(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和49年(1974) 11月18日 《大内兵衛著作集》刊行開始―全12巻。編集:有沢広巳・脇村義太郎・鈴木鴻一郎・武田隆夫。大内氏は、財政学者としてのみならず、世界経済・日本経済の現状分析をする経済学者として、はたまた人物評伝や、学問論の巧みなエッセイストとして、健筆を揮われ、その対象とする領域はきわめて多様であった。この著作集にはそれぞれの分野の精粋をあますところなく収めて、著作の全容を明らかにした。また戦前、出版活動に対する禁圧のため、上・中巻を刊行しながら公刊を果たし得なかった《財政学大綱》下巻をこのたび収載した。(1975.11.18完結)。 岩波書店
昭和54年(1979) 3月23日 《岸田劉生全集》刊行開始―全10巻。監修:梅原竜三郎・谷川徹三・脇村義太郎・土方定一。編集:岡畏三郎・東珠樹・匠秀夫・富山秀男・岸田鶴之助。劉生は画業ばかりでなく文筆でも優れた作品を残した。歿後50年を記念したこの全集には、彼が生前に発表した詩・小説・感想・評論のすべてを発表順に配列するとともに、日記については、原本の存在するものは原本に拠り、著者自筆の挿絵もすべて収めた。初期日記・大正10年日記・大正14~昭和4年の日記断片は、今回初めて刊行された。(1980.1.23完結)。 岩波書店
昭和55年(1980) 3月18日 《岸田劉生画集》刊―責任編集:梅原竜三郎・谷川徹三・脇村義太郎・土方定一。編集:嘉門安雄・匠秀夫・富山秀男・浅野徹・小池賢博。劉生歿後50年を記念してこの画集は編纂された。彼が〈本職〉と自負した油彩画の紹介を骨子としながらも、水彩画・日本画の傑作を加えた。画題別に彼の画業の歩みをたどり、代表作麗子・於松像の全作品を収録したほか、別冊には油彩作品目録等の基礎資料を集成して、劉生画業の全容を伝える決定版たることを期した。この刊行を記念して3月17日から3月22日まで、日本橋丸善において〈劉生の絵と資料展〉を行った。限定番号入950部は発売即日売切れとなった。 岩波書店
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