(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和43年(1968) 4月27日 《アリストテレス全集》刊行開始―全17巻。監修:出隆。編集:山本光雄。従来、アリストテレス研究は主として古代哲学・西洋古典学の専門家に委ねられていたため、その主要著作の一部が紹介されるにとどまっていた。本全集は現存するアリストテレスの全著作を邦訳するため、初訳は全34篇のうち18篇に及び、〈万学の祖〉と呼ばれる彼の多面的な業績のすべてが初めて紹介されることとなった。出・山本両氏をはじめとする第一線の研究者諸氏の多年の協力によってようやくこの日本語版全集が完成した。(1973.4.28完結)。 岩波書店
昭和44年(1969) 5月30日 第20回定時株主総会開催―この期の売上高は前期よりやや減少した。これは《広辞苑 第二版》の刊行を次期にひかえ、旧版の出品を計画的に約1年間停止したことが大きな理由である。しかし減収が小幅にとどまったのは、期首に発足した《奈良六大寺大観》《近代日本総合年表》等がひろく迎えられたこと、前期末から継続刊行された《鈴木大拙全集》やこの期出発した《アリストテレス全集》などの好調によるところが大きい。配当1割5分。監査役任期満了につき改選の結果それぞれ重任。 岩波書店
昭和48年(1973) 4月28日 《アリストテレス全集》全17巻完結。(第1回、1968.4.27)。 岩波書店
昭和49年(1974) 10月4日 《プラトン全集》刊行開始―全15巻別巻1。編集:田中美知太郎・藤沢令夫。プラトンの著作は、その大部分が対話篇という独自の形をとっており、対話文学ともいえる文芸性豊かなものである。この原作の香気を伝えるべく訳出につとめた。さらに訳注・解説に加え全巻にわたる索引を付して、専門家ならびに一般読者にとって長く典拠とするに足る全集たることを期した。1968年4月から1973年4月にかけて刊行した《アリストテレス全集》とあわせて、西洋の思想と哲学の二源流である両者の邦訳全集がここに完成することとなった。(1978.1.27完結)。 岩波書店
昭和51年(1976) 4月12日 《アリストテレス全集》第2次刊行開始―全17巻。(1977.8.12完結)。 岩波書店
昭和62年(1987) 10月7日 《アリストテレス全集》第3次予約出版刊行開始―全17巻。(1989年2月完結)。 岩波書店
平成元年(1989) 2月7日 《アリストテレス全集》全17巻、第3次予約出版完結。(第1回1987年10月)。 岩波書店
平成5年(1993) 10月6日 《アリストテレス全集》第4次予約出版刊行開始―全17巻。 岩波書店
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