(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
大正13年(1924) 10月1日 横光利一・川端康成らにより《文芸時代》(金星堂)、誠文堂《子供の科学》創刊。 出版界
昭和8年(1933) 10月1日 里見弴・川端康成らを編集同人とする《文学界》(文化公論社)、阿部知二・舟橋聖一らの後援による《行動》(紀伊国屋出版部)創刊、金原書店《臨牀の日本》、古今書院《地理学》創刊。 出版界
昭和13年(1938) 4月 改造社《川端康成全集》(全9巻)、三笠書房《三笠全書》(全32巻)刊行開始。 出版界
昭和23年(1948) 5月 好学社《久保田万太郎全集》(全18巻)、新潮社《川端康成全集》(全16巻)刊行開始。 出版界
昭和34年(1959) 12月 新潮社《川端康成全集》(全12巻)、河出書房新社《トルストイ全集》(全18巻、別巻1)、偕成社《世界偉人伝全集》(全50巻)、東大出版会《日本産業史大系》(全8巻)刊行開始。 出版界
昭和43年(1968) 10月17日 川端康成、ノーベル文学賞受賞。 内外事情
昭和47年(1972) 4月16日 川端康成、逗子の仕事場でガス自殺。 内外事情
昭和49年(1974) 4月16日 第1回川端康成賞=上林暁〈ブロンズの首〉(短編集《ばあやん》収載)。 出版界
昭和52年(1977) 5月25日 臼井吉見の小説《事故のてんまつ》(《展望》5月号、また単行本として筑摩書房から刊行)に対し、川端康成の遺族は、事実無根の内容と抗議。6月2日、著者と発行元の筑摩書房を相手どって出版・販売の差し止めを求める仮処分申請を東京地裁に出し、さらに7月8日、仮処分では名誉を守れぬとして本訴提起と約5000万円の慰謝料を求める。 出版界
8月16日 《事故のてんまつ》問題、著者の臼井吉見が謝罪の意をあらわし、川端康成の遺族側は本訴を取り下げ、解決。しかし、争点の中心でもあった〈死者の名誉権〉については十分な結着がつかなかった。なお筑摩書房は7月半ば以降単行本の増刷を自主的に中止。 出版界
昭和55年(1980) 2月20日 新潮社《川端康成全集》(全35巻)刊行開始。 出版界
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