日本化成(株)『50年史』(1987.11)

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目次項目 ページ
口絵 巻頭
発刊に当たって 日本化成株式会社 取締役会長 久内懋//取締役社長 前田秀陽 NP
本史 NP
口絵 巻頭
序章 設立まで(昭和初頭~11年) p1
第1節 夜明け前 p1
1. 揺籃期の化学工業 p1
小名浜と日本化成 p1
硫安工業の生い立ち p1
合成法の出現 p1
余剰電力の利用 p1
相次ぐ企業化 p1
国際カルテルとの抗争 p1
疲弊する農村 p1
強まる統制 p1
2. 日本曹達と中野社長 p9
日本曹達の歴史 p9
創業者・中野友礼 p9
事業家への転進 p9
中野社長と新構想 p9
硫安・メタノール企業化へ p9
第2節 小名浜への道 p14
1. 小名浜進出を決意 p14
磐城海岸軌道の再建要請 p14
熱心な誘致 p14
小名浜建設部発足 p14
難航した鮫川疎水利用 p14
2. 小名浜の風土と歴史 p18
天領・小名浜 p18
石炭積み出し港に p18
築港への執念 p18
国際港・小名浜 p18
〔ひとくち社史〕郷土史紹介 p20
第1章 創業と戦時下の経営(昭和12年~20年) p23
第1節 創業 p23
1. 日本水素工業(株)の誕生 p23
新会社設立 p23
創立趣意書 p23
2. 進む工場建設 p26
盛大な地鎮祭 p26
輸入した主要設備 p26
磐城海岸軌道(株) p26
〔ひとくち社史〕砂は10円、砂利37円、当時の造成費 p26
第2節 戦火の拡大と統制強化 p31
1. 戦時体制の強化 p31
国家総動員法公布さる p31
相次ぐ統制令 p31
物資動員計画策定さる p31
労働統制の強化 p31
産業報国会小名浜分会 p31
第3節 戦時下の小名浜工場 p36
1. 生産本格化 p36
小名浜工場建設 p36
苦労続きの運転開始 p36
正常運転へ p36
石炭低温乾溜の研究 p36
2. 経営権、日本肥料へ p41
日本曹達の経営危機 p41
中野社長の退陣 p41
経営権譲渡さる p41
日本肥料(株)設立の経緯 p41
経営立て直し進む p41
3. アンモニアからメタノールへの転換 p47
軍需会社の指定 p47
メタノール転換と硫安設備の売却 p47
転換3カ月後に終戦 p47
〔ひとくち社史〕ウランをめぐる裏話 p49
4. 工場被災と終戦 p51
小名浜・工場隣組会 p51
終戦直前の空襲 p51
廃墟となった工場 p51
忘れられない婦人会の活躍 p51
〔ひとくち社史〕メタノールを洞窟へかくせ p52
第2章 戦後復興と肥料工業(昭和20年~27年) p57
第1節 廃墟からの出発 p57
1. 戦後混乱と産業復興 p57
超インフレのなかの再建 p57
政治、経済の改革 p57
財閥の解体 p57
傾斜生産はじまる p57
2. 硫安工場への転換と増産要請 p61
再生と民需転換 p61
硫安の生産再開 p61
福島殖産(株)の設立 p61
硫安の緊急増産令 p61
軍需特殊物件払い下げ p61
全社一丸で立ち向かう p61
戦後初の硫安生産 p61
企業再建整備法と特別会社の指定 p61
特別経理会社への指定 p61
再建処理完了 p61
日本肥料の解散と配給公団の発足 p61
本格化する生産 p61
東証一部上場 p61
戦後の経営陣 p61
3. 労働組合の結成 p75
労働三法と燃えあがる労働運動 p75
日本労組の結成 p75
第2節 肥料業界と朝鮮特需ブーム p78
1. 肥料業界と朝鮮特需 p78
特需ブーム起こる p78
肥料商の復活と肥料販売組織の整備 p78
〔ひとくち社史〕叺(かます)物語 p80
2. 生産設備の拡大 p81
第1次合理化計画 p81
3. 大株主と経営陣の異動 p82
迫られた社長退陣 p82
大株主の異動 p82
4. 進む新技術開発 p85
ホルマリン、アマイドへの進出 p85
メタノール合成法の特許と技術供与 p85
実らなかった荒川電源開発 p85
5. 硫安の過剰生産と輸出への転換 p88
GHQの増産要請 p88
設備拡大と輸出 p88
過剰生産問題起こる p88
国会で安値輸出問題に p88
6. 過燐酸石灰および化成肥料の生産開始 p91
第3章 企業基盤の強化(昭和28年~37年) p93
第1節 ガス源転換と合理化 p93
1. コッパース社からの技術導入 p93
ガス源の変遷 p93
先陣を切った転換 p93
画期的なコッパース技術 p93
コッパース工場の完成 p93
〔ひとくち社史〕グラチックさん別れの挨拶 p98
2. 天然ガス開発と炭鉱ガス導入 p99
新しいガス源を求めて p99
天然ガス開発はじまる p99
