(株)熊谷組『熊谷組社史』(1968.09)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和39年(1964) - 【竜門社】曖依村荘内の表門、晩香廬、青淵文庫の改修工事を終了する。 渋沢関係略年譜
8月 中国電力株式会社の岡山県新成羽川発電所新設工事(一、五七五、八八五、〇〇〇円)、東京電力株式会社の埼玉県栃本発電所水路一部移設工事のうち第二次水路移設工事ならびに同除却工事(一二〇、六六五、〇〇〇円)、新潟県の新潟新競馬場スタンド構内建築工事(二八五、四三八、〇〇〇円)、都興業株式会社の神田橋第一ビル新築工事(五一九、九三八、〇〇〇円)、デンカ石油化学工業株式会社の千葉工場新築工事(二一六、二八三、〇〇〇円)、東京出版販売株式会社の本社新築第一期工事(二六九、一三四、〇〇〇円)、法務省の昭和三十九年度松江刑務所第二期新営工事(一三三、〇〇七、〇〇〇円)などを請負った。 [当社]
9月21日 東京支店の櫛田由美彦労務課長は、東京労働基準局から同局安全指導を兼務就任の辞令を受けた。伝達式は日本工業倶楽部で行なわれた。 [当社]
9月27日 東京支店の名村次長は平和国土計画会議ソ連視察団の一員として、ソ連ならびに欧州各国の建設状況を視察中であったが、四十日間の視察を終え帰国した。 [当社]
9月28日 八木取締役はアジアおよび西太平洋建設業者国際連盟第五回大会に、日本代表団の一員として韓国に赴いた(十月六日帰国)。 [当社]
9月 東京都の足立区千住八千代大川町間新荒川横断配水本管用隧道築造工事(三一二、三七〇、〇〇〇円)、帝都高速度交通営団の五号線(東西線)洲崎工区土木工事(一、九一二、二三四、〇〇〇円)、名古屋市の高速度鉄道(市営地下鉄)矢場町工区新設工事(三二三、〇六〇、〇〇〇円)、三重県の伊坂貯水池新設工事(六三〇、三八七、〇〇〇円)三菱金属鉱業株式会社の宮城県玉山発電所新設工事(一二五、二五三、〇〇〇円)、日本電信電話公社の東京都牛込電話局新築工事(四六五、九五〇、〇〇〇円)、恵通商事株式会社の神奈川県吉浜臨海マンション新築工事(二七一、〇〇〇、〇〇〇円)、東海電気工業株式会社の同本社新築工事(二四九、九九二、〇〇〇円)、千代田土地建物株式会社のカスヤビル新設工事(三二三、一六三、〇〇〇円)、日本プレスセグメント株式会社の埼玉県東松山工場建設工事(三二四、〇〇〇、〇〇〇円)、日本化薬株式会社の同社開発部岩鼻単身者宿舎およびアパート新築工事(一三〇、九三八、〇〇〇円)などを請負った。 [当社]
10月1日 東海道新幹線営業開始。 [一般]
10月10日 オリンピック東京大会開会。 [一般]
10月 電気化学工業株式会社の新潟県原石山工事(一九八、七三八、〇〇〇円)、山形県の高坂ダム建設工事(四三一、〇九五、〇〇〇円)、愛知県労働者住宅生活協同組合の金山センタービル建設工事(二六六、二五〇、〇〇〇円)、寿峰産業株式会社のコープ赤坂ハイツ新築工事(三二八、二六〇、〇〇〇円)、国家公務員共済組合連合会の合同宿舎鳴海住宅新築工事(一二六、〇〇〇、〇〇〇円)、丸善石油化学株式会社の同社五井宮前社宅新築工事(一五三、六五七、〇〇〇円)などを請負った。 [当社]
11月1日 就業規則を一部改訂し実施した。 [当社]
11月18日 八木取締役、加倉井副参事、岩松精社員は、タイ国における入札工事調査のためバンコクに赴いた。 [当社]
11月28日 取締役会で役員の異動ならびに一部支店の機構改正が行なわれた。代表取締役会長に牧田副社長、副社長に時岡専務取締役、専務取締役に加納、井関、堀井の三常務取締役、常務取締役に勝元、泉、牧田の三取締役がそれぞれ就任し、今村、熊谷両監査役は新たに取締役に、西崎、八木両取締役は監査役となった。牧田常務は名古屋から本社に転勤し、毛利取締役が再び名古屋支店長となった。 [当社]
