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日本毛織(株)『日本毛織六十年史 : 1896-1956』(1957.05)
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目次項目
ページ
第1編 明治創業期
p61
序章 創業前史
p61
川西清兵衛翁の出生
p61
幕末における毛製品需要
p61
日本政府牧羊を奨励す
p61
明治初期の原毛輸入状態
p61
毛織物の国内自給計画
p61
千住製絨所の開設
p61
民間毛織会社の発生
p61
民間毛織工場の実態
p61
民間毛織業者の所見
p61
第1章 日本毛織株式会社の創立
p75
創立総会の経過
p75
川西社長の生いたち
p75
わが社設立の動機
p75
川西社長の慧眼
p75
わが社設立の目論見書
p75
第2章 創業時代の苦難
p84
創業当時のわが経済界
p84
工場敷地の選定と技師の招聘
p84
創業当時の本社社屋
p84
社名、社印、商標の由来
p84
第3章 加古川工場の建設
p89
工場敷地を加古川町に変更
p89
加古川第1工場汽笛第一声を挙ぐ
p89
赤ゲットの流行時代
p89
毛布の製造と販売の苦心
p89
第4章 日露戦争とわが社の技術発達
p94
谷江技師を海外に派遣
p94
製絨技術長足に進歩す
p94
日清戦争後の羊毛工業界
p94
日露戦争後の羊毛工業界
p94
羊毛工業統制の萌芽
p94
千住製絨所払下問題の発端
p94
第5章 本社新築と営業部門の拡張
p103
大阪支店の開設
p103
飾磨工場の買収
p103
東京出張所の開設
p103
西出町本社社屋新築成る
p103
天津出張所の開設
p103
第6章 創立10周年を迎う
p109
創立10周年記念式典
p109
わが社の基礎定まる
p109
加古川第2工場増設
p109
第7章 梳毛一貫設備の完成
p116
毛織服地の日本化
p116
モスリン製織会社の濫立
p116
わが社トップ自給を開始す
p116
ニッケモスリン発売さる
p116
第2編 大正成長期
p125
第1章 大正初期の羊毛工業界
p125
大正初期のわが社
p125
東京支店の昇格
p125
東京工場の買収
p125
千住製絨所の払下運動
p125
わが社と3大毛織会社の合同談
p125
わが社と東京毛織との合併談
p125
第2章 羊毛工業の黄金時代出現
p132
ロシヤ軍絨大量を引受く
p132
モスリン相場の暴騰
p132
ラシヤ・セルヂス生産の躍進
p132
モスリンからラシヤヘ
p132
製絨会社全国に濫立す
p132
舶来染料の輸入難に陥る
p132
第3章 原毛飢饉とわが社の対策
p144
英国政府の濠毛管理
p144
わが社南阿南米羊毛買付を開始す
p144
緬羊100万頭増殖計画
p144
わが社の牧羊事業
p144
川西清兵衛社長の念願
p144
第4章 創立20周年を迎う
p154
20周年前後のわが社の地位
p154
創立20周年記念式典
p154
第4工場の新設と薄物ネルの製造
p154
加古川第5第6工場新設と梳毛糸の増産
p154
第5章 日本毛糸紡績の創立と合併
p160
日本毛糸紡績株式会社の設立
p160
上毛モスリン岐阜工場を買収す
p160
日本毛糸紡績とわが社の合併
p160
大阪出張所の新築
p160
わが社職制はじめて完備す
p160
第6章 印南工場設立と岐阜・姫路工場拡充
p165
印南工場の設立
p165
姫路工場の拡充
p165
岐阜工場の拡充
p165
