(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和43年(1968) 2月13日 《桑原隲蔵全集》刊行開始―全5巻別巻1。編纂:貝塚茂樹・田村実造・宮崎市定・森鹿三・桑原武夫。桑原隲蔵氏は科学的な東洋史学の創始者の一人であり、その厳密な史料批判、精緻な論理構成、明快な事実考証に基づく記念碑的論文のすべてを収めた。(1968.12.25完結)。 岩波書店
平成3年(1991) 10月7日 《宮崎市定全集》刊行開始―全24巻別巻1。編集:佐伯富・島田虔次・岩見宏・礪波護。精細な実証的研究と闊達雄渾な通史叙述により、アジア史を体系的にとらえなおし、世界史的発展のなかに位置づけた宮崎史学の全業績を初めて集大成する。(1994年2月完結)。 岩波書店
平成4年(1992) 5月29日 第43回定時株主総会開催―この期の売上は、前期を26.0%上回った。特筆すべきことは、「広辞苑第四版」の刊行とそれに関わる販売戦略の展開である。営業的に大きな売上を計上するとともに、岩波書店のイメージを広い読者層に強く印象づけることができた。国際環境年に向けての国際共同出版「地球を救え」の刊行と、ナショナル・ジオグラフィック協会との提携による「地球〈発見〉ブックス」(全7巻)を出発させた。この期に発足した主なものは「宮崎市定全集」「寺田寅彦全随筆」「井上靖歴史紀行文集」「遠山茂樹著作集」「阿部昭集」「安岡章太郎随筆集」「幕末御触書集成」である。刊行点数は624点で前期より23点増、重版は300点増え、4033点となった。配当1割2分。//取締役任期満了につき改選の結果、取締役に今井康之新任、緑川亨、杉山文三両取締役が退任、その他重任。取締役会において互選の結果、取締役会長に岩波雄二郎重任。取締役社長に安江良介重任、専務取締役に石崎津義男重任、常務取締役に禰寝尚武新任。 岩波書店
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