コッパース炉に天然ガス導入 p99
広がる開発地域 p99
メタノール用天然ガス改質炉スタート p99
〔ひとくち社史〕天然ガス猛噴 p106
3. ガス源の流体原料化 p107
第2節 迫られる合理化 p110
1. ひた走る高度成長 p110
回復した生産 p110
奇跡の高度成長へ p110
2. 揺れるアンモニア工業 p113
肥料二法の公布 p113
硫安工業第1次合理化計画 p113
硫安工業第2次合理化計画 p113
業界ぐるみの経営危機 p113
3. 輸出拡大と小名浜港 p118
小名浜港から初の硫安輸出 p118
築港促進同盟と港湾整備計画 p118
国際港の指定と港湾の拡張 p118
小名浜海陸運送の発足 p118
第3節 難局への挑戦 p124
1. 経営危機と人員整理 p124
第6次合理化計画 p124
深刻な経営危機 p124
難航した賃上げ交渉 p124
企業再建と人員整理 p124
中労委斡旋で希望退職へ p124
平和協定の締結 p124
2. 三菱系の傘下に p132
三菱商事(株)の資本参加 p132
(株)日本勧業銀行の資本参加と取引の経緯 p132
三菱化成工業(株)の資本参加および肥料販売の経緯 p132
〔ひとくち社史〕三信ビル p132
3. 薬品部門の強化と多角化 p137
メタノール設備の増強 p137
ホルマリン工場の稼働 p137
工業薬品部門の新展開 p137
4. 尿素工場の新設とアンモニア工場の増強 p142
東圧法の技術導入 p142
尿素の生産開始 p142
アンモニア合成系の改造増強 p142
実現した小名浜コンビナート p142
第4章 高度成長と化学工業(昭和38年~46年) p147
第1節 集約化と大型化 p147
1. 開放経済と国際競争力強化 p147
迫られた貿易自由化 p147
自由化大綱を決定 p147
自由化に備え体質改善 p147
肥料業界の自由化 p147
強まる公害規制 p147
2. 石油化学工業とアンモニア大型化 p151
石油化学の大型化相次ぐ p151
肥料価格安定等臨時措置法 p151
肥料工業アンモニア第1次大型化計画 p151
業界の再編成進む p151
3. 新産都市と小名浜港整備 p155
常磐郡山新産都市の指定 p155
小名浜港の整備 p155
相次ぐ企業進出 p155
技能者養成所の開設 p155
第2節 コークス事業への進出 p160
1. コークス工場建設へ p160
肥料重点からの脱却とガス源転換 p160
計画の概要と建設本部の設置 p160
待望のコークス初釜出し p160
COG改質炉スタート p160
ニッペ炉の閉鎖 p160
〔ひとくち社史〕コークス炉 p164
第3節 高度化成肥料の生産 p165
1. 肥料形態の多様化 p165
単肥から複合肥料へ p165
燐酸、高度化成肥料の生産開始 p165
エスコン化成肥料の開発 p165
第4節 旧日本化成(株)の設立 p168
1. アンモニア・尿素設備の大型化進む p168
第2次大型化計画 p168
東北肥料(株)との共同計画 p168
2. 旧日本化成(株)の設立 p171
合弁会社の誕生 p171
いわき工場の建設 p171
実現しなかった東肥との合併 p171
〔ひとくち社史〕「化成」という言葉 p174
第5節 メタノールセンターへの参加 p175
1. メタノール業界の再編 p175
需要の拡大と再編成 p175
東・西メタノールセンターへの参加 p175
小名浜メタノールセンター構想 p175
鹿島メタノールセンター問題 p175
2. ホルマリン、尿素接着剤の拡充 p178
ホルマリン工場の増設 p178
接着剤工場の増強 p178
三水ホルマリン設立と工場建設 p178
3. アマイド・ウロトロピンの増強 p180
ウロトロピン生産能力の拡大 p180
アマイド品種の多様化 p180
4. ファインケミカルTAICの登場 p182
パイロットプラント建設 p182
有力新商品へ p182
5. トプソ社との技術提携 p183
メタノールの技術提携 p183
ホルマリンの技術提携 p183
6. 硝酸、硝安工場の新設 p184
硝酸工場の新設 p184
硝酸工場の第2期増設 p184
第6節 スクラップ・アンド・ビルド p187
1. 旧アンモニア・尿素工場の休止 p187
両工場の廃棄 p187
COG改質炉休止 p187
旧日本化成(株)いわき工場稼働 p187
2. メタノール工場の休止 p189
メタノール設備の廃棄 p189
韓国の大成メタノールへの資本参加 p189
3. 硫酸工場の休止 p190
第7節 相次ぐ関係会社の設立 p191
水素商事(株) p191
磐城運送(株) p191
小名浜興産(株) p191
