(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

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月日 事項 年表種別
昭和47年(1972) 4月12日 岩波講座《現代物理学の基礎》刊行開始―全12巻。監修:湯川秀樹。編集:井上健・大沢文夫・片山泰久・久保亮五・高木修二・寺本英・戸田盛和・豊田利幸・中嶋貞雄・早川幸男・林忠四郎・松原武生・丸森寿夫。さきに1954年10月からは、岩波講座《現代物理学》全12巻追補1を、1958年4月からは同じく岩波講座《現代物理学》第2版全14巻を刊行したが、以来10余年を経て、研究の進歩発展はきわめて大きく、わが国学界の研究蓄積は今後の発展の礎石となるべきシリーズを編集し得る状況に達した。このたびの講座は、湯川氏の指導のもとに、編集・執筆に第一線の研究者32氏の参加を得、3年余の準備作業を経て刊行の運びとなった。(1975.3.12完結)。 岩波書店
昭和53年(1978) 1月25日 岩波講座《現代物理学の基礎第2版》刊行開始―全11巻。監修:湯川秀樹。編集:大沢文夫・片山泰久・久保亮五・高木修二・寺本英・戸田盛和・豊田利幸・中嶋貞雄・早川幸男・林忠四郎・松原武生・丸森寿夫。本講座の第1版は、1972年4月から1975年3月にかけて全12巻が刊行された。以来5年余、この間物理学の各分野には重要な発展がみられ、それらを第1版に加え、併せて第1版の不備を補うこととした。今回の第2版では、殆どの巻に増補改訂を加えたほか、特に量子力学については、前回の3巻構成を2巻に改編して、その第1巻は全面的に新稿にもとづくものとなった。第1版は予約であったが、第1版の読者に補充入手出来るよう、分売とした。(1978.12.22完結)。 岩波書店
昭和58年(1983) 7月9日 創業70年記念公開シンポジウム〈科学技術の開発と新しい社会〉を京都において開催―コンピューター・システムや遺伝子工学のおそるべき発達・開発は、われわれの社会システムにいかなる問題を提起しているだろうか。このテーマを中心に聴講希望者を集めて7月9・10日の2日にわたって京都ホテルで行われた。討論参加者:飯島宗一/長尾真/岡田節人/小出昭一郎/赤木昭夫/下河辺淳/藤沢令夫/伊東光晴の各氏。また、混迷を深める国際秩序の中にあって、日本の生きる道は何か。安全保障・外交・経済政策をめぐって論ずる公開シンポジウム〈日本の生き方と平和問題〉は、7月23・4日の両日、赤坂プリンスホテルで開催。討論参加者は、隅谷三喜男/坂本義和/宮崎勇/宇沢弘文/豊田利幸/上山春平/加藤周一/進藤栄一/大江健三郎の各氏であった。そして今日最も切実な課題をめぐって多彩な討論が行われた二つの公開討論は、12月15日、それぞれのタイトルを冠した単行本として刊行された。 岩波書店
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