(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
大正3年(1914) 6月1日 短歌雑誌《アララギ》第7巻5号より売捌所に加わる。島木赤彦・斎藤茂吉・中村憲吉・平福百穂・古泉千樫氏等アララギ同人と岩波茂雄との友誼にもとづく。 岩波書店
大正15年(1926) 3月27日 島木赤彦氏郷里長野県諏訪にて逝去―斎藤茂吉氏が〈島木赤彦臨終記〉という哀切の文章を雑誌《改造》に書いた。後に《斎藤茂吉全集》に収録。 岩波書店
昭和4年(1929) 11月5日 《赤彦全集》刊行開始―全8巻。編集顧問:岡麓・平福百穂・守屋喜七・三村安治・楜桃沢勘内・三沢精英・矢島音次・伊藤長七・手塚縫蔵・岡村千馬太・両角喜重・田中一造・小尾喜作・藤森省吾・金原省吾・橋本福松・岩波茂雄。編集委員:斎藤茂吉(主任)・藤沢古実・中村憲吉・土屋文明・森山汀川・加納暁・土田耕平・竹尾忠吉・高田浪吉・高木今衛・宇野喜代之介・横山重・結城哀草果。装幀:平福百穂。この全集は菊判の大冊。第1回は3500部作ったが最終回は1700部になった。(1930.10.15完結)。 岩波書店
昭和12年(1937) 10月30日 《中村憲吉全集》刊行開始―全4巻。編集:斎藤茂吉・土屋文明。(1938.10.15完結)。 岩波書店
昭和15年(1940) 5月14日 能勢朝次氏、《能楽源流考》により第30回帝国学士院賞恩賜賞受賞。斎藤茂吉氏、《柿本人麿》により帝国学士院賞受賞。 岩波書店
昭和22年(1947) - 前年より連合軍最高司令部民事検事局命令にもとづき事前検閲を受けた際一部削除された書目には下記のようなものがある//滝沢敬一《フランス通信》、山田勝次郎《米と繭の経済構造》、羽仁五郎《明治維新》、天野貞祐《道理の感覚》、野呂栄太郎《日本資本主義発達史》、斎藤茂吉《つゆじも》、田中耕太郎《教育と権威》、岩波茂雄〈岩波新書刊行の辞〉〈岩波全書刊行の辞〉、福沢諭吉《福翁自伝》、野村吉三郎《米国に使して》、プライス《近代民主政治》、アンデルセン《お話と物語集》、徳冨健次郎《みみずのたはこと》、内村鑑三《後世への最大遺物》、尾崎咢堂《回顧漫録》、小宮豊隆《夏目漱石》、安倍能成《自然・人間・書物》、ベーベル《婦人論》、内田清之助《渡り鳥》、大塚弥之助《山はどうして出来たか》、小倉金之助《日本数学史》ほか数点。 岩波書店
昭和26年(1951) 6月10日 決定版《鴎外全集 著作篇》刊行開始―全33巻、別巻2。編集:木下杢太郎・佐藤春夫・小島政二郎・平野万里・斎藤茂吉・森於菟。医学論文を新たに編纂増補し、さらに戦後発見された逸文〈小倉日記〉その他未発表の新資料を加えた。(1956.2.29完結)。 岩波書店
昭和27年(1952) 4月5日 《図書》4月号特集〈斎藤茂吉号〉発行。 岩波書店
5月7日 《斎藤茂吉全集》刊行開始―全56巻。第1期25巻・第2期31巻。編集:童馬会(柴生田稔・山口茂吉・佐藤佐太郎の3人が専任)。(第1期1954.5.15、第2期1957.7.15完結)。 岩波書店
昭和28年(1953) 2月25日 斎藤茂吉氏逝去。 岩波書店
昭和29年(1954) 5月15日 《斎藤茂吉全集》第1期全25巻完結。(第1回、1952.5.7)。 岩波書店
6月15日 《斎藤茂吉全集》第2期刊行開始―全31巻。第2期の内容は、研究・鑑賞・評釈・評論・手記・日記・書簡等である。(1957.7.15完結)。 岩波書店
昭和32年(1957) 7月15日 《斎藤茂吉全集》第2期、全31巻完結。(第2期、第1回、1954.6.15)。 岩波書店
昭和46年(1971) 11月22日 《鴎外全集》刊行開始―全38巻。編集:木下杢太郎・小島政二郎・斎藤茂吉・佐藤春夫・平野万里・森於菟・沢柳大五郎・佐藤佐太郎。鴎外全集は過去2回にわたって刊行された。その一は〈新輯定版〉として、1936年6月から1939年10月にかけて、《著作篇》22巻・《翻訳篇》13巻を、またその次は〈決定版〉として、1951年6月から1956年2月にかけて、《著作篇》35巻・《翻訳篇》18巻が刊行された。今回の全集は、医事・軍事論文・書簡などの新資料や、ドイツ語論文などを新たに収録するとともに、文芸作品・評論随筆・医事論文の部門では、創作・翻訳の別なく、発表順に配列することとした。判型は菊判とし、文学作品では10ポイント活字を用いた。なお、この年は鴎外の五十回忌にあたっていた。(1975.6.28完結。第2次1986.12.3刊行開始)。 岩波書店
昭和48年(1973) 1月13日 《斎藤茂吉全集》刊行開始―全36巻。編集:童馬会。さきに1952年5月から6年の歳月を費やして《斎藤茂吉全集》全56巻を刊行したが、歿後20年のこの年、再刊することとした。編集は柴生田稔・佐藤佐太郎両氏に委嘱し、新たに旧版を編年にしなおし、新資料を追加し、研究の進展にともなう補訂を施して36巻にまとめた。(1976.7.28完結)。 岩波書店
昭和51年(1976) 7月28日 《斎藤茂吉全集》全36巻完結。(第1回、1973.1.13)。 岩波書店
昭和56年(1981) 1月27日 《斎藤茂吉選集》新書型特装版刊行開始―全20巻。編集・解説:柴生田稔・佐藤佐太郎。今回の選集は、《赤光》以後の17歌集のすべてを7巻に収め、二百数十におよぶ代表的随筆を6巻に、また精選した歌論70余篇を7巻に編成し、新字体を用い、ふりがなを付し、新書判の形をとって親しみやすいものとした。(1982.8.27完結)。 岩波書店
昭和57年(1982) 5月14日 斎藤茂吉《斎藤茂吉全短歌》全4冊、《柿本人麿》全4冊刊―この日、生誕100年にあたり、短歌作品の全部と柿本人麿研究を全集から選び、それぞれ特装愛蔵版として、限定950部を刊行した。 岩波書店
8月27日 《斎藤茂吉選集》全20巻完結。(第1回、1981.1.27)。 岩波書店
11月25日 《中村憲吉全集》予約限定復刊―全4巻。編輯:斎藤茂吉・土屋文明。本全集は1937年から1938年10月にかけて刊行されたもので、このたび40余年ぶりに再刊された。全4巻同時発売。 岩波書店
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