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清水建設(株)『清水建設二百年. 生産編』(2003.11)
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目次項目
ページ
第1章 作事から請負へ 近世における町場大工の自立 文化元年~安政5年(1804年~1858年)
p2
第1節 初代清水喜助の開業と江戸の建築世界
p2
1-1 大工修行と地縁
p2
1-2 職人の町、江戸・神田
p3
1-3 江戸・神田で大工業開業
p4
第2節 近世建築界の発展と変容
p8
2-1 江戸後期における建築従業者
p8
2-2 木割、雛形、規矩術の公開
p10
2-3 積算技術の確立
p12
2-4 幕府の職人政策と仲間制
p13
2-5 作事方の衰退と町場大工の台頭
p15
第3節 初代清水喜助の生産組織
p17
3-1 清水屋の確立
p17
3-2 国名拝受の意義
p18
3-3 横浜への出店
p19
3-4 江戸と横浜の組織体制
p20
第4節 近世大工棟梁としての生産技術
p21
4-1 彫物大工の飛躍性
p21
4-2 高田八幡宮随身門の建築的特徴
p22
第5節 特徴あるプロジェクト
p24
高田八幡宮随身門
p24
戸部村外国奉行所
p25
第2章 近世建築からの飛躍 擬洋風建築の創造 安政6年~明治13年(1859年~1880年)
p30
第1節 開化の時代と二代清水喜助
p30
1-1 擬洋風建築の成立
p30
1-2 擬洋風の始まりとしての「築地ホテル館」
p31
1-3 「第一国立銀行」における近世と西洋
p34
1-4 大幅な設計変更
p38
1-5 文明開化から近代へ
p40
第2節 棟梁から建築家の時代へ
p44
2-1 棟梁・職人世界の変化
p44
2-2 地方欧化政策による擬洋風建築の台頭
p45
2-3 請負業の発展への下地
p48
2-4 殖産政策としての建築教育
p49
2-5 煉瓦造建築と洋式技術の浸透
p51
第3節 個人から組織的請負業へ
p53
3-1 請負形成期の生産組織
p53
第4節 技術を生みだす出会いと創意
p55
4-1 築地ホテル館にみる二代喜助の創意
p55
4-2 築地ホテル館の設備にみる新技術
p57
4-3 はじめての大規模土木請負
p59
第5節 特徴あるプロジェクト
p61
三囲稲荷内社殿
p61
築地ホテル館
p62
第一国立銀行(三井組ハウス)
p62
為替バンク三井組
p63
清水方横浜店
p64
渋沢邸
p64
第3章 近代的請負体制への出発 請負業と建築家の誕生 明治14年~大正3年(1881年~1914年)
p68
第1節 設計施工の史的役割
p68
1-1 つなぎ役としての設計領域
p68
1-2 「製図場」から設計部へ
p71
1-3 岡本〓[壮+金]太郎と設備設計
p72
1-4 森村銀行の記録にみる設計施工体制
p74
1-5 設計活動の盛り上がりと独立化の検討
p77
第2節 新しい建設生産組織への展開
p79
2-1 近代的請負体制の始点
p79
2-2 中堅技術者の養成
p80
2-3 一時代を画した明治煉瓦造建築
p81
2-4 耐震構造化への時代
p83
2-5 近代的上水道の敷設
p86
第3節 近代的請負体制への転換
p88
3-1 技術長制度の制定
p88
3-2 生産組織の改革
p90
3-3 設計組織の確立
p92
3-4 自社生産設備への投資
p93
3-5 朝鮮・台湾への進出
p95
第4節 近代的建設技術の摂取と展開
p96
4-1 技師長の洋行と新技術導入
p96
4-2 施工への建設機械の導入
p97
4-3 鉄筋コンクリート造建築の導入
p98
4-4 横浜と東京での水道工事に参画
p99
第5節 特徴あるプロジェクト
p100
横浜税関事務所
p100
英吉利法律学校・東京英語学校教場及事務所
p101
鐘淵紡績工場(第一工場)
p102
平安神宮
p102
日本女子大学講堂兼図書室(現・成瀬記念講堂)及教育部校舎
p103
渋沢倉庫
p104
第一銀行本店
p105
丸善本店
p106
第4章 近代的請負体制の成立 激動期における生産組織の改革と技術革新 大正4年~昭和11年(1915年~1936年)
p108
第1節 社内、社外から進められた近代化
p108
1-1 建築生産の急展開
p108
