全日本空輸(株)『大空への挑戦 : ANA50年の航跡』(2004.05)

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目次項目 ページ
半世紀を顧みて 取締役会長 野村吉三郎 NP
新世紀を見据えて 代表取締役社長 大橋洋治 NP
ANA写真で見る50年のあゆみ 巻頭
第1部 限りなく大空へ―創立からジャンボ機運航まで― p2
序章 戦前・戦後の航空界と民間航空の草創期 p2
民間航空の草創期と行政 p2
歴史的に新しい航空機の出現 p2
日本の民間航空の誕生と先駆者たち p2
民間航空の源流3社のスタートと推移 p3
国策航空会社、日本航空輸送の設立 p4
陸軍省航空局と逓信省外局の航空行政 p4
終戦と民間航空輸送の全面禁止 p5
大戦の終戦とマッカーサーの通告 p5
GHQによる徹底した軍事色の排斥 p6
最後の緑十字飛行と民間航空の全面禁止 p6
中野勝義と美土路昌一の出会い p7
翼をもがれた民間航空の先駆者たち p7
中野勝義による興民社の設立 p7
中野と美土路の最初の出会い p8
偶然の再会から興民社の発起人に p9
興民社の設立経過と活動、そして解散 p9
●クローズアップ 美土路昌一 p10
第1章 日ペリ、極東航空の創設から全日空誕生まで p12
日本ヘリコプター輸送の創設 p12
日本経済再建とインフレ対策 p12
朝鮮戦争が与えたさまざまなインパクト p13
民間航空再開への覚書と日本航空誕生 p13
民間航空再開に向けて続々と認可申請 p14
興民社メンバーによる空の夢実現へ! p15
日本ヘリコプター輸送の創立 p15
役員12名、社員16名、所有機2機で出発 p16
航空行政と極東航空の創設 p17
動き始めた航空行政 p17
航空法と航空機製造法の公布・施行 p18
極東航空の創立とその概要 p18
4機種でスタート!戦後の民間航空 p19
時代の要請に応えたヘリコプターの活躍 p19
好調な日ペリ航空のヘリコプター部門 p20
DHダブ、DHヘロンで定期航空開始 p20
極東航空とHPマラソン機 p21
新鋭機の運航停止などで不調の極東航空 p22
DC-3型機導入とスチュワーデス採用 p22
代理店の取扱高増で機材の増強へ p22
DC-3型機導入等で急伸長の日ペリ航空 p23
従来のやり方や考え方を変えたDC-3 p23
スチュワーデス採用に応募者が殺到! p24
経営が好転、単年度1000万円強の黒字 p25
日ペリと極東の合併で全日本空輸誕生 p25
日ペリと極東の経営内容の差 p25
合併で民間航空のレベルアップを! p26
両社の合併によるメリット p27
合併仮契約が交わされるまでの経過 p28
仮契約調印後、問題解決の諸委員会設置 p29
乗員訓練計画と運航管理部の設置 p29
諸問題を解決し全日本空輸誕生! p30
合併直後の新体制と一部変更の定款 p31
合併に伴う組織・内部の充実 p32
第2章 レシプロ機からジェット機までの飛躍と試練 p34
コンベア440型機「メトロポリタン」の導入 p34
航空旅客数の急増等で新機種導入へ p34
高性能レシプロ機コンベア440をリース p35
コンベア440の就航と販売促進 p36
F27フレンドシップ機とバイカウント機の導入 p37
日本初のターボプロップ機の導入へ p37
バイカウント744でジェット化の口火 p38
F27とバイカウント828の到着と就航 p38
F27とバイカウントの増強推移と結果 p39
堅実に黒字を計上、ヘリコプターの健闘 p40
営業規模を拡大、全国津々浦々で活動 p40
シコルスキーS55、アルウェットII導入 p41
美土路昌一社長から岡崎嘉平太社長へ p41
中野勝義専務の殉職 p41
美上路会長、岡崎社長就任の所信 p42
●クローズアップ 岡崎嘉平太 p42
藤田航空と当社の合併 p44
民間航空の体質強化への動きと取り組み p44
藤田航空との合併契約書調印 p45
藤田航空の概要と合併契約書のおもな内容 p45
初の国産ターボプロップ機YS-11型機の導入 p46
東京オリンピック景気で航空界の活況 p46
官民をあげてYS-11を製造 p46
聖火輸送で脚光、YS-11の導入・就航 p47
B727-100型機の導入と連続事故の教訓 p48
国内線向け純ジェット導入の必要性 p48
B727に決定!その利点は? p48
契約調印と日本縦断幹線路線網 p49
運航に備えジェット受入準備委員会発足 p50
リース1番機、購入機3機就航 p50
1966年2月、11月と相次いだ航空事故 p51
連続航空事故の教訓から安全対策の徹底 p52
岡崎社長引退、森村・大庭を経て若狭社長へ p53
中国訪問中の事故で進退問題に p53
