"金大中"が書かれている年表項目はハイライトされています。
| 年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
|---|---|---|---|
| 昭和48年（1973） | 8月8日 | 〈金大中氏拉致事件〉の起こったこの日、金大中〈韓国民主化への道〉掲載の《世界》9月号発売される。 | 岩波書店 |
| 8月8日 | 金大中韓国新民党元大統領候補、東京九段のホテルグランドパレスから5人の韓国人により誘拐される(金大中事件)。(KCIAの連行船〈竜金号〉で強制出国)。 | 内外事情 | |
| 8月13日 | 東京で韓国民主回復統一促進国民会議日本支部結成(金大中を議長に選出)。 | 内外事情 | |
| 8月14日 | 外務省、金大中事件の日本政府による捜査の実施、韓国側捜査の通報、金大中・梁一東(誘拐目撃者)の再来日を要請。17日、韓国、〈原状回復〉を拒否。 | 内外事情 | |
| 8月23日 | 田中法相、金大中事件は某国秘密警察(韓国CIA)の犯行と示唆。24日、閣議、9月予定の日韓定期閣僚会議延期を決定。 | 内外事情 | |
| 9月5日 | 警視庁、金大中誘拐現場に韓国大使館書記官金東雲の指紋遺留を発表。政府、来日出頭を要請。6日、韓国拒否。(日韓折衝中断)。 | 内外事情 | |
| 9月8日 | 《世界》9月号特集〈金大中氏事件―何が問われているか〉発行。 | 岩波書店 | |
| 10月2日 | 韓国ソウル大学生、金大中事件の真相解明を要求し、デモ・学内座り込み。百数十人逮捕される。 | 内外事情 | |
| 11月1日 | 日韓両国、金大中事件の政治解決に合意(金東雲書記官の個人的犯行〈免職〉、原状回復はできない、金大中の海外での言動は不問)。 | 内外事情 | |
| 11月2日 | 韓国首相金鍾泌、金大中事件陳謝のため来日。田中首相に朴大統領親書を提出。日韓定期閣僚会議、年内開催で合意。 | 内外事情 | |
| 昭和49年（1974） | 6月4日 | 政府、韓国ソウル地裁の金大中への召喚状は日韓政治決着に抵触すると表明。(金外相、内政干渉と反論)。 | 内外事情 |
| 8月14日 | 韓国政府、金大中事件で金東雲一等書記官をシロと断定、捜査打切りを通告。 | 内外事情 | |
| 昭和50年（1975） | 7月23日 | 宮沢外相訪韓。(韓国政府の〈口上書〉により金大中事件は最終決着、日韓関係は正常化と表明)。 | 内外事情 |
| 昭和51年（1976） | 3月1日 | 韓国で、尹潽善・金大中ら12人、〈民主救国宣言〉を発表。朴政権の退陣を要求。10日、11人逮捕。8月28日、実刑判決。 | 内外事情 |
| 10月12日 | 宇都宮徳馬自民党代議士離党(ロッキード事件と金大中事件への党の取組み方に不満)。28日、議員辞職。 | 内外事情 | |
| 昭和55年（1980） | 5月18日 | 韓国政府、非常戒厳令を全土に拡大、金大中・金鍾泌らを連行。光州市での反政府デモ激化、機動隊と衝突。21日、学生・市民蜂起、全市を占拠。27日、戒厳軍、全市を軍事制圧(光州事件)。31日、国家保衛非常対策委員会発足。全斗煥、常任委員長に就任。 | 内外事情 |
| 7月11日 | 金大中氏救出日本連絡会議結成。9月4日、代表田中寿美子・青地晨ら、政府に対韓緊急措置を要求、72万人署名簿を提出。 | 内外事情 | |
| 8月8日 | 《世界》9月号特集〈金大中氏の現状―われわれは黙過できない〉発行。 | 岩波書店 | |
| 9月17日 | 韓国軍法会議、金大中に死刑、文益煥ら23人に懲役の判決。(被告上告)。 | 内外事情 | |
| 9月17日 | 金大中氏救出日本連絡会議、死刑判決緊急抗議集会、日比谷で開催。1万人参加。 | 内外事情 |
