(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和49年(1974) 11月12日 岩波講座《現代生物科学》刊行開始―全12巻24分冊。編集:飯島宗一・江橋節郎・太田行人・岡田節人・小関治男・山村雄一・渡辺格。生物学・医学・農学など生物諸科学とりわけ分子生物学の発展には著しいものがある。10年前の1965年11月から1967年3月にかけて岩波講座《現代の生物学》全9巻を刊行したが、こうした生物学の発展の画期に際して、想を新たにしてこの講座は企画された。200人に及ぶ各分野の参画と支援をえて、生物学の今日の到達点と、新たな学問発展の可能性を追究することができた。(1977.9.12完結)。 岩波書店
昭和58年(1983) 7月9日 創業70年記念公開シンポジウム〈科学技術の開発と新しい社会〉を京都において開催―コンピューター・システムや遺伝子工学のおそるべき発達・開発は、われわれの社会システムにいかなる問題を提起しているだろうか。このテーマを中心に聴講希望者を集めて7月9・10日の2日にわたって京都ホテルで行われた。討論参加者:飯島宗一/長尾真/岡田節人/小出昭一郎/赤木昭夫/下河辺淳/藤沢令夫/伊東光晴の各氏。また、混迷を深める国際秩序の中にあって、日本の生きる道は何か。安全保障・外交・経済政策をめぐって論ずる公開シンポジウム〈日本の生き方と平和問題〉は、7月23・4日の両日、赤坂プリンスホテルで開催。討論参加者は、隅谷三喜男/坂本義和/宮崎勇/宇沢弘文/豊田利幸/上山春平/加藤周一/進藤栄一/大江健三郎の各氏であった。そして今日最も切実な課題をめぐって多彩な討論が行われた二つの公開討論は、12月15日、それぞれのタイトルを冠した単行本として刊行された。 岩波書店
平成元年(1989) 7月3日 岩波講座《分子生物科学》刊行開始―全12巻。編集:岡田節人・旭正・内田驍・大沢省三・岡田善雄・香川靖雄・木村資生・本庶佑・松原謙一・御子柴克彦。複雑な生命現象が物質のはたらきとして解明されるまでに変貌をとげた生物科学を統一的・階層的に整理し、重要な研究成果とその意味および展望を解説。二色刷、B5判の大型判で、豊富な図解により、また簡潔なまとめや重要事項を注として付し理解を容易にするようにつとめ、検索の便をはかった。(1991年10月完結)。 岩波書店
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