(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和46年(1971) 11月18日 《現代経済学》刊行開始―全10冊。編集:宇沢弘文・熊谷尚夫・小宮隆太郎・館竜一郎・建元正弘・渡部経彦。現実の経済の動きを的確に捉え、物価や公害や国際通貨体制などの問題を解き明かすためには、経済学の基礎知識をまず学ばねばならない。80回を超える共同討議のすえに成ったこのシリーズは、現代経済学の成果を集約し、整理された形で経済学の理論と応用の基本教材の新しい体系をつくることをめざした。(1973.3.27完結)。 岩波書店
昭和49年(1974) 10月31日 宇沢弘文《自動車の社会的費用》(岩波新書)、岩田久二雄《ハチの生活》(岩波科学の本)、第28回毎日出版文化賞受賞。 岩波書店
昭和58年(1983) 7月9日 創業70年記念公開シンポジウム〈科学技術の開発と新しい社会〉を京都において開催―コンピューター・システムや遺伝子工学のおそるべき発達・開発は、われわれの社会システムにいかなる問題を提起しているだろうか。このテーマを中心に聴講希望者を集めて7月9・10日の2日にわたって京都ホテルで行われた。討論参加者:飯島宗一/長尾真/岡田節人/小出昭一郎/赤木昭夫/下河辺淳/藤沢令夫/伊東光晴の各氏。また、混迷を深める国際秩序の中にあって、日本の生きる道は何か。安全保障・外交・経済政策をめぐって論ずる公開シンポジウム〈日本の生き方と平和問題〉は、7月23・4日の両日、赤坂プリンスホテルで開催。討論参加者は、隅谷三喜男/坂本義和/宮崎勇/宇沢弘文/豊田利幸/上山春平/加藤周一/進藤栄一/大江健三郎の各氏であった。そして今日最も切実な課題をめぐって多彩な討論が行われた二つの公開討論は、12月15日、それぞれのタイトルを冠した単行本として刊行された。 岩波書店
平成元年(1989) 6月6日 岩波講座《転換期における人間》刊行開始―全10巻別巻1。編集:宇沢弘文・河合隼雄・藤沢令夫・渡辺慧。今日置かれている人間の状況を認識し、課題をどう克服すればよいか。この問題に正対してこの講座は自然科学から社会科学、人文科学にわたって、学問の総力をあげて取り組む学際的かつ総合的なプロジェクトである。専門分野を超えて、平易な叙述により一般市民と共通の理解を得ることにつとめた。(1990年5月完結)。 岩波書店
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