小西酒造(株)『白雪の明治・大正・昭和前期 : 11考・業茂、12考・業精の時代』(1995.09)

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第一章/明治維新の大変革の中で.........いわば手探りの時代に、大いなる遺産をいかに継承していくかが問われた。 p5
第二章/国家と地域社会に尽すというこいと.........ようやく近代的な企業が興りはじめた明治一〇年代。業茂、日本銀行監事として奉職する。 p19
第三章/時代を先駆ける旗手として.........産業資本家として、伊丹を中心に鉄道事業に情熱を傾けた業茂の明治二〇年代。 p29
第四章/国民生活安定の支えとなればよし.........業茂、波乱の明治三〇年代に、貯金と生命保険の普及促進を図る。 p45
第五章/小西家の伝統的な行動規範.........二〇〇年の伝統を誇る小西の剣道史。歴代当主の中でいちばん武道奨励に熱心だった業茂。 p55
第六章/親子鷹、能を舞う.........業茂、業精ともに、能楽の後援者であり、自らもプロ級の演者であった。 p69
第七章/酒造経営、大躍進の時代を画す.........大正期、灘五郷・西宮郷への進出で、伊丹の小西から灘の小西へと大発展を遂げる。 p77
第八章/新たな時代の要請に応えて.........大正後期、業精が新しい組織と新しい経営方法による銀行経営に乗り出す。 p87
第九章/動乱の昭和初期を、組織改革で乗り切る.........銀行も産業界も集中が進み、やがて国家統制の時代に入っていく。 p95
第十章/「生活即武道」を実践に移す.........小西の剣道史は、修武館二代目館長・業精の時代を迎える。 p103
第十一章/小林一三と阪急の飛躍、白雪への応援.........伊丹は阪急神戸線本線の通過を実現できなかったが、一三と業精との交遊が新たな展開を生んだ。 p111
第十二章/お茶を通じて友情を温めた一三と業精.........この対照的なふたりの数寄者は、お互いに無二の親友となった。 p121
●鉄道事業関係年表 p43
●財界活動関係年表 (1)11考・業茂 p53
●財界活動関係年表 (2)12考・業精 p102
●修武館沿革 p109
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