(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正5年(1916) - 【渋沢栄一】海外植民学校顧問。日米関係委員会創立・常務委員。第一銀行の頭取等を辞め実業界を引退。理化学研究所創立委員長。喜寿記念として第一銀行が玉川清和園に記念館誠之堂建設。渋沢栄一述『論語と算盤』(東亜堂書房)刊行。〔76歳〕【竜門社】青淵先生の喜寿祝賀会開催し、記念品として林泰輔編『論語年譜』を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
5月5日 国史講習会(のちの雄山閣)創業(長坂金雄)。 出版界
5月24日 三浦梧楼の斡旋で加藤・原・犬養3党首会談開かれ、6月6日、外交・国防にかんする覚書を発表。 内外事情
5月29日 インド詩人タゴール来日。(1924年6月再び来日)。 内外事情
5月 吉野作造主筆《東方時論》(東方時論社)創刊。 出版界
5月 新潮社《文章倶楽部》創刊。(1929年4月《文学時代》の創刊と共に廃刊)。 出版界
6月6日 中国大総統袁世凱歿。 内外事情
6月8日 黎元洪、中国大総統に就任。 内外事情
6月15日 藤原千尋入店。(後経理部長)。 岩波書店
6月19日 日本、中国南北両勢力に和協を非公式勧告。 内外事情
6月25日 ポアンカレ《科学の価値》刊―新カント学派認識論が当時の哲学の主流になるとともに、この書をはじめとするポアンカレの科学論が相次いで翻訳紹介され、大きな反響を呼んだ。 岩波書店
6月 フローベル《ボワリー夫人》(中村星湖訳、早大出版部刊)、有島生馬《南欧の日》(新潮社刊)発禁。 出版界
6月 友愛会、婦人部を新設し、8月1日より機関紙《友愛婦人》を発行。 内外事情
6月 レーニン、チューリヒで〈帝国主義〉を脱稿。 内外事情
7月3日 第4次日露協約を調印、中国支配に関し秘密協約。 内外事情
7月10日 簡易生命保険法公布。 内外事情
7月17日 牧田らく・黒田チカ、東北帝大理科大学卒業、日本最初の女性学士となる。 内外事情
7月 東京雑誌組合、《雑誌一覧表》を作製、全国販売店に配布。(雑誌一覧表の初め)。 出版界
8月5日 鎌倉に海水浴―出版屋は小企業であり、とくに岩波書店は小規模であったから店主・店員すべて家族的な間柄であった。毎年夏の創業日には海水浴にゆき、秋には一泊の旅行を共にするのが例であった。 岩波書店
9月1日 新潮社《トルストイ研究》創刊。(1919.1.廃刊)。 出版界
9月1日 1911年3月公布の工場法、ようやく施行。堂前孫三郎・西尾末広ら職工組合期成同志会結成。 内外事情
PAGE TOP