(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和35年(1960) 11月 筑摩書房《世界音楽全集》(全45巻、別巻5)、新潮社《井上靖文庫》(全26巻)、講談社《新水滸伝》(全6巻)、東大出版会《経済学大系》(全8巻)刊行開始。 出版界
昭和44年(1969) 3月19日 第1回三大新潮賞=(日本文学大賞)井上靖《おろしや国酔夢譚》、稲垣足穂《少年愛の美学》、(日本芸術大賞)香月泰男〈シベリヤシリーズ〉、(新潮新人賞)北原亜以子〈ママは知らなかったのよ〉(《新潮》3月号掲載)。 出版界
昭和52年(1977) 12月16日 井上靖《わだつみ》第1~3部を同時刊行。 岩波書店
昭和56年(1981) 6月30日 《井上靖歴史小説集》刊行開始―全11巻。《天平の甍》《楼蘭》《風濤》をはじめ、著者の愛着特に深い歴史小説の精粋を自ら選して11巻とした。舞台は、日本・中国・西域・朝鮮・ロシア・インド・ペルシアとユーラシアの全域に及び、人間の辛酸、事物の変転、民族と国家の興亡が雄勁な筆をもって語られる。著者近年の西域その他の地への旅から、新たな朱筆を加えられた定本であり、装幀は東山魁夷氏によった。(1982.4.30完結)。 岩波書店
7月15日 日本ペンクラブ、教科書に対する政府・政党の介入問題につき会長名(井上靖)による抗議声明。 出版界
昭和57年(1982) 4月30日 《井上靖歴史小説集》全11巻完結。(第1回、1981.6.30)。 岩波書店
平成3年(1991) 1月29日 井上靖氏逝去。 岩波書店
平成4年(1992) 1月9日 《井上靖歴史紀行文集》刊行開始―全4巻。さきに刊行された《井上靖歴史小説集》と対をなし、井上靖の文業の精髄を選び、独自に編んだ文集(1992年4月完結)。 岩波書店
4月10日 《井上靖歴史紀行文集》全4巻完結、(第1回1992年1月)。 岩波書店
5月29日 第43回定時株主総会開催―この期の売上は、前期を26.0%上回った。特筆すべきことは、「広辞苑第四版」の刊行とそれに関わる販売戦略の展開である。営業的に大きな売上を計上するとともに、岩波書店のイメージを広い読者層に強く印象づけることができた。国際環境年に向けての国際共同出版「地球を救え」の刊行と、ナショナル・ジオグラフィック協会との提携による「地球〈発見〉ブックス」(全7巻)を出発させた。この期に発足した主なものは「宮崎市定全集」「寺田寅彦全随筆」「井上靖歴史紀行文集」「遠山茂樹著作集」「阿部昭集」「安岡章太郎随筆集」「幕末御触書集成」である。刊行点数は624点で前期より23点増、重版は300点増え、4033点となった。配当1割2分。//取締役任期満了につき改選の結果、取締役に今井康之新任、緑川亨、杉山文三両取締役が退任、その他重任。取締役会において互選の結果、取締役会長に岩波雄二郎重任。取締役社長に安江良介重任、専務取締役に石崎津義男重任、常務取締役に禰寝尚武新任。 岩波書店
平成5年(1993) 11月5日 第1回井上靖文化賞、受賞小沢征爾。 出版界
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