中部電力(株) 電力 『中部電力20年史』(1971.11)
中部電力(株) 電力 『中部電力40年史』(1991.10)
中部電力(株) 電力 『中部地方電気事業史. 上巻』(1995.03) 中部地方初の電灯会社として1889年(明22)名古屋電灯が開業、1922年(大11)東邦電力がこれを引きつぎ、300以上の事業者を合併し業容拡大しながら20年間にわたり事業活動を展開。1942年(昭17)からは国家管理体制のもと、中部配電が戦中戦後の10年間を供給してきた。1951年(昭和26)電力再編成によって中部電力が発足。この電気事業史は、上巻が名古屋電灯の創業から中部配電の解散まで、下巻が中部電力発足から1992年(平4)3月までの期間を対象としている。研究者の執筆で、中部地方の詳細な電気事業沿革図(電気事業者索引付)と巻末索引付。
中部電力(株) 電力 『中部地方電気事業史. 下巻』(1995.03) 『中部地方電気事業史. 上巻』(社史ID:13730)の下巻
中部電力(株) 電力 『時の遺産 : 中部地方電気事業史料目録集』(2001.10) 1995年(平7)刊の『中部地方電気事業史』編纂時に収集した各種史料を紹介するため、中部電力創立50周年記念事業の一環として編纂した目録集。2分冊の構成で、前編[本編]は明治初期から2001年(平13)までの電気事業の足跡、福沢桃介(ふくざわ・ももすけ、1868-1938)・松永安左衛門(まつなが・やすざえもん、1875-1971)ほか中部地方電気事業の人物史、写真や図を用いた発電所設備などの紹介からなる。後編[付編]は石碑・書画・文献など13,000件に及ぶ電気事業の関連史料について、史料名・所有者・所在地などを種類ごとに一覧表にしている。
中部電力(株) 電力 『[時の遺産] : 中部地方電気事業史料目録集. 付・目録』(2001.10) 『時の遺産 : 中部地方電気事業史料目録集』(社史ID:13750)の付編
中部電力(株) 電力 『中部電力50年史』(2001.10) 第二次大戦後の電気事業再編成で1951年中部電力(株)が発足。中部地方の電源開発の多様化を進め、高度経済成長を支え石油危機を乗り越え発展する。地域活性化にも積極的に取り組む。50年史は社内の執筆で写真、本文、資料、年表からなり、本文は要約である「創立からの40年の概観」と、トピックごとの17章に詳述された「この10年のあゆみ」で構成されている。写真は技術関連のものに加え地域社会の伝統文化等も含む。既刊の10年史、20年史、30年史、40年史のうち10年史以外は同様の構成。用字用語は同社の「文章の作成基準」によると凡例にあり。
中部配電(株) 電力 『中部配電社史』(1954.12)
東京電灯(株) 電力 『東京電灯株式会社開業五十年史』(1936.08) 明治初期工部大学校の英国人教師及び学生は海外雑誌などから電灯の実用性を知り、実業家に電気事業創設を提案。1882年矢嶋作郎、大倉喜八郎らは東京電灯会社の設立を出願。翌年許可され1886年一般営業を開始、東京に火力発電所を建設して1888年電力供給を始める。渋沢栄一は設立に際し尽力し、1888-1891年に役員を務める。50年史は設立からの沿革、現況、資料編から成り、写真・図表を数多く掲載している。[1942年配電統制令に基づき甲府電力、富士電力、日立電力とともに新設合併し、関東配電を設立。]
東京電力(株) 電力 『東京電力三十年史』(1983.03) 全体の1/4は1883年東京電灯の開業から戦後電気事業が再編成されるまでの前史。本史は1951年創立の東京電力(株)の30年史。付録として関東地方の電気事業の生成、発展の過程を都県別にまとめた沿革図付。
東京電力(株) 電力 『東電自分史 : 東電マンの体験談集. 補遺』(1998.09) 1988年から史料調査活動として社員・OBから収集した体験談をまとめ、1994~98年にかけて10集まで刊行された「東電自分史」の補遺。10集までの目次全113篇も掲載されている。補遺には3篇収録。
東京電力(株) 電力 『関東の電気事業と東京電力 : 電気事業の創始から東京電力50年への軌跡. [本編]』(2002.03) 前半2/3は1886年開業の東京電灯に始まる我が国(関東)の電気事業史。1900年代初頭に東京では東京電灯、東京市電気局、日本電灯の3者による熾烈な需要家獲得競争が展開し、1914年渋沢栄一らの斡旋により事業統一交渉をするが決裂。その後日本電灯と合併した東京電灯は、1924年から他の電力会社各社と電力供給をめぐる電力戦を展開。栄一は1888-1891年東京電灯の役員。後半が戦後1951年発足の東京電力史。本編+資料編で合計5Kgの大作。
東京電力(株) 電力 『関東の電気事業と東京電力 : 電気事業の創始から東京電力50年への軌跡. 資料編』(2002.03) 『関東の電気事業と東京電力 : 電気事業の創始から東京電力50年への軌跡. [本編]』(社史ID:13820)の資料編
表示件数
PAGE TOP