(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和52年(1977) 7月13日 《芥川竜之介全集》刊行開始―全12巻。編集:吉田精一・中村真一郎・芥川比呂志。1927年7月24日、芥川の死後、氏の遺言によってその年11月、岩波書店は全集8巻の刊行を開始した。その後、1934年10月から《普及版全集》10巻を、1949年10月から《作品集》9巻を、また1954年4月からは《小型版全集》20巻を刊行してきた。今回歿後50年を記念して新版の全集を編むに当って、過去の実績を踏まえながらも、新たな視点から、小説・評論・随筆をあわせて編年順に再編集し、校訂を一新して芥川文学の全体像を明らかにすることに努め、前回までの全集に未収録の資料も収録した。造本は今日稀覯の書とされている第1回菊判全集の風格を再現した。(1978.7.24完結)。 岩波書店
昭和59年(1984) 5月16日 《中村真一郎評論集成》刊行開始―全5冊。西欧の古典文学から中南米の前衛小説、日本の古典文学から明治以降まで、作家と作品への共感にみちた論考の集成。文学の諸形式についての倦むことのない探求心によりさまざまな芸術作品が鋭い批評の対象とされている。本集成は長年にわたる厖大な論考の中から精髄のみを著者みずからの手によって選びだされたものである。(1984.9.17完結)。 岩波書店
平成元年(1989) 11月8日 《岸田国士全集》刊行開始―全28巻。編集:田中千禾夫・中村真一郎・古山高麗雄・矢代静一。編集協力:今村忠純。岸田国士は劇作家・小説家・文明批評家として、昭和の文化界を指導し、同時に新劇界に理論と実践との両面から新生面を拓いた。生誕100年を記念し、業績を戯曲を7巻、小説を11巻、評論随筆を9巻に集大成する。(1992年6月完結)。 岩波書店
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