(国研)理化学研究所『理化学研究所百年史. 第2編 研究と成果』(2018.03)

目次は見出しの階層(編・章・節・項…など)ごとに絞り込んで見ることができます。

… 資料編に詳細な情報があります。

目次項目 ページ
第II編 研究と成果 〔i〕
凡例 〔i〕
序章 独立行政法人以降の研究体制 p1
第1節 自立と自律を求めて p1
第2節 世界に輝く理研を p3
第3節 各中期計画の目標 p4
第1部 主任研究員研究室群ILs p11
第1章 研究システムの改革 《ILs、フロンティア、中央研、基幹研、科学者会議》 p13
第1節 中央研究所(DRI)の設立 p14
第2節 画期的だったフロンティア研究システム(FRS) p16
第3節 基幹研究所(ASI)の設立による統合 p19
第4節 基幹研究所の発展的解消 p25
第5節 理研科学者会議(旧) p28
第6節 人材育成の取り組み p31
第7節 代表的な研究成果 p35
第2章 新しい理研科学者会議と「主任研究員制度」 p41
第1節 新しい科学者会議 p41
第2節 STAP論文問題と科学者会議 p46
第3節 科学者会議の責務 p48
第3章 自由な発想で新しいサイエンスを拓く 《ILsの研究成果》 p51
(1) ボトムアップ研究が進む p51
主任研究員とはいかなる存在か/基礎科学研究課題制度/新領域開拓課題制度 p51
(2) 物理学分野 p57
自然の囁(ささや)きで物質の基礎物理学的構造に迫る/光格子時計の高精度化による基礎物理探索/光・原子・分子の新たな出会いと振る舞い/超高エネルギー宇宙線、そして超学際研究/神秘の現象・天体ビッグバンを科学する/星・惑星系形成と太陽系の起源/ヘリウム液面電子と超流動ヘリウム/固体中の電子系の新奇量子相の理論的探究/遷移金属酸化物における強相関電子相の開拓 p57
(3) 分子科学分野 p69
分子固体におけるパイ電子の物性を開拓/化学反応機構の解明/固体表面における単分子化学の実現/新しい分光計測法の開発と複雑な分子系への応用/生体分子ダイナミクスの理論・計算化学/GENESISの高度化と並列化 p69
(4) 化学(有機化学)分野 p76
元素の特性を活かした分子構築法の開拓・未知機能の創出/生物活性分子の創製と機能解明のための手法の開発/動物内での有機合成化学―生体内合成化学治療―/有機金属錯体触媒の新領域開拓 p76
(5) 糖鎖科学分野 p81
糖鎖の新規な代謝機構とその機能の解明/疾患の発症や進行を制御する糖鎖の役割解明を目指した研究/多様な糖鎖情報を読み解くレクチン受容体の研究/糖鎖の生物機能に合成化学で迫る p81
(6) 生物科学分野 p86
細胞生物学研究/イメージング研究/ケミカルバイオロジー研究/エピジェネティクス研究/細胞内膜交通におけるタンパク質選別の分子機構の解明/脂質の可視化/核―細胞質問輸送:輸送経路の発見とその機能同定/染色体構築の分子メカニズムの解明/細胞内情報処理機構の1分子解析/生命現象に対する数理的解明/紫外線により発症する皮膚がんを防ぐDNA修復のしくみの解明/相同DNA組換えの分子基盤と活用/遺伝情報の多元的制御/環境要因によるエピゲノム変化とその遺伝/エピゲノムによる生命機能制御/長鎖ノンコーディングRNAの生理機能解析/化学遺伝学による遺伝子発現制御機構研究/微生物由来の生物活性物質/物質循環における微生物(分解者)の機能開拓と多様性 p86
(7) 工学分野 p110
高次高調波とアト秒科学の推進/未踏波長の発光デバイスの開拓/ナノを扱う光サイエンスの創成/ナノデバイス研究からハイブリッド量子システムへ/ナノスケール光デバイスにより量子技術への展望を拓く/バイオ工学という新分野の開拓/ナノテクノロジーとバイオテクノロジーを融合したナノ医工学/皮膚貼り付け型生体情報センサーの開発/マイクロメカニカルファブリケーション手法による新しいものづくり研究 p110
第2部 グリーンイノベーション p125
第1章 創発物性科学が拓く「第3のエネルギー革命」 《創発物性科学研究センター》 p127
