(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和62年(1987) 1月22日 新潮社、〈カセットブックシリーズ〉を発売(井伏鱒二・太宰治・山本周五郎・向田邦子・筒井康隆の作品朗読)。4月徳間書店・中央公論社、以後岩波書店・講談社・世界文化社・EPICソニーなど続く。6月には情報誌《テープ塾》(ダン)が創刊。紀伊国屋書店など常設カセットコーナーを設けるなどブームとなる。(年末までに約30社、文芸・ビジネス・宗教・歴史など広い分野にわたる200余点、25億円を出荷)。 出版界
平成2年(1990) 6月20日 筒井康隆がすすめる《短篇小説傑作9》岩波新書・岩波文庫ジョイントフェアを全国協力書店で開催。 岩波書店
- *筒井(康隆)ブーム。〈文学部唯野教授〉(〈文学部唯野教授のサブ・テキスト〉)〈短編小説講義〉〈ロートレック荘事件〉、既刊書の文庫本を含めて話題となる。 出版界
平成4年(1992) 10月 《広辞苑 第四版》の広告に対して 1. 毎日広告デザイン賞 2. 広告電通賞(新聞広告教養。娯楽部門) 3. 広告電通賞(ボスター広告電通賞〈大賞〉) 4. JR東日本ポスターグランプリ(車内ポスター部門優秀賞〈私の広辞苑広告筒井康隆〉) 5. 新聞広告賞広告主企画部門 6. 日本広告主協会広告賞TV-CM部門最高賞をそれぞれ受賞。 岩波書店
平成5年(1993) 7月13日 日本てんかん協会、角川書店発行の高校教科書《国語I》('94年用。検定済)に収載の筒井康隆〈無人警察〉につき〈てんかん〉に対し差別助長と判断。削除を求めると声明。角川書店、教材差替えを拒否。9月6日、筒井、〈ことば狩り〉に抗議するとして断筆を宣言。 出版界
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