岡崎社長辞任の弁とその後の社長交代 p53
●クローズアップ 若狭得治 p54
空港旅客部門にグランドホステス誕生 p55
落ち込んだ旅客に需要回復・急増の兆し p55
幅広い活動をするグランドホステス p55
B727-200型機、B737-200型機導入 p56
航空需要の急激な回復で新機種選定へ p56
B737-200で地方路線を強化 p56
新機種の短距離ジェットとしての優位性 p57
幹線は座席数が多いB727-200型機に p58
初の国際チャーター便と4本部制構築 p59
当社にも近距離国際線進出の機会を p59
後退した運輸政策審議会の答申 p60
香港へ初の国際チャーター便を運航 p60
1968年7月の3本部制の実施 p61
運送本部を新設し4本部制へ p61
雫石事故と「安全対策」の再徹底強化 p62
自衛隊機との接触事故 p62
国における航空の安全対策の強化 p63
第3章 45・47体制下での大量航空輸送時代幕開け p64
運輸大臣通達とダブルトラック競合化 p64
1972年7月1日の運輸大臣通達 p64
後発航空会社育成方策とダブルトラック導入 p65
大阪空港騒音公害訴訟と騒音軽減対策 p66
経済の急成長に伴う公害問題の発生 p66
高まる航空機騒音問題に対する関心 p67
大阪空港騒音公害訴訟と発着回数制限 p67
当社の騒音軽減対策 p68
さらなる積極的な航空機騒音対策 p69
大型機の機種選定とロッキード事件 p69
大型機導入が世界の航空界の流れに p69
導入背景と新機種選定準備委員会の設置 p70
難航した新機種選定作業 p71
ロッキード事件に巻き込まれた当社 p72
第1次オイルショックとその影響 p72
原油価格が急騰! 狂乱物価を引き起こす p72
オイルショックによる航空便数の減便 p73
L-1011型機「トライスター」導入 p73
大型機選定作業の再開 p73
デモフライトに熱気! 続行する選定作業 p74
L-1011「トライスター」の導入決定 p75
●クローズアップ 安西正道 p76
大量航空輸送時代と予約販売システム確立 p77
大量航空輸送時代の到来と当社 p77
予約の電話受付を再開 p78
予約処理能力の充実と高精度の座席管理 p78
その他、種々のシステムによる効率化 p80
大型機による航空貨物輸送の増大 p80
大量輸送時代対応の体制で着実な伸び p80
航空貨物販売への積極的な努力 p81
次々と航空貨物需要の新分野を開拓! p82
さらなる発展へ航空貨物の新たな展開 p83
ITC制度導入と国際チャーター便の増加 p83
ITC制度の導入決定とその制限 p83
ITC導入による国際チャーター便の拡充 p84
念願の米領への乗り入れと国際線の動向 p85
旅行業、ホテル事業等の関連事業展開 p85
全日空エンタプライズ設立とホテル展開 p85
新しい事業分野への展開 p86
ITC商品を企画・販売した全日空ワールド p87
日本近距離航空の設立で離島・地方路線再編 p87
「離島、辺地の航空輸送の方策」を諮問 p87
日本近距離航空の設立と発足後の苦難 p88
当社が経営主体となりYS離島路線を委譲 p89
JAL1社論の見直しと日本貨物航空の設立 p89
国際航空貨物量が高い伸び率で推移 p89
国際航空貨物会社設立への情熱 p90
日本貨物航空が発足 p91
B747SR型機「スーパージャンボ」導入 p91
新機種導入の次期大型機検討委員会発足 p91
次期大型機導入の背景と選定の要点 p92
海外実地調査等を経てB747SRに決定! p93
B747SRの就航とその事前準備 p94
各本部の受け入れ準備・訓練・工夫 p95
第2部 翼は世界の空へ―最近20年の歩み― p98
第1章 安全理念を土台に全日空企業理念を築き、さらにANAグループ経営理念を構築 p98
名言遺訓と「安全理念」の設定 p98
先代社長が残した名言遺訓 p98
「安全理念」の設定 p100
SKYサークル(QC)活動の実施 p101
B767型機の選定と導入 p102
国際線進出前後の社内組織の変遷 p103
B747-400型機の選定と導入 p107
●クローズアップ 中村大造 p104
●クローズアップ 近藤秋男 p108
全日空企業理念の創設 p110
企業理念と2000年ビジョン p110
新人事構想と目標チャレンジ制度の導入 p113
A320型機、A321型機の選定と導入 p119
B777型機の選定と導入 p123
社会貢献 p131
●クローズアップ 普勝清治 p124
ANAグループ経営理念の構築 p138
「ANAグループ21世紀宣言」 p138
「ANAグループ経営理念」の創設 p140
「ANAグループ基本戦略構想」の策定 p141
