(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和58年(1983) - 【竜門社】「青淵翁を偲ぶ座談会」を開催する。 渋沢関係略年譜
11月21日 正岡子規《仰臥漫録》復刻―初版は子規の17回忌に際し、大正7年9月、正岡家秘蔵の原本から木版をおこして刊行された。歿後80年を経た今日、木版本からコロタイプ印刷により復刻。別冊として岩波文庫《仰臥漫録》を付した。限定430部。発売、岩波ブックセンター信山社。 岩波書店
11月22日 《山田盛太郎著作集》刊行開始―全5巻別巻1。編集:小林賢斉・保志恂・南克巳・鍋島力也・二瓶剛男。わが国の社会科学史上のモニュメンタルな著作《日本資本主義分析》、マルクス再生産論に関する数々の論攷のほか、現在では入手困難となっている諸著作、講演等のための手控え、講義案、未発表手稿などを含めて系統的に配列し、氏の50年をこえる学問的業績の全容を明らかにした。(1985.1.25完結)。 岩波書店
11月22日 社会思想社《回想土屋実》刊行。 出版界
11月22日 第1回小説新潮新人賞=結城恭介〈美琴姫様騒動始末〉。 出版界
11月22日 掛川市のレクリエーション施設〈つま恋〉でプロパンガスが大爆発、東洋工業社員や立教大女子学生ら14人死亡。 内外事情
11月23日 胡耀邦中国共産党総書記、来日。24日、中曽根首相と会談、日中友好二十一世紀委員会の設置で合意。25日、衆議院で演説。 内外事情
11月24日 講談社、《KODANSHA ENCYCLOPEDIA OF JAPAN》(全9巻)を刊行。 出版界
11月25日 辻善之助《日本仏教史研究》刊行開始―全6巻。本書の刊行は、8月に完結した《日本仏教史》全10巻の復刊に続くものであり、辻氏の生誕100年を記念する出版計画の主要部分である。第1~4巻は《日本仏教史之研究》の正続篇をそれぞれ上・下に分かち、第5・6巻には、講座、雑誌、他の単行本に収められた重要な論考を収録した。(1984.4.20完結)。 岩波書店
11月28日 林厚相、厚生年金と国民年金の一本化など高齢化社会に対応する制度改革を社会保険審議会・国民年金審議会に諮問。 内外事情
11月30日 文化庁、情報コピーから著作権を守る著作権法改正案を著作権審議会に報告。 内外事情
11月 1984年3月卒業を含む大学卒業者の採用試験、紹介によって行い、応募者96人。(男子2人採用)。 岩波書店
12月2日 商業用レコード貸与著作者権利暫定措置法公布(貸レコード規制)。 内外事情
12月3日 野坂昭如(参議院議員辞任)、衆議院選で〈反角〉を訴え新潟3区に立候補(美濃部・青島議員・吉永小百合・永六輔ら支援。落選)。 内外事情
12月6日 創業70年記念出版《広辞苑 第三版》刊―新村出編。1955年5月刊行以来、社会の変動、学問の進歩に伴い絶えず補修を重ね、1969年5月に第二版を、1976年12月にはその補訂版を刊行して、延べ600万部に達し、まさに国民的な辞書となっている。今回の第三版では、全項目をあらためて点検し、国語学・諸科学の研究成果にもとづき、全面的に改訂するとともに、1万2000項目を新収、情報量も飛躍的に増大した。印刷は大日本印刷のコンピューター写植(CTS)組版により、判型を菊判にして読みやすくするとともに、引き続き本州製紙江戸川工場の特漉紙(中性紙)を使用することにより、旧版に比し200余頁の増加にもかかわらず厚さを押えることが出来た。定価5800円、完成記念特別定価5400円。 岩波書店
12月8日 雑誌《思想》第2期復刻―全8巻93冊。さきの第1期82冊に続いて、1929年4月の再刊84号から、1936年12月の175号に至る93冊を8巻として復刻、限定250部。発売、岩波ブックセンター信山社。(1984.7.9完結)。 岩波書店
12月10日 鹿島出版会、創業20年を迎え、《資料でつづる〈鹿島出版会〉20年のあゆみ》を刊行。 出版界
12月10日 小学館、《古語大辞典》を刊行。 出版界
12月10日 中曽根首相、学制・入試改革など7つの構想を表明、戦後教育の改革に意欲を示す。 内外事情
12月11日 斎藤佐次郎(金の星社創業者・会長、1893.9.26―)歿。 出版界
12月15日 KKベストセラーズ、《ワニ文庫》を刊行。 出版界
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