第1節 創発物性科学研究センター(CEMS)とは p127
第2節 CEMSの組織 p132
第3節 設立からの歩み p134
第4節 不連続的な飛躍を目指す研究 p137
第5節 国内外の大学や企業との連携 p147
第6節 創発性の実現 p149
第2章 コヒーレント光が実現する世界 《光量子工学研究領域》 p151
第1節 エクストリームフォトニクスまでの光量子工学研究領域前史 p151
第2節 光量子工学研究領域の誕生 p155
第3節 RAPの足跡 p159
第4節 これまでの研究成果 p160
第3章 資源・エネルギー循環型社会の実現へ 《環境資源科学研究センター》 p165
第1節 系譜1:生物学(植物科学)の源流 p166
第2節 系譜2:化学(ケミカルバイオロジー、触媒化学)の源流 p172
第3節 系譜3:技術基盤部門(研究支援部門)の源流 p178
第4節 系譜4:バイオマス工学研究部門 (および創薬・医療技術基盤プログラム) p179
第5節 環境資源科学研究センター(CSRS)の設立と運営 p183
第6節 研究組織体制、研究概要、主な成果 p194
第3部 生命科学イノベーション p207
第1章 生命の動的システムを解明 《生命システム研究センター》 p209
第1節 理研を中心としたセンター設立への動き p209
第2節 アカデミアと国の動き p213
第3節 生命システム研究センターの研究概要 p215
第4節 これまでの主な研究成果 p217
第5節 QBiCのマネジメント p219
第6節 人材の育成・教育 p221
第7節 複雑で動的な系として生命を理解する p223
第2章 生物の発生と再生のしくみを探る 《多細胞システム形成研究センター》 p227
第1節 CDBのこれまでの歩み p227
第2節 発生・再生学における重要な発見 p229
第3節 CDBの良質な研究環境 p237
第4節 課題と今後の展望 p240
〔別記〕世界初iPS細胞臨床研究までの道のり p244
第3章 心と脳のしくみを解明する 《脳科学総合研究センター》 p251
第1節 脳センターの設立まで p251
第2節 脳科学総合研究センター開所時の体制 p254
第3節 特殊法人時代の規模拡大 p258
第4節 独立行政法人時代の大改革 p259
第5節 脳センターの発展と研究体制 p265
第6節 脳科学の現在から未来へ p268
第7節 成果の発表方法を改善 p274
第8節 脳センターの学問的成果 p276
第4章 病気・薬剤とゲノムの関係を探る 《遺伝子多型研究センターからゲノム医科学研究センターへ》 p293
第1節 遺伝子多型研究センター(SRC) p293
第2節 国際HapMap計画 p296
第3節 ゲノム医科学研究センター(CGM) p298
第4節 オーダーメイド医療実現化プロジェクト(2003-2017) p300
第5節 国際協力 p305
第5章 免疫システムの統御機構を解明 《免疫・アレルギー科学総合研究センター》 p307
第1節 センター設立の背景 p307
第2節 免疫を識る・創る・操る p309
第3節 免疫研究の発展に貢献した成果 p312
第4節 国内外の研究ネットワークを広げる p318
第6章 人類に貢献する医療の未来を拓く 《統合生命医科学研究センター》 p321
第1節 異分野統合という挑戦 p321
第2節 病気に対する取り組み p324
第3節 主要な研究成果 p325
第4節 センターの運営体制 p329
第5節 国際プロジェクトの推進 p330
第6節 国家プロジェクトへの参画 p332
第7節 若手人材の育成など p335
第8節 理化学研究所と横浜市立大学の連携 p337
第4部 研究基盤イノベーション p343
第1章 発見・発明の礎―未来への入り口 《バイオリソースセンター》 p345
第1節 BRCの使命 p346
第2節 高まるBRCへの信頼と期待 p351
第2章 生体分子から細胞へ 《ゲノム科学総合研究センター》 p361