ANAグループ企業の統合戦略、本社移転 p141
ANAブランド戦略とCS推進 p144
基本品質向上への実践的取り組み p147
ANAグループ人事理念・方針の制定 p148
第2章 国内線その後の20年 p150
規制緩和による国内航空の事業分野再編 p150
国内競合路線の増加 p150
新規航空会社の参入 p152
JAL・JAS合併、国内航空業界の再編 p153
地方空港の増加と新路線開設、ANKとの事業分担 p154
空港整備計画の推移と新規路線開設 p154
ANKへの路線移管と運航移管 p155
ANKの新路線開設による路線網拡充 p157
ADK、A-netの設立 p157
NAL、FRIとの販売業務提携 p158
多様化する国内線割引運賃 p158
規制緩和から生まれた幅運賃制度 p158
お客様ニーズに応えた「早割」「特割」 p160
新発想で大ヒットした「超割」 p161
国内航空貨物の幅運賃とエリア制度 p163
総合旅客システムableの導入 p164
初期旅客システムの導入 p164
RESANAとALISの導入 p164
総合旅客システムableの導入と活躍 p166
国内線新サービスモデル「楽乗」の導入 p167
お客様をケアする情報サポート体制の確立 p168
インターネットによる情報サービスと販売 p171
全国ネットの販売網ときめ細かな旅客サービス p173
総代理店に支えられた地方の販売網と空港 p173
販売網と販売チャネルの拡大 p176
国内線の地上・客室サービスの変遷 p177
国内線カード会員への特典サービス p180
羽田沖合展開事業の進展 p181
羽田空港新A滑走路の供用開始 p181
西旅客ターミナルビルへの大移動 p182
新貨物ハンドリングシステムの導入 p183
羽田空港新C滑走路の供用開始 p184
新チェックイン方式の導入 p185
第3章 国際線の20年―ネットワーク拡大と世界に先駆けたサービスプロダクト― p188
日米航空交渉と米国路線の展開 p188
米国で始まった空の規制緩和 p188
日米航空交渉の新たな幕開け p189
NCAの事業免許取得と日米路線開設 p192
初の全日空国際定期便、グアム線就航 p194
米国本土への乗り入れ p196
待ちに待ったハワイ航路の開設 p198
不平等是正の日米航空交渉で新合意 p200
日米新路線開設、新機材で新サービス提供 p201
EC統合と共同運航から始まった欧州路線の拡充 p202
EC統合と航空の自由化 p202
初の共同運航でストックホルム線開設 p204
世界初3社共同運航で始めたウィーン線 p205
ガトウィック空港乗り入れからのロンドン線 p206
パリ線、ブリュッセル線の開設 p207
日独航空協議とフランクフルト線開設 p208
関西からの欧州路線も次々に開設 p209
ロンドン採用の欧州人CA乗務開始 p211
空港発着枠緩和で急展開したアジア・豪州路線 p211
日中国交回復後の日台問題と中国路線 p211
初の中国路線、大連・北京線の開設 p212
成田空港を基点とするアジア路線の展開 p213
初めて赤道を越えたシドニー線開設 p216
名古屋、福岡からのアジア路線 p218
EVA支援とANKの福岡~台北線開設 p219
新天地での開業準備と関西空港の開港 p221
関西空港基点のアジア路線の拡充 p223
日中航空交渉進展で広がった中国路線 p224
AJXの誕生、同社の関西~ソウル線開設 p226
深夜・早朝の羽田発国際線チャーター便 p227
成田空港の暫定滑走路供用開始と路線再編 p227
貨物専用機B767-300F型機の導入 p228
ANA国際線ならではのサービスとお得な割引運賃 p229
定期国際線進出と機内サービスでの奮闘 p229
進化するCクラス、Yクラスのサービス p231
最上の空間を追求するFクラスのサービス p234
お得な「とび丸運賃」「G・E・T運賃」 p237
スターアライアンスへの加盟 p239
グローバルアライアンスの登場 p239
DLH、UALとの提携 p240
DLH、UAL運航のコードシェア便販売 p241
スターアライアンスへの加盟 p241
スターアライアンス加盟の効果 p242
第3部 弛まぬ挑戦、さらにANAグループとして p244
第1章 世界品質への挑戦をめざし、お客様へ安心・利便・快適を p244
■これまでも挑戦、これからも挑戦の6本部 p244
運航品質の向上をめざして p244
自社養成乗員採用再開と訓練所の創設 p244
定期国際線の就航 p246
新機種の導入 p248
熊本訓練所にまつわる思い出 p251
実地試験のシミュレーター化 p252
整備本部を築いてきたチャレンジスピリット p255
