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年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
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昭和28年(1953) | 11月21日 | 岩波講座《文学》刊行開始―全8巻。編集:伊藤整・猪野謙二・桑原武夫・西郷信綱・竹内好・中野好夫・野間宏。文学に関する在来の講座は、文芸学と文学史の知識を要約して、文芸の諸型態・各国文学史・時代別流派別の解説・作家論・作品論等を提供するのが普通であったが、この講座では、とくに戦後の日本の社会とこれからの文学との関係に焦点をおき、新たな国民文学の創造を要望しつつ、問題をそこから取り出し、その解答を探究する形で編集が行われた。戦後の激変した社会生活の中で、青年の自己解放の要求が文学に新たな表現を求めていた際であったためか、この講座も広汎な読者から迎えられ、大きな売行きを示した。(1954.6.30完結)。 | 岩波書店 |
昭和29年(1954) | 11月29日 | 岩波講座《文学の創造と鑑賞》刊行開始―全5巻。編集:伊藤整・猪野謙二・桑原武夫・国分一太郎・西郷信綱・竹内好・中野好夫・野間宏。さきの講座《文学》のあとを受け、文学を職業的作家や文学者から解放して民衆のものとすることを標榜して試みられた講座。内容は、内外文学の古典的な作品の鑑賞・さまざまな形の文章表現・創作方法や創作体験の解説を中心として文学教育にまで及んだ。(1955.3.30完結)。 | 岩波書店 |
昭和31年(1956) | 5月5日 | 《魯迅選集》刊行開始―全12巻、別巻1。編集:増田渉・松枝茂夫・竹内好。魯迅の全作品と重要な評論の大部分、日記・書簡の注目すべきものを収め、実質は全集に近く、収録された著作には、本邦初訳のものが少なくない。(1956.11.22完結)。 | 岩波書店 |
昭和35年(1960) | 5月21日 | 都立大学竹内好教授、安保強行採決に抗議辞職。30日、鶴見俊輔東京工大助教授も辞職。 | 内外事情 |
昭和39年(1964) | 2月26日 | 《魯迅選集 改訂版》刊行開始―全13巻。編集・翻訳:増田渉・松枝茂夫・竹内好。魯迅歿後20年にあたる1956年から、3氏の編集・翻訳になる《魯迅選集》全12巻別巻1を刊行したが、完結後8年を経て、魯迅の思想と文学に対する読者の要望は大きく、それに応えて再刊することとなった。再刊にあたっては、中国で完成された人民文学出版社刊《魯迅選集》所収の新資料・新註のほか、内外の魯迅研究の成果を参照して及ぶ限りの補正を試み、特に第11巻以下に評論及び書簡を多数増補し、全13巻として編成を改めた。毎月2冊刊行。(1964.8.26完結)。 | 岩波書店 |
昭和55年(1980) | 9月10日 | 筑摩書房《竹内好全集》(全17巻)刊行開始。 | 出版界 |
昭和61年(1986) | - | ・人事 3.19 任 出版部副部長 竹内好春 6.1 任 経理部長 徳大寺孝雄 7.1 兼任 出版部長 禰寝尚武 11.1 任 辞典部副部長 大塚一夫 | 岩波書店 |
昭和63年(1988) | 11月2日 | 《カセットできく学芸諸家―岩波文化講演会から―》第2集、井上光貞 古代日本と朝鮮/桑原武夫 世界の中の日本文化/竹内好 魯迅を読む/遠山啓 数学とこれからの社会/中野重治 漱石について/中野好夫 このごろ思うこと/林達夫 三つのドン・ファン/湯川秀樹 世界の構造と変化/吉川幸次郎 江戸儒学私見/我妻栄 夫婦の財産、発行。 | 岩波書店 |
平成4年(1992) | - | ・人事 2.10 任 総務部長 佐藤永生 総務部副部長 臼井幸夫 校正部副部長 長谷部文夫 辞典部副部長 宮坂英朋 4.1 任 出版部第2部長 竹内好春 | 岩波書店 |
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