(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

"二葉亭四迷"が書かれている年表項目はハイライトされています。

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月日 事項 年表種別
昭和12年(1937) 10月15日 《二葉亭四迷全集》刊行開始―全8巻。二葉亭全集はこれ以前にも刊行されていたが、このときはじめて日記・書簡・手帳等未発表のものが編入された。しかし、この刊行中に、日華事変がはじまり、以後検閲が以前に倍して厳しくなったため、アンドレーエフ《血笑記》の如き、名訳として評判の高かったものも、反戦的傾向の故に編入することができなかった。(1938.8.15完結)。 岩波書店
昭和13年(1938) 8月15日 《二葉亭四迷全集》全8巻完結。(第1回、1937.10.15)。 岩波書店
昭和28年(1953) 9月25日 小型版《二葉亭四迷全集》刊行開始―全16巻、別巻1。編集:河野与一・中村光夫。未発表原稿400枚を新たに収録(1954.6.25完結)。//《啄木全集》刊行開始―全16巻、別巻1。編集:斎藤三郎。すでに焼きすてられたと旧友たちにさえ信じられていた日記が、死後30余年を経てはじめてここに発表された。(1954.6.5完結)。//この二つの全集は、全集の普及をめざす新しいこころみとして、共に新書判とした。 岩波書店
昭和29年(1954) 6月25日 小型版《二葉亭四迷全集》全16巻、別巻1完結。(第1回、1953.9.25)。 岩波書店
11月6日 小型版《芥川竜之介全集》刊行開始―全19巻、別巻1。戦後に試みられた新書判の啄木全集・二葉亭四迷全集に続く新書判の全集であった。(1955.8.26完結)。 岩波書店
昭和39年(1964) 9月26日 《二葉亭四迷全集 合巻版》刊行開始―全9巻。編集:河野与一・中村光夫。岩波書店では1937年から四六判8巻の全集を、また戦後、1953年からは新書判16巻別巻1の全集を刊行した。今回の第3回目の編纂に当っては、第2回全集をもとにさらに完璧を期し、原稿用紙300余枚の新資料を加えることが出来た。あわせて編成を改めて全9巻の合巻版とし、二葉亭四迷生誕100年にあたるこの年、刊行を開始した。(1965.5.26完結)。 岩波書店
昭和40年(1965) 5月26日 《二葉亭四迷全集 合巻版》全9巻完結。(第1回、1964.9.26)。 岩波書店
昭和56年(1981) 2月10日 《二葉亭四迷全集》合巻版全9巻を復刊、セット販売。 岩波書店
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