国内・世界の常識を変えたチャレンジ p255
HMV(重整備)へのチャレンジ p257
高品質、低コストへのチャレンジ p259
デジタル装備品へのチャレンジ p260
お客様の満足を追求し続ける客室部門 p262
新たな試みに挑んだ客室乗務員 p262
「マリンジャンボ」就航便に乗務して p262
国際線就航の初心を胸に p264
阪神淡路大震災の困難を糧に p265
ゼロからの出発で培った力を活かして p266
小規模の利点を活かし独自の活動を展開 p268
●ANA物語 作曲家神津善行氏からの応援歌 p269
時代と共に歩む空港オペレーション p270
運航管理の今と昔 p270
パキスタンチャーターのハンドリング p270
旅客サービスの向上について p271
国際線の今と昔 p272
営業活動のウラ舞台 p274
国内線 p274
国際線 p277
経済構造の変化とともに成長を続けるANA CARGO p281
物流モードのシフトによる国際郵便貨物輸送の発展 p281
堅調に推移する国内貨物 p281
国際貨物輸送品目の変遷 p281
ANAカーゴの国際線商品 p282
貨物輸送専用機の導入 p282
日本貨物航空(NCA)との協業 p283
国内貨物―変貌する郵便事情 p283
■事業をリードしサポートするゼネラルスタッフ部門 p284
航空機事故と安全対策 p284
最新航空機システムの採用 p284
教育訓練―あらゆる事態に備えて― p287
安全管理システムの定着と深化 p289
地球環境、自然環境を守る啓蒙活動と実践 p291
ANA環境対策の変遷 p291
ジェット機就航と騒音問題 p291
社内体制の整備 p292
オイルショックと省エネ p293
騒音発生源対策などへの取り組み p293
空港周辺対策への参画 p295
公害問題から地球環境問題へ p295
環境経営への転換 p296
OCCの過去、現在、未来 p297
ダイヤ管理、運航管理組織の基盤確立 p297
運営体制の充実 p298
真のコントロールセンターへ発展 p299
「オペレーション=お客様ニーズ+運航」の具現化 p300
内部統制システムの構築状況 p301
資本市場への企業情報開示強化 p303
はじめに p303
活動状況 p303
IRツール p304
トピックス p304
社内情報システムの変遷 p304
社内情報システム構築の概略史 p304
インターネット社会に向けて p307
アライアンスの経緯と航空業界の動向 p308
ANAにおけるアライアンスの意味 p308
アライアンス前夜(国際線進出以前) p309
国際定期便進出と各種協力契約の締結 p309
世界のアライアンスの動向 p312
当社のバイラテラルアライアンス p313
今後のアライアンス戦略 p315
「お客様にこだわる」顧客第一主義の徹底 p316
CS推進室の創設、CS推進会議の運営 p316
カスタマーサポート体制の充実 p318
第2章 ブランドスローガン「Good Times Fly」を心がけたフロントライン p320
国内主要事業所の今昔 p320
主要市内支店 p320
主要空港支店 p328
海外主要事業所の今昔 p342
米州地区 p342
欧洲地区 p349
中国・束南アジア地区 p356
●ANA物語 中国大陸に渡った「地上の星」 p357
●ANA物語 上海線の将来は? p358
第3章 ANAグループは、世界の人々に「夢」と「感動」を p366
報道支援、スポーツ振興、文化事業へも協賛 p366
NHK報道に空からの撮影取材で貢献 p366
機体整備工場見学受け入れと「航空教室」 p368
サッカー支援を通じたスポーツ振興活動 p370
歌舞伎公演主催による文化振興活動 p373
お客様に夢と感動を与えた特別デザイン機 p376
社内提案から生まれた「マリンジャンボ」 p376
路線限定・冬期限定の「スヌーピー号」 p380
子どもたちの人気者「ANAポケモンジェット」 p382
創立45周年記念特別塗装機とスターアライアンス特別塗装機 p384
USJへの協賛と「ANAウッディジェット」 p385
ANAグループ、関連事業の歩みと展望 p387
航空運送事業 p387
航空機運航支援事業(空港地上支援等) p390
不動産業、流通業、航空機整備事業 p392
旅行業(ANAブランド旅行商品の歩み) p397
ホテル事業(ネットワーク展開と一部撤退) p402
情報システム、ビジネスサポート p408
変わりゆく関連事業の展開 p411
主要参考文献/協力者 巻末
編集後記 NP
編纂関係者一覧 NP
索引リスト
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