第7章 日本羊毛工業会の発足
p171
大戦後の羊毛工業界の凋落
p171
日本羊毛工業会の発足
p171
羊毛運賃の低減運動
p171
毛織物保護関税運動
p171
モスリンの販路開拓運動
p171
第8章 関東大震災後のわが社の措置
p179
関東大震災により東京支店倒壊す
p179
震災景気の発生とその措置
p179
毛織物保護関税運動成功す
p179
日本羊毛工業会の内紛
p179
日本モスリンの創立
p179
日本モスリンの解散
p179
第9章 フエルトと毛メリヤス事業の開始
p189
フエルト部門の新設
p189
明石メリヤス工場の設立
p189
第10章 経営職能制度の功罪
p193
工場経営部の開設
p193
日毛誠和会の結成
p193
職能式制度の改善
p193
第11章 名古屋工場・同人絹工場の開設
p197
尾西地方の毛織物小企業の発達
p197
名古屋工場の開設
p197
大正末期のわが国人絹工業の実態
p197
名古屋人絹工場の設立
p197
第3編 昭和戦前期
p209
第1章 昭和初期の労働事情
p209
世界恐慌下の日本
p209
日毛誠和会の解散
p209
産業委員会法反対運動
p209
第2章 女子深夜業の廃止
p215
深夜業廃止当時の国内国際情勢
p215
わが社の深夜業廃止
p215
青年訓練所と女子補習学校
p215
第3章 創立30周年を迎う
p222
日本毛織30年史の編修
p222
機関誌日毛倶楽部の発行
p222
第4章 世界恐慌下の羊毛工業の変貌
p225
羊毛工業会社の破綻続出
p225
日本羊毛工業会脱皮す
p225
モスリン共販組合の失脚
p225
毛織界の第3次合同運動成らず
p225
東洋モスリンへの資本参加
p225
第5章 共立モスリン株式会社の創立
p233
上毛モスリン株式会社の破綻
p233
共立モスリン株式会社の創立
p233
第6章 昭和毛糸紡績株式会社の創立
p236
小幅毛織物時代から広幅時代へ
p236
昭和毛糸紡績株式会社の創立
p236
弥富・一宮工場の設立
p236
尾西駐在員と紡毛糸共同販売所の設置
p236
第7章 原毛輸入取引方法の改革
p244
毛織会社の破綻による羊毛輸入手続の反省
p244
川西社長の原毛取引方法改善策
p244
羊毛検査所設置の要望起る
p244
毛製品清算取引所実現せず
p244
第8章 国産毛織物の伸長
p252
不況のどん底における川西社長の年頭所感
p252
国産毛織物飛躍的に伸長す
p252
ニッケ毛糸世界市場に進出
p252
東京ニッケ宣伝所の開設
p252
大阪ニッケ宣伝所の開設
p252
名古屋出張員詰所の開設
p252
竹馬商店との提携
p252
第9章 満州国の独立と緬羊国策
p262
中国羊毛とわが社との関係
p262
中国羊毛の実態とその改良策
p262
川西社長の羊毛国策論
p262
中国羊毛改良策の失敗
p262
第10章 原毛分散買付と南米進出
p270
日濠親善使節の来日
p270
南阿南米羊毛の輸入
p270
アルゼンチン緬羊の寄贈を辞退
p270
わが社ブラジルへ進出す
p270
第4編 昭和戦時期
p283
第1章 準戦時体制下の羊毛工業の苦悶
p283
わが国羊毛輸入ピークに達す
p283
日濠通商会議悪化す
p283
川西理事長の声明
p283
濠州羊毛不買運動
p283
対濠通商擁護法の発動
p283
有力紡績資本羊毛工業に進出す
p283
日濠通商協定の難航
p283
羊毛輸入遂に絶ゆ
p283
経営合理化による職制改革
p283
第2章 代用繊維横行時代
p305
純毛品よ、さようなら!
