(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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昭和57年(1982) 1月25日 《河上肇全集》第I期刊行開始―全28巻。監修:末川博。顧問:寿岳文章・天野敬太郎。編集:杉原四郎・大野英二・住谷一彦・平井俊彦・一海知義・松尾尊兊・山之内靖。編集協力:内藤昭子。河上肇は、経済学をとおして日本の社会科学の基礎を築くとともに、時代と深くかかわりながら模索と脱皮を重ねた思想家でもあった。青年期の時論にはじまり、晩年の長編随筆に至る全著作を網羅し、詩歌・日記・書簡を収録する全集の編纂はこれが初めてである。本全集の計画は当初、筑摩書房によって企画されたが、1978年7月、同書房の不幸な事態によって計画は頓挫するかにみえたが、同書房ならびに全集編纂関係者から、この全集計画継続についての強い要請がなされた。岩波書店は本全集刊行の意義を重視して、この申入れを受入れた。以後数年の歳月をかけて資料の新たな蒐集、厳密な校訂作業を編集の諸氏にねがい、ようやく刊行の日を迎えた。(1984.9.28完結)。 岩波書店
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