11月 東京都の東雲ポンプ所建設その一工事(一二六、五〇〇、〇〇〇円)、東京都住宅公社の多摩川団地整地工事(二四三、五〇〇、〇〇〇円)、日本国有鉄道の上越線北堀之内越後川口間第二工区中山詮道掘削その他工事(四八八、八一六、〇〇〇円)、新発田《しばた》市の同市庁舎新築工事(二三二、一一三、〇〇〇円)などを請負った。 [当社]
12月1日 一部支店の変更に伴う人事異動を発令し、葛岡取締役の大阪支店長を解き東京本社勤務とした。また東京支店を東京土木支店、東京建築支店に分け、熊谷、名村両理事がそれぞれ支店長に就任した。 [当社]
12月15日 未登記支店の登記を行ない、仙台(川瀬正俊)、大阪(泉治郎一)、広島(星野晴彦)、福岡(勝元元)にそれぞれ支店長を置いた。 [当社]
12月21日 八木監査役、渡辺大阪支店次長、田中技術研究所次長および上野社員は、シンガポールの工事応札下準備のため出発した(十二月三十日帰国)。寄神海事工務所長と日本コンベヤーの中村技師が、嘱託としてこれに同行した。 [当社]
12月 水資源開発公団の群馬県ウイングダム新設工事(一七五、六五〇、〇〇〇円)、建設省の三重県小坂トンネルおよび小坂道路新設工事(二一六、六八〇、〇〇〇円)、東京都の朝霞原水連絡増圧ポンプ所築造工事(二〇九、五〇〇、〇〇〇円)、日新製鋼株式会社の日新呉第三主原料ヤード新設工事(四六〇、〇〇〇、〇〇〇円)、香川県の府中ダム建設土事(四〇八、六〇七、〇〇〇円)、日本鉄道建設公団の大支三九第一七号高知県窪江線第五工区その他その一工事(三三五、六九九、〇〇〇円)、東京都の墨田区寺島町二丁目吾嬬町一丁目間配水本管新設工事(一二六、一〇〇、〇〇〇円)、高知県の県立中央病院改築(建築)工事(四五六、九五四、〇〇〇円)富山県新湊市の同市庁舎新築工事(二〇七、六六五、〇〇〇円)、東京都の平井橋梁下部工事(新荒川その四)(一四六、九八〇、〇〇〇円)、自警会の自警会東京警察病院増築工事(三七七、三八一、〇〇〇円)、西宮市の市立体育館新築工事(一二三、八八〇、〇〇〇円)、神奈川県住宅公社の辻堂駅前分譲共同ビル新築工事(一〇六、八四三、〇〇〇円)などを請負った。 [当社]
- 第二十七期受注工事高(昭和三十八年十月一日―翌年九月三十日)//土木 三三、六三一、七六四、〇〇〇円(五三%)//建築 三〇、三二五、〇二四、〇〇〇円(四七%)//計 六三、九五六、七八八、〇〇〇円(一〇〇%) [当社]
昭和40年(1965) - 【竜門社】渋沢栄一伝記資料刊行会、『渋沢栄一伝記資料』第58巻を刊行、解散。引き続き竜門社が刊行する別巻10巻の編集を開始する。 渋沢関係略年譜
1月19日 第二回業務研究発表会が本社会議室で開催され、その席上で三十九年度の店所別社内安全競争の表彰を行なった。優勝の名古屋支店に表彰状ならびに優勝旗が、準優勝の東京土木支店に表彰状が授与された。ついで平素の業務についての研究成果の発表があり、これを主題に討議した。また住宅資金貸付規定の一部改訂、圧気工法による隧道従業員手当の内規改正を一月一日付で実施した。 [当社]
1月 日本鉄道建設公団の福岡県篠栗《ささぐり》線第二工区路盤その他その一工事(六一二、七四六、〇〇〇円)、豊中市の原田下水終末処理場築造工事(三六五、四八二、〇〇〇円)、大阪市の高速電気軌道第四号線自東区法円坂町至東区森之宮西之町間地下線路工事(一、六四七、七二〇、〇〇〇円)、長崎県の県営一般潅漑排水事業雲仙地区別所ダム工事(一六五、〇〇〇、〇〇〇円)、鳥取県の同県西部総合事務所庁舎新築工事(一二〇、四三四、〇〇〇円)、首都圏不燃建築公社の中高層吉祥寺団地新築工事(一四〇、九三〇、〇〇〇円)などを請負った。 [当社]
2月8日 初の全国建築施工者会議を本社会議室で開催、各店所長ならびに担当者が出席して本年の業務打合せを行ない、実行予算の件等について意見を交換した。 [当社]
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