1-2 第一生命保険本館(相互館)と内山熊八郎
p109
1-3 日本の近代建築を主導した佐野理論
p111
1-4 帝都復興への対応
p112
1-5 昭和初期における生産組織の大改革
p116
1-6 大型ダム、矢作水力泰阜発電所工事
p118
第2節 建築生産近代化の基盤整備
p119
2-1 経済の激動と資本の集中
p119
2-2 都市計画法と市街地建築物法の制定
p122
2-3 米国式設計施工法の隆盛と衰退
p124
2-4 近代化の要としての規格化・標準化
p126
2-5 震災復興
p126
2-6 大規模土木工事の台頭
p129
第3節 伝統と近代の混沌からの脱出
p131
3-1 設計組織の変遷
p131
3-2 建築生産施設の整備
p133
3-3 工事の高度化と量的拡大に対する組織対応
p135
3-4 土木部創設と本格的土木工事への足がかり
p136
3-5 戦前の海外生産活動
p137
第4節 質的変化をみせた施工技術
p138
4-1 震災復興への対応と新技術の摂取
p138
4-2 緒についた機械化施工
p140
4-3 基礎工法、地下工法の変遷
p142
4-4 土木部初の大型工事施工
p145
4-5 矢作水力泰阜発電所建設における技術的対応
p147
第5節 特徴あるプロジェクト
p149
誠之堂(第一銀行清和園記念館)
p149
横浜開港記念会館
p150
大阪市中央公会堂(中之島公会堂)
p150
第一生命保険本館(相互館)
p151
東京会館
p151
増上寺大殿
p152
芝浦日之出桟橋
p153
ホテルニューグランド
p153
交詢社
p154
第一銀行本店
p154
白木屋本店
p155
服部時計店ビルディング
p156
聖路加国際病院
p157
内務省庁舎
p157
日本銀行増築第二期・第三期
p158
第5章 建設近代化の停滞 戦時下の活動と次代への接続 昭和12年~昭和20年(1937年~1945年)
p160
第1節 次代につながる戦時下生産活動
p160
1-1 日比谷「第一生命保険本館」の建設
p160
1-2 戦時下の外地進出
p164
1-3 戦時下での技術開発
p166
第2節 戦時体制下の建設産業
p170
2-1 日中戦争から太平洋戦争へ
p170
2-2 アジアへの進出
p173
2-3 国をあげての代用技術への取り組み
p175
第3節 非常時の請負体制
p177
3-1 軍事施設施工に特化した生産組織
p177
3-2 技術研究所の萌芽
p177
第4節 節約重視の生産技術
p178
4-1 鋼材の節約で注目されたフラッシュバット式電気溶接
p178
4-2 施工法の工夫
p180
4-3 戦時下における技術情報の提供
p182
第5節 特徴あるプロジェクト
p184
安治川河底隧道
p184
東京女子大学講堂及食堂(会堂)礼拝堂
p185
読売新聞社
p186
台湾高雄駅
p187
国策パルプ工業旭川工場
p187
第6章 復活へのあゆみ 米国技術との遭遇 昭和21年~昭和29年(1946年~1954年)
p190
第1節 米国から学んだ契約、施工管理、機械化
p190
1-1 進駐軍工事と契約慣行の違い
p190
1-2 沖縄で遭遇した米国建設技術
p192
1-3 梱包工事と工業化
p195
1-4 黒又川第一発電所建設への挑戦
p197
第2節 戦後復興と建設業の再生
p200
2-1 GHQ指令下での建設業近代化
p200
2-2 戦後建設行政の変革
p204
第3節 生産体制の復活と再編
p207
3-1 生産機構の再編
p207
3-2 研究体制の整備
p208
3-3 社員教育研修会の開講
p209
3-4 災害防止活動の推進
p210
3-5 兼喜会の復活
p211
第4節 新しい建設技術の採用
p211
4-1 欧米調査から学んだこと
p211
4-2 日本初の民間テレビ放送局の設計施工
p213
4-3 設計技術のパキスタン進出
p215
4-4 はじめての高層打ち放しコンクリート外壁
p215
4-5 鉄骨の全溶接を採用した日本相互銀行本店
p216
4-6 本格的機械化施工の始まり
p217
4-7 鋼製仮設材の普及
p219
4-8 移動曳家技術の展開
p220
第5節 特徴あるプロジェクト
p220
八丈島神湊港岸壁
p220
歌舞伎座改修
p221
新丸ノ内ビルヂング
p222
東京都豊洲石炭埠頭
p223
丸善本店
p223
