(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
平成3年(1991) - 【渋沢史料館】特別展「岩倉使節団からの手紙」開催。 渋沢関係略年譜
1月10日 《文学》1991冬特集〈漱石を読む―交換・男と女・場〉発行。 岩波書店
1月10日 仙台高裁、〈岩手靖国訴訟〉控訴審判決。初めて公式参拝・玉ぐし料支出は違憲の判断を示す。9月25日、最高裁、被告県側の特別抗告を却下(高裁判決確定)。 内外事情
1月13日 ソ連軍、独立を宣言しているリトアニアの首都で武力行使。市民15万人抵抗、13人死亡。20日、ラトビアのリガで武力行使。 内外事情
1月14日 出版倫理協議会、コミック特別委員会設置を決定。成年コミック誌にマークを付けること、また少年少女に販売しないよう、書籍協会・雑誌協会・取次協会・日書連に対し、加入出版社・書店に協力を求める〈お願い〉を決める。(日販・東販、成年コミック誌の陳列・販売について速報・週報を出す)。 出版界
1月17日 米軍を主軸とする多国籍軍、イラクの首都バグダッドやクウェート内の戦略拠点に航空機・巡航ミサイルで波状攻撃を開始(湾岸戦争)。18日、イラク、イスラエルにミサイル攻撃。21日、米軍捕虜を人間の盾として戦略施設に配置を表明。(ペルシャ湾へ多量の石油を放出)。 内外事情
1月18日 補訂版《国書総目録》全8巻著者別索引 完結。(第1回1989年9月)。 岩波書店
1月21日 岩波新書《世界を読み解く30冊》フェア。 岩波書店
1月24日 《ワイド版岩波文庫》刊行開始―岩波文庫の中から選んだ書目を、本文活字を10ポイントの大きさにし、判型もB6判に拡大して、余裕の読書をめざす。第1回は30冊一挙刊行。(1991年末までに91冊刊行)。 岩波書店
1月24日 政府・自民党首脳会議。湾岸支援策を決定。多国籍軍に90億ドル(1兆2000億円)の追加資金協力。自衛隊法施行令を改正し自衛隊機を派遣、被災難民輸送に当たる。政府チャーターの民間航空機をカイロに派遣など。(憲法論議・国際貢献論議をよぶ)。 内外事情
1月25日 イトマン、河村良彦社長を解任。7月23日、大阪地検、河村前社長、元常務伊藤寿永ら6人を逮捕(絵画取引・自社株不正取得・過剰不動産投資に絡む557億円の特別背任容疑)。 内外事情
1月26日 三菱電機、講談社と提携、同社の雑誌〈Hot Dog press〉に7割を占める三菱グループの紹介・宣伝記事を満載し注目される。 出版界
1月29日 井上靖氏逝去。 岩波書店
1月29日 日販CVS流通センター開設(北区浮間)。コンビニエンスストア向け雑誌送品作業のコンピュータ管理を実施。 出版界
1月30日 文芸カセット《星の王子さま》発行。朗読:小池朝雄・岸田今日子・谷口香・三谷昇・稲垣昭三・伊藤幸子・名古屋章。 岩波書店
1月30日 電子ライブラリーコンソーシアム(ELICON)設立。理事長安江良介。目的:情報メディアの急速な電子化・マルチメディア化に対応するため、情報を提供、利用する両サイドの機関が横断的に提携して問題の解決、新たな展望を模索する場の確立。機関誌《電子ライブラリー》発行。 出版界
1月30日 日朝国交正常化の政府間交渉開始(平壌)。中平日本代表、政府として初めて、過去の歴史に遺憾の意を表明。 内外事情
1月 本多秋五《志賀直哉 上下》(岩波新書)により同氏が第32回毎日芸術賞を受賞。 岩波書店
1月 中田正一《国際協力の新しい風―パワフルじいさん奮戦記》が東京海上各務記念財団〈優秀著書〉に選ばれる。 岩波書店
2月1日 《科学》2月号特集〈花粉症とその周辺〉発行。 岩波書店
2月1日 営業部の注文管理業務の一部を後楽園ブックセンター(KBC)へ移管する。 岩波書店
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