(株)クボタ『クボタ100年 : 1890-1990』(1990.10)

目次は見出しの階層(編・章・節・項…など)ごとに絞り込んで見ることができます。

… 資料編に詳細な情報があります。

目次項目 ページ
前口絵 巻頭
創業者 久保田権四郎 巻頭
ごあいさつ 代表取締役社長 三野重和 NP
創業と個人経営の時代[概要] p2
西洋鍛冶屋を夢見た少年・大出権四郎 創業者の生い立ち p6
すべてが修業一心に仕事を覚える 上阪して鋳物屋に住み込む p8
長屋の一隅で鋳物屋を開業 弱冠19歳で独立 p10
金繰りから炊事まで独りで切り回す 苦難の創業期 p12
外国人に出来ることが日本人に出来ぬはずがない 鉄管鋳造に独力で取り組む p14
久保田鉄工所と名称を変更 創業者「久保田家」を継ぐ p16
水道管やガス管として大量納入 鉄管需要の波に乗る p18
鉄骨造りの新鋭本店工場を建設 鉄管で事業基盤を固める p20
多角経営へ一歩踏み出す 機械製造への進出 p22
鋳物・鉄管・機械の3事業部門を明確化 尼崎工場・恩加島工場を開設 p24
関西製鉄(株)を設立 製鉄業への進出を図る p26
東京・小倉・呉に出張所を開設 商圏拡大のために拠点を設置 p27
国産自動車の草創期を担う 自動車事業への取り組み p28
海を渡った鉄管・スチームエンジン 大正時代の輸出 p30
鉄管の回復が業績を支える 第1次世界大戦後の不況への対応 p32
農工用石油発動機の製造を開始 先発各社に伍して数々の受賞 p34
自動製芯機・自動成型機の開発 鉄管鋳造作業の合理化 p36
節炭機・給炭機を製品化 鋳鉄の材質研究進む p37
度量衡法の改正を機にはかりへ進出 メートル法浸透へ一役 p38
先進国の鋳物技術を自らの目で確かめる 大正8年・昭和2年の海外出張 p40
鉄管の関東拠点を確保 (株)隅田川精鉄所の買収と再建 p42
鋼管との競合で薄肉軽量化を目指す 高級鋳鉄管の開発 p44
アジア・欧州・中南米などにも鉄管納入 昭和初期の鉄管輸出 p46
第2篇 株式会社への改組から戦争終結まで 昭和5年(1930)―昭和20年(1945) p50
株式会社への改組から戦争終結まで[概要] p50
創業40周年を厳しい不況の中で迎える 各工場の苦悩の対応 p54
個人企業から株式会社組織へ改組 鋳物部門と機械部門の2社を設立 p56
ディーゼルエンジンの製造を開始 漁船機関のディーゼル化に着目 p58
鋼塊用鋳型を本格生産 鉄鋼生産の拡大に対応 p59
戸畑鋳物(株)の発動機部門を買収 石油発動機のシェアアップを図る p60
合理化設備に着目し産業用はかりへ展開 はかりの新工場建設 p62
恩加島工場を拡充 総合鋳物工場への基盤を固める p64
鋳鋼品への進出 特殊鋳鋼で需要を開拓 p65
海外に鉄管の生産拠点づくり 鞍山・北京に工場建設 p66
(株)久保田鉄工所機械部と(株)隅田川精鉄所を吸収合併 統制経済体制に対応 p68
東洋一の発動機専門工場を建設 全国シェアの55%を占める p70
倍額増資を機に株式を公開 業容の拡充と社内体制の整備 p72
製鉄業への進出と鉄管の直鋳構想 尼崎製鉄(株)の設立と武庫川工場建設 p74
産業用諸機械の生産集約化を図る 武庫川に機械の新工場を建設 p76
総資産額で91位にランクされる 創業50周年記念式典を挙行 p78
民需品から軍需品生産への移行 戦時統制の浸透 p80
太平洋戦争下機械部門の比率が高まる 軍需会社の指定を受ける p82
第3篇 終戦から石油ショックまで 昭和20年(1945)―昭和48年(1973) p86
終戦から石油ショックまで[概要] p86
労使協力して生産復興に取り組む 終戦直後の経営危機へ対処 p92
厳しい占領政策の中で会社再建を推進 特別経理会社に指定される p94
傾斜生産方式の下に鋳型や機械の生産を再開 戦前の生産品目に戻る p96
都市復興の基盤を支える 物不足の中で鉄管を生産 p98