p305
代用繊維罷り通る
p305
わが社野蚕繊維製品に成功す
p305
羊毛の一筋は血液の一滴となる
p305
第3章 貿易統制とわが社
p313
原毛の輸入制限はじまる
p313
輸出入リンク制の採用
p313
貿易・物資統制令とリンク制の終末
p313
高度国防国家体制下の羊毛統制
p313
第4章 生産統制とわが社
p321
羊毛工業の生産設備制限加わる
p321
ミュール換算錘数方式生る
p321
毛織機封絨、モスリン製織禁止さる
p321
毛糸生産統制全面化す
p321
画一生産指定により創意喪失す
p321
第5章 配給統制とわが社
p330
わが国初の切符制度行わる
p330
毛製品配給統制会社生る
p330
羊毛産業統制に対するわが社の意見
p330
ニッケ東京大阪各宣伝所の独立
p330
株式会社日毛商会の分離
p330
第6章 価格統制とわが社
p338
毛製品公定価格の誕生
p338
羊毛工業に統一会計制度実施さる
p338
陸海軍の管理監督工場に指定
p338
第7章 わが社の満韓支進出
p345
東洋パルプ株式会社の創立
p345
新京ニッケビルの落成
p345
ニッケギャラリーの開店
p345
カシミヤ原毛の開発
p345
わが社天津出張員の活躍
p345
わが社の北京工場建設計画
p345
戦時北支羊毛買付の経過
p345
朝鮮日毛緬羊牧場の開設
p345
牧羊に対する川西会長の熱意
p345
第8章 創立40周年を迎う
p365
ニッケビルの落成
p365
川西会長の寿像建立
p365
川西羊毛工業会名誉会長への感謝慰労
p365
神戸市の大水害とわが社の救援
p365
第9章 太平洋戦争と川西構想
p377
羊毛工業の整備始まる
p377
梳毛紡績部門の企業合同
p377
紡毛紡績部門の企業合同
p377
毛糸商・毛織・毛整理部門の企業合同
p377
日本羊毛工業会の再改組
p377
縦貫ブロックの整備完了す
p377
羊毛統制会から繊維統制会へ
p377
川西構想の提案
p377
第10章 共立モス・昭和毛糸両社の合併
p395
両社合併の環境的原因
p395
共立モスリン株式会社の合併
p395
昭和毛糸紡績株式会社の合併
p395
第11章 戦時体制へわが社の再編成
p405
社内の組織職制の改正
p405
名古屋支店の設置
p405
新興蚕糸株式会社との合併頓挫す
p405
明石メリヤス工場の閉鎖
p405
日毛莫大小製造株式会社の創立
p405
大成毛織株式会社の創立
p405
第12章 人絹工場の整備と新繊維の研究
p414
名古屋人絹工場の発展
p414
人絹企業統合によるわが社の生産移譲
p414
ラックウールの製造
p414
大豆蛋白繊維の研究
p414
伊豆牧場の開設
p414
第13章 太平洋戦争下のわが社の生産状況
p422
天皇御名代わが社へ御差遣と妃殿下の御成
p422
陸海軍絨官庁絨の受注増加
p422
戦時下の労務事情
p422
従業員訓練所の設置
p422
勤労報国隊の出動
p422
増産加給金制度の実施
p422
第14章 羊毛工業集中生産と設備供出
p432
羊毛工業集中生産による企業整備
p432
羊毛工業設備の供出
p432
わが社の工場転換
p432
わが社の機械設備供出
p432
川西会長寿像危く回収を免る
p432
第15章 空襲下のわが社工場
p445
わが社の戦災
p445
中山工場被弾、火を発す
p445
姫路工場潰滅す
p445
一宮工場全焼す
p445
第5編 昭和戦後期
p453
第1章 終戦と満州事業の引揚
p453
終戦前後の新京ニッケ
p453
東洋パルプ最後の日
p453
接収後の石峴工場
p453
接収後の東洋パルプ
p453
第2章 本社ビル接収から復帰まで
p461
ニッケビルの接収指令
p461
ニッケビルの委託管理
p461
相生町ガスビル仮事務所に集結
p461
江戸町社屋の新築
p461
