日本国有鉄道『日本国有鉄道百年史. 年表』(1997.12)

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月日 事項 年表種別
明治5年(1872) 7月12日 明治天皇、中国・西国巡幸の帰途横浜から品川まで御乗車 主要事項
9月12日 新橋(現汐留)・横浜(現桜木町)間18マイル〔29km〕に鉄道開業(太陽暦10月14日単線、イギリス製の長さ24フィート〔7.3m〕1ヤードの重量60ポンド〔27.2kgの鍛鉄製双頭軌条でヒノキ・マツなどの木枕木を使用)明治天皇新橋・横浜両停車場に臨御、開業式を挙行し両所において勅語を賜わる、なお、当日新橋・横浜間にお召列車1往復、祝典参列者送迎に1往復、式場警護の近衛兵800人輸送のため3往復を運転 主要事項
明治9年(1876) - 神戸工場でボギー客車(乗車定員100人)および御料車(木製2軸車)を製作、翌10年2月5日京都・神戸間鉄道開業式に明治天皇のお召車として使用 主要事項
明治10年(1877) 2月5日 京都・神戸間鉄道開業式を挙行、明治天皇、京都・大阪・神戸の3停車場に臨御、勅語を賜わる 主要事項
明治13年(1880) 7月14日 大谷・大津間開通し京都・大津間(11マイル26チェーン〔18.2km〕)の開業式を挙行、明治天皇同区間を御乗車、翌15日運輸営業を開始(旅客運賃京都・大津間上等50銭、中等30銭、下等15銭、京都・神戸間に至る運賃は両区間の運賃を併算、京都・大津間に1日10往復の旅客列車を運転〔運転時分上り1時間4分、下り1時間2分〕、京都・大津間の開通により大津・神戸間(58マイル37チェーン〔94.1km〕全通し、新たに50マイル(80.5km)をこえて輸送される手小荷物運賃を定める必要が生じ「小包荷物運送規則」を改正、同区間の手小荷物運賃45マイル以上については10マイルまでを増すごとに重量30斤まで3銭、60斤まで7銭を加算することとし、同時に金銀・宝石・貨幣等の貴重品に対する特殊運賃を新設 主要事項
明治14年(1881) 8月30日 明治天皇北海道行幸、午後6時45分手宮発のお召列車で午後9時札幌に御到着(開拓使号客車をお召車として使用) 主要事項
明治17年(1884) 6月25日 日本鉄道会社線上野・高崎間鉄道開業式を挙行、明治天皇お召列車で上野・高崎間御試乗ののち開業式場に臨まれ勅語を賜わる(開業式当日上野停車場で電灯を臨時に使用) 主要事項
明治19年(1886) 7月9日 明治天皇利根川橋梁を御視察 主要事項
大正元年(1912) 9月14日 青山仮停車場から桃山まで明治天皇大喪列車を運転 主要事項
1912年 - 7月30日明治天皇崩御、皇太子嘉仁親王即位され、年号も大正と改まった。この年西園寺首相は緊縮方針をとり、軍事予算を大幅に削り財政整理を実現しようとした。しかし陸軍から提出された増師案をめぐり、政府と軍部とが対立し、12月5日西園寺内閣は総辞職。 21日第3次桂内閣が成立したが、政変の経緯に世論は憤激し、憲政擁護運動が展開された。8月1日労資協調をめざす友愛会が結成された。この年、7月東京にタクシーが登場(6台)した。 一般事項
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