松下電器産業(株)『松下電器変革の三十年 : 1978-2007』(2008.05)

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月日 事項 年表種別
昭和52年(1977) 1月10日 経営方針発表会で松下正治社長は「心がすべての活動の土台、お得意さま大事の心、強い製品の開発を、安易感を払拭しハングリーな心境を」、髙橋荒太郎会長は「世界の人々に学ぶ積極心、平凡なことを正しく積み重ねる大切さ」、松下幸之助相談役は「反省!そして一大躍進へ」などについてそれぞれ表明//経営スローガン「素直な心でみんなに学ぼう!世界から指名される製品を生みだそう!」 当社の出来事
- この年 松下幸之助相談役、創業60周年をひかえ、松下電器の本卦がえりとして新生再出発を説く 当社の出来事
昭和53年(1978) 1月10日 創業60周年にあたり、経営方針発表会で山下社長は「組織の活性化、人材交流、新資格制度、営業体制強化、全分野10%の成果アップ」、松下正治会長は「国際的な視野、エレクトロニクス分野の可能性」、松下幸之助相談役は「画期的経営・使命感の再認識、一からやり直す・本卦がえり」などについてそれぞれ表明//経営スローガン「創業の心で積極果敢!」 当社の出来事
昭和54年(1979) 1月10日 経営方針発表会で山下社長は「事業部制の確立と総合力の発揮、グループ化導入、3営業本部の調整、販売会社の強化と権限委譲、輸出比率20%、中期計画に基づく経営推進」、松下正治会長は「国家社会の一員としての認識、需要家の立場に立つ技術」、松下幸之助相談役は「目標を明確に、先見性、『万差億別』の働き」などについてそれぞれ表明//経営スローガン「頂をめざす」 当社の出来事
2月16日 松下幸之助相談役、マレーシアを訪問、同国からパングリマ・マンク・ネガラ勲章とタン・スリの爵位をうける 当社の出来事
6月25日 松下幸之助相談役、中国を訪問 当社の出来事
昭和55年(1980) 1月10日 経営方針発表会で山下社長は「経営体質の強化、高収益高付加価値経営、自主独立の気概、海外留学制度」、松下正治会長は「世界に日本を知らせる努力、人的資源の活用」、松下幸之助相談役は「反省と実行の年、利益10%の強調」などについてそれぞれ表明//経営スローガン「打てば響く」 当社の出来事
8月5日 夏季経営懇談会で松下幸之助相談役、創業命知第50年の意義を訴える 当社の出来事
昭和56年(1981) 1月10日 経営方針発表会で山下社長は「長期ビジョンの策定、新旧両商品分野に注力、半導体技術を優先、世界の共感を得る経営、組織活性化、総合力発揮、企業体質強化の基本を継続」、松下正治会長は「輸出問題と国際協力、各国との円滑な交流」、松下幸之助相談役は「20%アップで2兆4000億円を、シェアの維持」などについてそれぞれ表明//経営スローガン(創業命知第50年)「真価を究める」 当社の出来事
4月29日 松下幸之助相談役、勲一等旭日大綬章を受章 当社の出来事
5月8日 「創業の森」本社構内に完成(松下幸之助相談役ご夫妻像も除幕) 当社の出来事
11月11日 米国ハーバード大学経営大学院に松下幸之助教授職を設置 当社の出来事
昭和57年(1982) 1月10日 経営方針発表会で山下社長は「総合エレクトロニクス・メーカーへの道、根幹である伝統の家電のほかにOA、HA、メカトロニクス、エネルギー利用の4重点分野に着手、新事業にOA、ロボット、カメラ一体型VTR、ビデオディスクの4プロジェクト、攻めと守りの経営調和、巨大化の欠点排除に事業部制強化」、松下正治会長は「変革へのハングリー精神、生産のロボット化と部品の微細化」、松下幸之助相談役は「総反省と変化への適応、基本方針徹底」などについてそれぞれ表明//経営スローガン「心と技術で世界をむすぶ」 当社の出来事
3月31日 松下幸之助相談役、「大阪21世紀協会」会長就任 当社の出来事
昭和58年(1983) 1月10日 経営方針発表会で山下社長は「真の国際理解、OAとニューメディアの2プロジェクト、事業部間協力によるシステム商品への対応、価値観の多様化への商品対応」、松下正治会長は「他社の占有率に学ぶ、自力を鍛える」、松下幸之助相談役は「世界経済安定のリーダーたれ」などについてそれぞれ表明//経営スローガン「商品を鍛える」 当社の出来事
10月28日 国際科学技術財団(83・5・5設立、会長・松下幸之助)が「日本国際賞」創設(基金は当社が創業65周年記念として拠出) 当社の出来事
昭和59年(1984) 1月10日 経営方針発表会で山下社長は「企業永続のため成長分野に席をおくこと、情報関連分野へのシフト、経営体質を強化して事業構造を変革するACTION‐61の初年度、家電の利益体質強化、特機の年率20%アップ、グループの総合力発揮」、松下正治会長は「経済原則に沿う経営、需要多様化への対応、システム的運営」、松下幸之助相談役は「10年後には倍販の志を、経済大国にふさわしい働きを」などをそれぞれ表明//経営スローガン「今日を築き明日に挑む」 当社の出来事
昭和62年(1987) 1月10日 経営方針発表会で谷井社長は「成長性の回復を、そのため若さをもち自己変革を、事業分野の掘り下げと拡大、使う人の心を満足させる『ヒューマン・エレクトロニクス』を基本に強い商品づくりを」、松下正治会長は「松下幸之助相談役の言葉『社員稼業に徹することの大切さ』」などをそれぞれ表明//経営スローガン「勇気をもって実行する」 当社の出来事
4月29日 松下幸之助相談役、勲一等旭日桐花大綬章を受章 当社の出来事
平成元年(1989) 4月27日 松下幸之助相談役(94歳)が逝去(正三位に叙位) 当社の出来事
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