(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

"寺田透"が書かれている年表項目はハイライトされています。

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月日 事項 年表種別
昭和49年(1974) 4月1日 小冊子《新選100冊の本―岩波文庫より》作製―新書判56頁、非売品。1961年7月、岩波文庫創刊35年を機に、若い人々の読書の指標たるべく、15人の先生方を選者として既刊書より100点を選ぶことを試み、好評を得たが、その後10数年をへたので、今回改めて100点を選びなおした。新たな選択の結果、前100冊の本の書目のうち54点がいれかわることとなった。選者:内田義彦・大江健三郎・加藤周一・辻邦生・都留重人・鶴見俊輔・寺田透・中野好夫・林達夫・藤沢令夫・益田勝実・松田道雄・丸山真男・湯川秀樹・吉川幸次郎。 岩波書店
昭和50年(1975) 12月1日 岩波講座《文学》刊行開始―全12巻。編集:猪野謙二・大江健三郎・高橋和巳・寺田透・野間宏。この講座の計画は60年代の末頃から始められ、当初から参加されていた高橋和巳氏は、1971年5月3日急逝されたが、氏が講座《文学》に希求された意図は編集委員の方々によって受けつがれ、企画立案の過程で生かされた。人類的な危機すらが予見される現代において、文学の意義を問い直し、文学をとおして時代に内在する思想を捉え、人間性の復権を志向したこの講座は、編集委員の諸氏を中心に180余名の方々が執筆された。(1976.12.10完結)。 岩波書店
昭和56年(1981) 6月25日 《鏡花小説・戯曲選》特装上製版刊行開始―全12巻。編集・解説:寺田透・村松定孝。鏡花の全集は、戦時中、1940年3月から1942年11月にかけて第1次全28巻が刊行され、さらに1973年11月から1976年3月にかけては、補遺1巻を加えて第2次全29巻が刊行された。今回はその全集を再編して、鏡花の小説・戯曲300余篇のなかから名作60篇を選び、伝奇・怪異・芸能・風俗・懐旧・戯曲の6ジャンルに編集した。各巻には寺田・村松両氏による解説が付された。(1982.5.25完結)。 岩波書店
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