ダイニック(株)『ダイニック一〇〇年史』(2020.08)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和12年(1937) - 【竜門社】財団法人渋沢青淵翁記念会が、小畑久五郎著“An Interpretation of the Life of Viscount Shibusawa”を刊行する。 渋沢関係略年譜
12月 硝化綿レザーの生産を開始する//油布製品の開発に成功し、オイルシルク、オイルクロスの製造.販売を開始する ダイニックのできごと
12月 日本軍、南京占領 国内・海外のできごと
- 【その他】布地に乾性油を塗った『オイルクロス(油布)』を開発。レインコート、水泳帽に使用される。 製品年表
- 【その他】羽二重に乾性油の被膜をつくった『オイルシルク(油絹)を開発。レインコート、水泳帽に使用される。 製品年表
- 【その他】『硝化綿レザー』を開発。当初は木綿ベースだったが、一九四〇年に綿布の使用禁止によって人絹ベースとなる。椅子貼り、爪革、下駄の鼻緒に使用される。 製品年表
昭和13年(1938) - 【渋沢敬三】国民貯蓄奨励委員会委員。 渋沢関係略年譜
4月7日 京都東工場(西京極三反田町)を新設し、染色工場として操業を開始する(四月七日) ダイニックのできごと
4月 国家総動員法を公布 国内・海外のできごと
5月 綿糸販売価格取締規則を公布・施行 国内・海外のできごと
6月 国内向け綿製品製造禁止、繊維製晶販売価格値上げ禁止 国内・海外のできごと
- この年、スフ代用品時代に突入し、人絹ベースによるクロスの生産が始まる ダイニックのできごと
- この年、本社工場内に油布工場を新設する ダイニックのできごと
- 【装幀材】スフの代用として人絹をベースにしたクロスを開発。 製品年表
昭和14年(1939) - 【竜門社】財団法人渋沢青淵翁記念会と共催で「青淵先生生誕百年記念祭」を挙行する。日本実業史博物館建設地鎮祭を挙行する。 渋沢関係略年譜
7月 国民徴用令を施行 国内・海外のできごと
8月18日 創立二〇周年記念式典を行なう(松尾神社、八月一八日) ダイニックのできごと
8月 モスクワで独ソ不可侵条約調印 国内・海外のできごと
9月 独ポーランドに侵攻、第二次世界大戦始まる 国内・海外のできごと
- この年からブッククロス、トレーシングクロス、ブラインドクロスの輸出が活発になり、綿布の特別配布を受けて連日深夜まで生産がつづく ダイニックのできごと
昭和15年(1940) - 【竜門社】第100回会員総会並に記念展観を開催する。 渋沢関係略年譜
4月 石炭配給統制法を公布 国内・海外のできごと
6月 坂部三次、社長に就任する//取締役社長=坂部三次、常務取締役=石丸憲次郎・渡部一郎、取締役=井村健次郎・山田留治郎・須佐敢・大島久吉、監査役=山本留次・亀井亮治郎・磯村増雄 ダイニックのできごと
6月 有田外相、ラジオで大東亜共栄圏確立を表明 国内・海外のできごと
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