第1節 ゲノム科学総合研究センター(GSC)の設立 p361
第2節 GSCの成果 p363
第3節 GSCの発展的解消 p368
第3章 次世代シーケンサーが生物学を変える 《オミックス基盤研究領域》 p371
第1節 ヒトゲノム計画と完全長cDNA p371
第2節 ゲノムネットワークプロジェクト p372
第3節 次世代ゲノムセンターとしてのOSC p375
第4節 次世代シーケンサーを社会に知らせる p377
第5節 産業界への応用 p379
第6節 オミックス科学の医療・健康科学への展開 p379
第4章 タンパク質の全基本構造の解明 《「タンパク3000」プロジェクト》 p381
第1節 構造ゲノム科学・構造プロテオミクス p381
第2節 「構造ゲノム科学」の開始 p386
第3節 「タンパク3000」の実施と成果(2002年度からの5年間) p390
第4節 高難度タンパク質用の技術開発 p393
第5節 大規模NMR施設と技術開発 p394
第5章 生体内の分子動態を可視化する 《分子イメージング科学研究センター》 p397
第1節 分子イメージング科学 p397
第2節 分子イメージングが拓いた新しい世界 p401
第6章 高度化技術の統合で、真の生命理解を目指す 《ライフサイエンス技術基盤研究センター》 p407
第1節 ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)の発足 p407
第2節 構造・合成生物学部門 p414
第3節 機能性ゲノム解析部門 p417
第4節 生命機能動的イメージング部門 p422
第5節 センター長戦略プログラム 「分子ネットワーク制御研究プロジェクト」 p427
第6節 理研CLST-JEOL連携センター p428
第7節 発展を支える共同作業 p429
第7章 スーパーコンピュータの活用とポスト「京」 《計算科学研究機構》 p431
第1節 スーパーコンピュータ「京」の開発 p431
第2節 計算科学研究機構の活動と成果 p439
第3節 フラッグシップ2020プロジェクト―ポスト「京」の開発― p455
第8章 ライフサイエンスへの計算科学活用 《HPCI計算生命科学推進プログラム》 p463
第1節 グランドチャレンジ・アプリケーション(2006-2012年度) p464
第2節 HPCI計算生命科学推進プログラム(2011-2015年度) p470
第3節 ポスト「京」に向けて p478
第9章 放射光とX線レーザーで見る新世界 《放射光科学総合研究センター》 p483
第1節 理研の独自計画から大型放射光施設計画へ p484
第2節 理研―原研共同チームの発足とJASRI設立 p485
第3節 世界最高性能への挑戦から供用開始へ p486
第4節 2005年以降の発展 p489
第5節 X線自由電子レーザー施設SACLAの建設 p491
第6節 SACLAの加速器調整、レーザー発振、高度化 p497
第7節 SACLA利用研究の推進 p502
第8節 SPring-8の進展 p507
第9節 フォトンサイエンスの創生 p511
第10章 加速器が解き明かす科学の謎 《仁科加速器研究センター》 p513
第1節 仁科からRIBFへ p514
第2節 RIBFの建設 p521
第3節 RIBFが拓く原子核と元素合成の研究 p542
第4節 理研―RAL国際協力とミュオン・中間子科学 p551
第5節 理研―BNL国際協力とハドロン物理学、関連研究 p555
第6節 理研の理論研究 p565
第11章 所内用の電子計算機 《情報基盤センター》 p567
第1節 共同利用機器 p567
第2節 汎用大型計算機 p570
第3節 ネットワークコンピューティング p573
第4節 ベクトルパラレル型スーパーコンピュータ p575
第5節 クラスタ型スーパーコンピュータ p582
第6節 超並列スーパーコンピュータ p585
第7節 ネットワーク状況 p587
索引 p591
人名 p591
事項 p597
索引リスト
PAGE TOP