世界平和記念聖堂
p224
東急会館増築
p225
国際電信電話東京局舎
p226
行徳可動堰
p226
第7章 総合建設業への変革 急成長を支えた生産組織と技術革新 昭和30年~昭和47年(1955年~1972年)
p230
第1節 総合建設業への発展
p230
1-1 大規模・多様化した建設市場
p230
1-2 臨海コンビナートの建設
p230
1-3 国家プロジェクトへの挑戦
p233
1-4 超高層建築への挑戦
p238
第2節 拡大する建設需要と技術開発の進展
p241
2-1 ビル建築の急増から超高層ビルの時代へ
p241
2-2 工業化工法と量産住宅
p244
2-3 設備分離発注とJV工事の増加
p244
2-4 社会資本の拡大と蓄積
p245
第3節 総合建設業としての生産組織の確立
p249
3-1 “組織の清水”といわれる大幅な職制改革
p249
3-2 設計機能の拡充にともなう組織強化
p254
3-3 設備部門の強化
p257
3-4 土木生産組織の拡充
p258
3-5 新分野進出への体制整備
p258
3-6 分野別技術教育の継続
p262
3-7 取引業者の指導育成
p263
3-8 全社的安全管理体制の確立
p264
第4節 成長を支えた生産技術の革新
p265
4-1 基礎工法、地下工法の技術開発
p265
4-2 鉄筋コンクリート造の技術開発
p271
4-3 鉄骨接合技術の確立と主要材料の国産化
p273
4-4 工業化工法の普及
p273
4-5 スライディングフォーム工法の開発
p277
4-6 大空間建築と先組みリフトアップ工法
p278
4-7 建設機械の進展
p278
4-8 鋼製仮設材料の開発
p279
4-9 設備技術の進展
p280
4-10 造船ドッグおよび桟橋・岸壁建造の進展
p282
4-11 シールド技術の開発
p284
4-12 土地造成のソフト開発
p285
第5節 特徴あるプロジェクト
p286
浅草寺本堂
p286
国際文化会館
p286
東急文化会館
p287
第一ホテル新館
p288
東京文化会館
p289
東洋工業東京支社
p290
マツダビル(東芝ビル)
p290
早川電機工業栃木工場
p291
東名高速道路「岡崎第2工区」「由比西工区」
p292
日本鋼管津造船所造船ドック
p292
山陽新幹線「須磨工区」
p293
主要工事
p293
第8章 多角的知識集約集団へ 総合力の結集によるEC化、国際化の推進 昭和48年~平成2年(1973年~1990年)
p298
第1節 知識集約産業への変革
p298
1-1 EC化、国際化からTQC、SPRING計画へ
p298
1-2 ECという総合化
p300
1-3 エンジニアリング力の拡充
p302
1-4 海外市場でのターンキー受注
p309
1-5 バブル景気への対応
p311
第2節 変容する建設産業
p314
2-1 知識集約化への業態転換
p314
2-2 環境問題と省エネルギー
p315
2-3 建設労働者・熟練工不足
p316
2-4 土木技術の集大成、本四連絡橋の着工
p317
第3節 変化する環境への対応
p318
3-1 多様なニーズにこたえる研究開発の強化
p318
3-2 品質重視の生産組織
p321
3-3 建築・土木事業の組織拡充
p326
3-4 海外建設事業の展開
p327
3-5 生産現場の変革
p329
3-6 生産組織の外注化と分社化
p333
3-7 取引業者育成と安全対策
p335
3-8 社会的要請の高い環境対策
p337
第4節 差別化をめざす攻めの技術開発
p338
4-1 大規模土木工事における高度技術の開発
p338
4-2 コンピュータによる設計技術の進展
p343
4-3 多方面で構築される業務支援システム
p346
4-4 エンジニアリング技術の強化
p348
4-5 大規模建築の施工技術
p350
4-6 施工の情報化・工業化の進展
p355
4-7 建設ロボットの開発
p357
4-8 時代の要請にこたえる省エネ設備技術
p359
4-9 新しい構工法への挑戦
p360
4-10 土木生産技術の開発
p364
第5節 特徴あるプロジェクト
p369
迎賓館改修(JV)
p369
石崎無線中継所
p370
サンシャインシティプリンスホテル
p370
警視庁本部庁舎(JV)
p371
東大寺金堂(大仏殿)昭和大修理
p371
第一勧業銀行本店(JV)
