(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和30年(1955) 3月1日 《古典を読もう》発行―文庫判。(装幀岩波文庫に同じ)。70頁、非売品。岩波文庫の会会員その他に進呈。執筆者:野間宏・亀井勝一郎・梅原竜三郎・吉田洋一。座談会〈最近の読書界の傾向〉その他。 岩波書店
昭和48年(1973) 5月18日 《志賀直哉全集》刊行開始―全14巻別巻1。編纂:武者小路実篤・里見弴・梅原竜三郎・滝井孝作・谷川徹三・尾崎一雄・網野菊・阿川弘之・紅野敏郎。さきの全集は、著者の生前1955年6月から1956年2月にかけて刊行され、新書型普及版の形式にもかかわらず、未発表の日記その他を収録して、当時多くの読者に迎えられた。著者の歿後初めて編纂される今回の全集は、さきの全集刊行後に発表された小品のほかに、別巻〈志賀直哉宛書簡〉を含めておよそ全巻の三分の一におよぶ新資料を加え、判型を菊判とした。(1974.12.10完結)。 岩波書店
昭和54年(1979) 3月23日 《岸田劉生全集》刊行開始―全10巻。監修:梅原竜三郎・谷川徹三・脇村義太郎・土方定一。編集:岡畏三郎・東珠樹・匠秀夫・富山秀男・岸田鶴之助。劉生は画業ばかりでなく文筆でも優れた作品を残した。歿後50年を記念したこの全集には、彼が生前に発表した詩・小説・感想・評論のすべてを発表順に配列するとともに、日記については、原本の存在するものは原本に拠り、著者自筆の挿絵もすべて収めた。初期日記・大正10年日記・大正14~昭和4年の日記断片は、今回初めて刊行された。(1980.1.23完結)。 岩波書店
昭和55年(1980) 3月18日 《岸田劉生画集》刊―責任編集:梅原竜三郎・谷川徹三・脇村義太郎・土方定一。編集:嘉門安雄・匠秀夫・富山秀男・浅野徹・小池賢博。劉生歿後50年を記念してこの画集は編纂された。彼が〈本職〉と自負した油彩画の紹介を骨子としながらも、水彩画・日本画の傑作を加えた。画題別に彼の画業の歩みをたどり、代表作麗子・於松像の全作品を収録したほか、別冊には油彩作品目録等の基礎資料を集成して、劉生画業の全容を伝える決定版たることを期した。この刊行を記念して3月17日から3月22日まで、日本橋丸善において〈劉生の絵と資料展〉を行った。限定番号入950部は発売即日売切れとなった。 岩波書店
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