(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

"谷崎潤一郎"が書かれている年表項目はハイライトされています。

表示切替
月日 事項 年表種別
大正6年(1917) 5月 谷崎潤一郎《人魚の嘆き》(春陽堂刊)挿絵2枚のため発禁。安部磯雄《欧州社会党の現状》(泰山堂刊)発禁。(発禁増加)。 出版界
昭和2年(1927) 11月30日 《芥川竜之介全集》刊行開始―全8巻。編集同人:小穴隆一・谷崎潤一郎・恒藤恭・室生犀星・宇野浩二・久保田万太郎・久米正雄・小島政二郎・佐藤春夫・佐佐木茂索・菊池寛。装幀:小穴隆一(1929.2.28完結)。 岩波書店
昭和5年(1930) 4月 改造社《谷崎潤一郎全集》(全12巻)、日本評論社《現代政治学全集》(全18巻、13巻で中断)、新潮社《新興芸術派叢書》(全24巻)、平凡社《世界家庭文学全集》(全15巻)刊行開始。 出版界
昭和14年(1939) 1月 中央公論社《源氏物語》(谷崎潤一郎訳、全26巻)刊行開始。1月24日、日比谷公会堂でこの刊行記念文芸講演会を開催。 出版界
昭和15年(1940) 3月30日 《鏡花全集》刊行開始―全28巻。編纂委員:鏑木清方・水上竜太郎・小村雪岱・久保田万太郎・佐藤春夫・里見弴・谷崎潤一郎・寺木定芳・浜野英二。(1942.11.30完結)。 岩波書店
昭和18年(1943) 1月 《中央公論》1月号に谷崎潤一郎〈細雪〉、島崎藤村〈東方の門〉連載開始。(〈細雪〉は戦時中好ましからぬ作品として3月号で連載禁止処分を受け、〈東方の門〉は10月号分で藤村の絶筆となる)。 出版界
昭和26年(1951) 5月 谷崎潤一郎《新訳源氏物語》(中央公論社、全12巻)、河出書房《宮本百合子全集》(全15巻)刊行開始。 出版界
昭和27年(1952) 4月 谷崎潤一郎《細雪》のフランス語版(訳者:片岡美智)、プロン社から出版。 出版界
昭和32年(1957) 12月 中央公論社《谷崎潤一郎全集》(全30巻)刊行開始。 出版界
昭和40年(1965) 9月26日 第1回谷崎潤一郎賞=小島信夫《抱擁家族》。 出版界
10月18日 中央公論社、創業80周年記念祝賀会と第1回谷崎潤一郎賞授賞式(東京・ホテルオークラ)を開催。また《中央公論社の八十年》《婦人公論の五十年》を刊行。 出版界
昭和41年(1966) 11月15日 中央公論社《谷崎潤一郎全集》(全28巻)刊行開始。 出版界
昭和48年(1973) 11月2日 《鏡花全集》第2次刊行開始―全29巻。編纂:鏑木清方・水上滝太郎・小村雪岱・久保田万太郎・佐藤春夫・里見弴・谷崎潤一郎・寺木定芳・浜野英二・村松定孝。鏡花歿後、1940年3月から1942年11月にかけて、全集28巻を刊行したが、その後30余年を経て今日に至った。たまたま本年11月4日は鏡花生誕100年にあたり、これを機に前回の全集では収載し得なかった反戦的作品、〈琵琶伝〉〈海城発電〉などのほか、新発見の資料を収録した《補遺》1巻を立て、あわせてその後の研究の進展による補訂を全巻にわたって施し、全29巻として再刊することとなった。(1976.3.26完結。第3次1986.9.3刊行開始)。 岩波書店
平成2年(1990) 7月10日 《文学》1990夏特集〈谷崎潤一郎―語りからテーマへ〉発行。 岩波書店
PAGE TOP