p372
スーパーシッズ(SUPER C.I.D.S.BB-44)(JV)
p372
三郷浄水場第一、第三号
p373
慶応義塾大学病院新病棟(JV)
p374
シンガポールHDBプロジェクト
p374
スカイシティー南砂マンション
p375
広島市現代美術館(JV)
p375
日本コンベンションセンター(幕張メッセ)(JV)
p376
グリーンドーム前橋(JV)
p376
本四連絡橋来島海峡大橋下部工
p377
主要工事
p377
第9章 建築生産システムの革新 競争力強化と顧客価値創造 平成3年~平成15年(1991年~2003年)
p382
第1節 “良いものを安くつくる”に向けての大競争時代
p382
1-1 変わる建設生産の仕組み
p382
1-2 建設生産システムの改革
p382
1-3 街のランドマークの保存と再生
p390
第2節 変革期を迎えた建設業
p397
2-1 建設投資の減少と業界構造の変容
p397
2-2 建設コストの縮減と発注方式の多様化
p399
2-3 品質の維持・向上、性能確保のための法改正
p399
2-4 環境問題への対応
p401
2-5 建設業のIT活用
p403
2-6 阪神・淡路大震災後の調査・分析と復旧工事
p405
2-7 リニューアル工事の増大
p406
2-8 コンストラクションマネジメントの台頭
p407
2-9 大手3社による共同研究開発
p407
第3節 新しい生産体制をめざして
p408
3-1 事業組織の統合・再編
p408
3-2 生産システムの改革活動
p410
3-3 情報化推進から情報活用へ
p415
3-4 新QA活動と品質マネジメントシステムの構築
p418
3-5 環境問題と環境マネジメントシステムの構築
p420
3-6 ライフサイクルパートナー事業の展開
p422
3-7 海外事業組織の再編
p424
3-8 生産系の人材開発
p428
3-9 計画設計・開発設計業務への領域拡大
p429
3-10 ソリューション機能の拡大強化
p430
3-11 取引業者育成計画と安全管理水準の向上
p433
第4節 技術力で勝ち抜く開発競争時代
p434
4-1 新しい生産方式につながる構工法の開発
p434
4-2 自動化施工の開発と適用
p436
4-3 シミズ新生産システムの展開
p439
4-4 電力・エネルギー施設の設計・施工技術開発
p441
4-5 環境エンジニアリングの進展
p443
4-6 省資源・省エネルギー技術の開発
p447
4-7 設備技術の新分野
p451
4-8 免震、制振の耐震技術
p453
4-9 RC造超高層集合住宅と高強度コンクリート
p456
4-10 シールド工法のコスト縮減技術
p457
4-11 土木リニューアル技術
p459
4-12 大規模造成工事における合理化施工システム
p459
第5節 特徴あるプロジェクト
p461
シーバンス(SEAVANS)(JV)
p461
ハウステンボス(ホテルヨーロッパ、ホテルデンハーグ、ユトレヒト街、ゲストハウス他)(JV)
p462
兼松ビルディング
p463
第二阪奈トンネル換気用中央立杭(JV)
p464
東京国際展示場(東京ビッグサイト)東展示場(JV)
p464
シンガポール「リパブリックプラザ」
p465
順天堂医院本館
p466
マレーシア・シンガポール第2連絡橋
p467
東京湾アクアライン木更津人工島(海ほたる)、川崎トンネル浮島南工区(JV)
p467
穴八幡宮随神門
p468
味の素新研究棟
p469
金山南ビル(JV)
p470
山王パークタワー(JV)
p471
今井川地下調節池
p472
東京ドームホテル(JV)
p473
幕張SH-1超高層A棟
p473
慶応義塾大学日吉新研究室棟(来往舎)
p474
HDBセンター
p475
泉ガーデンタワー
p476
大阪市中央公会堂保存・再生(JV)
p477
横浜港大さん橋国際客船ターミナル(第一工区)(JV)
p478
鎌倉女子大学大船キャンパス(JV)
p479
日本テレビ放送網新社屋(JV)
p480
シャープAVC液晶事業本部・モバイル液晶事業本部
p481
シャープ亀山生産本部
p482
主要工事
p483
主要工事
p489
技術のあゆみ
p527
主な受賞一覧
p542
BCS賞
p542
BELCA賞
p548
土木学会賞
p549
参考文献
p550
索引
p552
索引リスト