米軍接収後のニッケビル
p461
ニッケビルへ本社復帰
p461
ニッケグリルの開設
p461
第3章 日毛労働組合の結成
p470
敗戦下の労働情勢
p470
日毛労働組合の結成
p470
加印工場労組の内紛
p470
中山工場労組の係争事件
p470
羊毛産業復興会議
p470
第4章 終戦直後の羊毛工業
p477
羊毛統制諸団体解体さる
p477
終戦直後ドン底の羊毛工業設備
p477
終戦当時の羊毛手持実態
p477
戦後羊毛第一船入港す
p477
第5章 占領政策と羊毛工業の復興
p484
繊維産業再建3ヵ年計画
p484
総司令部の日本羊毛工業復元計画
p484
紡毛設備の復元
p484
梳毛設備の復元
p484
復元計画と原料輸入
p484
毛製品の輸出再開
p484
第6章 川西会長の永眠
p496
総司令部、公職追放指令を発す
p496
川西会長の永眠
p496
戦後経営陣の刷新
p496
第7章 経済民主化とわが社
p500
わが社制限会社に指定さる
p500
持株会社に指定さる
p500
過度経済力集中排除指令発せらる
p500
改組指令に対するわが社の主張
p500
わが社の各種制限解除さる
p500
第8章 わが社の再建整備と資産再評価
p517
戦時補償打切と会社経理応急措置
p517
わが社の再建整備計画
p517
戦後インフレーションの収束
p517
わが社の資産再評価
p517
第9章 同系会社の復活と新設
p525
銀座ニッケショールームの開店
p525
神戸ニッケの開店
p525
尾西毛糸紡績株式会社の設立
p525
小牧紡織株式会社の設立
p525
日誠毛織株式会社の設立
p525
第10章 資本増加と法定監査の実施
p533
証券民主化時代来る
p533
わが社の資本増加
p533
法定監査の実施と内部監査の協調
p533
第11章 統制解除後の羊毛工業
p538
管理貿易から自由貿易へ
p538
勧告価格から基準価格へ
p538
輸出振興リンク制の実施
p538
米極東空軍制服地の受注
p538
第12章 わが社生産設備の復旧と近代化
p547
弥富工場の復旧工事完了す
p547
弥富加古川印南各工場の紡毛設備復元す
p547
一宮工場の染色整理設備復元す
p547
一宮工場の梳毛設備復旧す
p547
両郷寺工場の独立
p547
わが社設備の近代化
p547
第13章 日本独立後の羊毛工業
p560
消費景気の台頭
p560
羊毛工業各社の増錘競争
p560
輸出会議の創設
p560
日本経済6ヵ年計画と羊毛工業
p560
繊維産業綜合対策審議会
p560
第14章 創立60周年を迎う
p569
創業60周年記念事業
p569
羊毛と人造繊維のコンビネーション
p569
わが社のアルゼンチン国進出
p569
天皇皇后両陛下の行幸啓
p569
創立60周年記念祝典
p569
序と題字 取締役社長 太田威彦
p41
跋文 文学博士 魚澄惣五郎
巻末
資料
p41
日本毛織株式会社役員
p41
日本毛織株式会社系譜
p583
主要羊毛工業会社系譜
p587
日本毛織株式会社年表
p591
日本毛織株式会社統計
p659
現況
p679
工場・牧場の概況
p679
操業工場・牧場(加古川・印南・中山・弥富・一宮・両郷寺各工場・ニホンケオリアルゼンチナ・土山牧場・伊豆牧場)
p679
廃止工場(姫路・岐阜・館林・明石・名古屋・同人絹・東京・飾磨各工場)
p679
本支店・出張所の概況
p697
神戸本社・東京支店・名古屋出張所・大阪出張所・天津出張所(廃止)
p697
ニッケショールームの概況
p703
丸ビルショールーム・銀座ショールーム・心斉橋ショルーム・元町ショールーム
p703
わが社の施設
p707
綜合研究所・厚生施設
p707
文化活動
p710
本社文化活動・運動会慰安旅行・工場文化活動
p710
組合活動
p716
生産概況
p718
商標
p723
索引リスト