日素工業(株) p191
岩手レジン(株) p191
小名浜配湯(株) p191
福島綜合警備保障(株) p191
三水ホルマリン(株) p191
日化産業(株) p191
福井レジン(株) p191
第5章 激動に耐える(昭和46年~現在) p197
第1節 混迷する日本経済 p197
1. 石油ショックの波紋 p197
揺れる日本経済 p197
肥料業界に大打撃 p197
迫られた減量経営 p197
第2節 減速経済への対応 p201
1. 旧日本化成(株)を吸収合併 p201
合併の背景 p201
合併の経過 p201
〔ひとくち社史〕社章の変遷 p201
2. 経営危機と緊急対策 p202
大幅赤字となる p202
緊急対策打ち出す p202
〔ひとくち社史〕日本化成新聞小史 p203
3. 合理化工事の推進と新規事業 p204
新事業の開花 p204
ドライアイスの生産増強 p204
アマイド工場の合理化 p204
ワックス技術の確立と工場増強 p204
ホルマリン4系工場の建設 p204
新製品タイク工場の建設 p204
アルゴン製造設備の新設 p204
その他の合理化工事 p204
4. 炭素部門の多角化 p210
ゴム用カーボンブラックへの進出 p210
コークスの海外輸出 p210
5. 第2化成工場と高度化成工場の合理化 p212
作業効率の向上 p212
6. 有機化成肥料とリンスター生産 p213
有機化成肥料 p213
燐酸質肥料「リンスター」の生産 p213
第3節 環境対策 p214
1. 強化される環境規制 p214
公害規制法と環境庁の発足 p214
小名浜工場と環境問題 p214
コークス粉塵と公害防止協定 p214
2. 充実する環境保全 p218
工場緑化 p218
公害監視センターの新設 p218
活性汚泥処理設備の完成 p218
その他の設備 p218
第4節 構造改善事業と設備廃棄 p220
1. 構造改善と設備休止 p220
深刻化する構造不況 p220
「安定基本計画」の実施 p220
2. 合併問題持ちあがる p223
鹿島アンモニア(株)との合併問題 p223
合併断念し設備廃棄へ p223
アンモニア・尿素工場の休止 p223
3. 第2次構造改善と燐酸、燐安の委託生産 p229
第2次構造改善 p229
燐酸、燐安委託生産へ p229
4. 西工場(大型アンモニア、尿素工場)の売却 p231
日本COMの進出 p231
COGの外部販売開始 p231
5. 東工場への設備集約化 p232
硫酸加里工場の新設 p232
カーボン2系工場の増設 p232
東工場への設備集約 p232
6. メタノール原料の海外依存 p235
東・西メタノールセンターの休止 p235
サウジ、ニュージーランドからの輸入 p235
第5節 成果あげる新技術開発 p236
1. ファインケミカルの開発 p236
有機ファイン工場の竣工 p236
2. 高付加価値製品の開発 p237
EL薬品の起業化 p237
紫外線硬化性樹脂 p237
熱膨張性黒鉛 p237
有機高誘電材料の研究開発 p237
研究所の増設 p237
3. 技術輸出 p241
日水・トプソ法メタノールプロセス p241
日化・トプソ法ホルマリンプロセス p241
タイに初の技術輸出 p241
インドネシアへの技術輸出 p241
国内における技術供与 p241
アンモニアプラント技術指導 p241
第6節 社内体制の整備 p246
1. コンピュータシステムの充実 p246
電算処理システムの導入 p246
事務処理のシステム化推進 p246
第2次オンラインシステム p246
生産管理システム p246
2. QA体制の強化 p249
QCサークル活動 p249
QA体制の確立と定着 p249
管理者教育の強化 p249
3. 社内組織・制度の改正 p252
事業部制の導入と組織の活性化 p252
新時代に対応した組織改正 p252
再雇用制度と停年制度の実施 p252
子会社の設立 p252
〔ひとくち社史〕日本化成クリニック小史 p254
結び 21世紀への展開 p259
資料 p264
原始定款(日本水素工業株式会社定款) p264
現行定款 p266
組織図 p268
歴代役員任期表 p270
資本金の推移 p275
資本構成の推移 p276
売上高・利益の推移 p278
株価の推移 p280
従業員数の推移 p281
主要製品売上高の推移 p282
主要製品製造工程図 p284
主要製品生産能力の推移 p287
国内特許権 p288
事業所所在地一覧 p290
関係会社一覧 p290
年表 p293
あとがき NP
索引リスト
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