念願の「耕うん機」を開発 好況に沸く終戦直後の農機業界 p100
農機の販売体制を一新 第1回特約店会議を開催 p102
法による企業再建整備完了 株式配当を復活 p103
会社と共に良くなろう 新事業体制のスタート p104
ダクタイル鋳鉄の実験に着手 鉄管・鋳型・ロールなどに応用 p106
パイプの総合メーカーを目指す 合成管事業の始まり p108
遠心力鋳造技術を水平展開 特殊鋳鋼管の国産化 p110
ダクタイル鉄管の量産化 遠心力鋳造に成功 p111
産業機械・はかりの新分野開拓 国土開発や設備の大型化に対応 p112
ポンプの事業化に取り組む 水関連市場の拡大を目指す p114
水田用耕うん機に続き国産初のトラクタを完成 労働力流出の農村を支える p116
建設機械の生産に乗り出す 機械式モビルクレーンが好評 p118
国つくりから米つくりまで 事業の多角化と規模の拡大 p120
サービスステーションの設置と農機販売会社の設立 ユーザー指向を鮮明に打ち出す p122
スパイラル鋼管の生産を始める 構造物基礎杭として販路拡大 p124
圧延ロール事業に本格参入 遠心力鋳造複層ロールを工業化 p125
壁材・屋根材カラーベストの生産を開始 久保田建材工業(株)を設立 p126
ブラジル・台湾で耕うん機の現地生産を開始 現地国産化の要請にこたえる p128
海外の水道・ガス工事を施工 カンボジア・ラオス・アフガニスタン・台湾など p130
創業者久保田権四郎の長逝 初心を貫いた生涯 p132
創業70周年を迎える 本社新社屋の建設と福利厚生制度の拡充 p134
水道研究所の成果を事業化 環境整備事業へ進出 p136
ディーゼル事業部の発足とその後の展開 船舶用主機や発電装置として活躍 p138
乳業界に初の自動販売機 流通の省力化を目指す p139
急速に普及したダクタイル鉄管 供給体制の拡充と大口径化 p140
東京湾に面し船橋工場を新設 鉄管・鋳型・ヒューム管を生産 p142
産業機械、鋳鋼の生産を拡大 枚方市の新工場へ移転 p144
土木建築用鋳造資材の開発と拡大 Gコラム・ダクデッキ・セグメントなど p146
精密鋳造技術の展開 二重橋高欄からアルキャストヘ p147
フラン砂造型法により鋳型を直鋳 東海工場、淀川工場の新設 p148
関東にビニルパイプの工場 合成管事業部の発足 p149
鋳物ホーロー浴槽の生産を始める 住宅機器事業へ参入 p150
ゆたかな人間環境つくり 新スローガンの制定 p152
農作業機械化の一貫体系を完成 バインダー・田植機・コンバインの開発 p154
宇都宮市に作業機専門工場を建設 春需要・秋需要を半期ずつ交互生産 p156
水処理装置や機器の独自技術を開発 ごみ焼却炉分野へも本格参入 p158
日本万国博覧会に「クボタ館」を出展 創業80周年を迎える p160
住宅ブームに乗り滋賀に工場を建設 カラーベスト生産ラインを増設 p162
鋼管事業の拡大 関東での鋼管生産に参画 p164
独自の複合材質管に取り組む FWパイプの開発 p165
事業本部制への移行 経営責任の明確化と権限委譲 p166
企業体質の見直しを図る 労使信頼関係の再確認 p168
第1次稲作転換政策への対応 拡販にさまざまな試み p170
鋳造システムを事業化 鋳型の需要減退に対処 p172
Gコラムと貸油管の成長 鋳鋼事業部の発足 p173
ポンプの大型化と新製品の開発 官需・民需における用途の拡大 p174
新技術でバルブ市場を拡大 エネルギー市場にも進出 p175
衡機事業から自動機器事業へ 久宝寺工場を開設 p176
世界的な食糧危機が引き金で農機ブームが到来 トラクタ・コンバイン時代 p178
p182
石油ショックを乗り切り事業の構造改革へ向けて[概要] p182
事業内容を総点検し企業体質の強化を図る 石油ショックへ対処 p188
財務体質の強化を進める ニューヨーク証券取引所へ株式上場 p190
全社的に拡販対策に取り組む 販売拠点の拡大 p192
