(株)第一銀行『第一銀行史. 下巻』(1958.07)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治9年(1876) - 【渋沢栄一】東京府瓦斯局事務長。養育院事務長。深川福住町(現在の東京都江東区永代)に転居。〔36歳〕 渋沢関係略年譜
8月25日 改正国立銀行条例により依然第一国立銀行の名称を以て営業することを許可せらる 第一国立銀行時代//当行
9月18日 渋沢頭取は清国借款方式等につき政府に建策す 第一国立銀行時代//当行
9月26日 外国人貸付、短期日貸付、当座貸越延滞料等につき法定利息制限年一割を越えて取立つることを許可さる 第一国立銀行時代//当行
9月26日 改正国立銀行条例による開業免状下附せらる 第一国立銀行時代//当行
10月1日 改正国立銀行条例による営業開始 第一国立銀行時代//当行
10月 清国招商局、わが政府に汽船購入資金の借入を求め来り、当行その折衝に当るも調わず 第一国立銀行時代//当行
12月1日 東京第三国立銀行開業免許 第一国立銀行時代//一般
12月 陸羽地方の米穀荷為替の取扱を開始し、仙台及び石巻に出張所を置く 第一国立銀行時代//当行
12月 渋沢頭取品川白煉瓦製造所設立に努力す 第一国立銀行時代//当行
- この年銀価下落をつづけ金銀比価は一対一七・八となる 第一国立銀行時代//一般
明治10年(1877) - 【渋沢栄一】択善会創立(後に東京銀行集会所・会長)。王子西ヶ原に別荘を建てはじめる。〔37歳〕 渋沢関係略年譜
1月30日 西南の役起る(九月二十五日平定) 第一国立銀行時代//一般
1月 郵便貯金利子年五分に引上 第一国立銀行時代//一般
2月 渋沢頭取は政府の命を受けて清国に赴き、同国政府借款に調印せしも、後清国これを破棄し、また招商局借款の折衝を行うも調わず 第一国立銀行時代//当行
2月 福島第六、高知第七及び豊橋第八国立銀行設立 第一国立銀行時代//一般
3月 三井物産会社と共同出資して上海に同社支店を設け、これとの共同経営を計画せしも政府の容るるところとならず 第一国立銀行時代//当行
3月 足尾鉱山を古河に払下げらる 第一国立銀行時代//一般
3月 山梨第十国立銀行設立 第一国立銀行時代//一般
5月28日 海上受合業(海上保険業)を案出し、本支店間荷為替の物品を限り実施す、わが国海上保険の嚆矢なり 第一国立銀行時代//当行
5月 銀行受合状(荷為替信用状)の業を設け売買品受合営業規則を定む 第一国立銀行時代//当行
5月 割引手形の方法を案出し延金代価割引及び売掛代価割引の業(商業手形割引)を開く 第一国立銀行時代//当行
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