社内転籍などにより事業規模を調整 鋳物・鋳鋼品の低迷長期化 p194
小型建設機械を重点に建機事業を再建 小型建機専門工場を建設 p196
国際的水準を超えるトラクタと搭載用エンジン工場の建設 筑波工場が完成 p198
TQCの定着を図りトラクタを中心に国際化に挑戦 デミング賞を受賞 p200
新技術導入により公害防止技術の変化に対処 し尿処理・ごみ焼却炉の新技術開発 p202
下水処理の一貫メーカーを目指す 下水汚泥処理分野へ進出 p204
新接合方式や卵形管・高剛性管を開発 ビニルパイプの使用領域を広げる p206
海外拠点の拡充と輸出体制の整備 輸出比率25%に達す p208
国内上水道の普及と海外市場への進出 中近東産油国へ鉄管を大量納入 p210
自社ブランドで米国市場へ進出 トラクタの国際戦略を推進 p212
輸出努力と新規市場への参入 鋳物・鋳鋼品の事業方向を模索 p214
ポンプの新製品開発と海外市場の開拓 ポンプ事業部の発足 p216
バルブの量産化と新技術の開発 バルブ事業の基盤を強化 p218
第2次稲作減反政策で急速に冷え込む農機需要 各種の拡販対策を実行 p220
「技術立社」の実現を目指す 大型・先行研究テーマを選定 p222
創業90周年記念事業を実施 新スローガンを制定 p224
自動化設備の自社開発が進む 技能開発研修の活発化 p226
壁材専門の鹿島工場を完成 住宅用壁材の関東拠点を新設 p228
住宅の洋風化に対応し屋根材の品ぞろえを進める 多様なユーザーニーズにこたえる p230
「ニーズは現地」にあり現地研究主義を貫く 内燃機器研究本部の開発方針 p232
少機種多量生産から多機種少量生産へ移行 農機の生産体制の合理化 p234
はかりのシステム化と自動販売機事業の拡大 電子化技術の進展 p236
活力ある企業づくり クボタ革新運動を指示 p238
組織の簡素化と活性化を目指す 人事諸制度の改訂 p240
砂漠を緑に エジプトの農場開発に成果 p242
広告宣伝とヒュー・テック 人間味のある技術を掲げて p244
コンピュータの有効利用を促進 電子化マインドを育成 p245
市川工場で集中生産 スパイラル鋼管の生産拠点集約 p246
製品特性を生かし新分野開拓 農下水市場に浸透したFWパイプ p247
業界の体質改善とプラスチック管工材の多角化 合成管事業の基盤固め p248
トラクタ・コンバインのメカトロ化か進行 成熟市場での新製品開発に苦心 p250
小型汎用エンジン専門の堺臨海工場を建設 エンジン生産1000万台達成 p252
潜在需要の開拓とクボタ住宅建材学校の開設 住宅機材の拡販体制を強化 p254
部品受注から出荷業務までリアルタイム処理 堺部品センターを移設 p256
研究施設を集約し技術開発研究所を建設 先端技術テーマに挑戦 p258
下水汚泥・都市ごみ焼却灰の減容・減量化、無公害化技術を開発 溶融処理技術を確立 p260
二極分化したわが国農機市場 需要掘り起こしのさまざまな試み p262
急激な円高と緊急措置の指示 全社員へ危機意識徹底 p264
海外戦略の転機と国内水道の高度化への対応 鉄管における製品と技術の開発 p266
新材質・新技術により製品の適応領域を拡大 素形材事業の展開 p268
住宅建材の生産能力を増強 屋根材・壁材共に出荷好調 p270
事業の構造改革を推進 現行事業の収益力向上を軸に p272
コンピュータとその周辺事業へ進出 新規事業の展開 p274
コンポーネント・自動販売機などへ重点投資 機械事業の再構築 p276
し尿の高度処理技術の開発とごみ焼却炉のスケールアップ 環境施設事業の拡大 p278
貿易摩擦と円高に対応した国際戦略の展開 農機・建設機械の海外生産拠点を築く p280
内燃機器事業本部の大幅な組織変更 農機市場の構造変化に備える p282
創業100周年を迎えて 新社名で創業2世紀ヘスタート p284
後口絵 巻末
役員 巻末
資料 巻末
年表 巻末
あとがき NP
索引リスト
PAGE TOP