(株)東京鉄骨橋梁『東京鉄骨橋梁百年史』(2014.10)

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目次項目 ページ
発刊のご挨拶 / 代表取締役社長 岡崎雅好 p2
祝辞 / 清水建設株式会社 代表取締役社長 宮本洋一 p4
口絵 〔6〕
工事実績 〔6〕
経営基本理念 〔27〕
沿革編 〔35〕
第1章 清水店の鉄工部門として深川で創業 1914-1927 大正3年~昭和2年 p36
1 産声上げた「深川工作場・鉄工所」 p36
鉄骨造建築の増加を予見して p36
発案者・清水釘吉 p38
未曾有の好景気と順調な事業発展 p38
2 「芝浦工作所」の開設 p39
芝浦への移転で工場の拡張を図る p39
関東大震災の復興を支える p40
難度の高い建築物で確たる実績 p41
大正から昭和へ、時代を象徴する構造物を手掛ける p42
COLUMN 鹿児島から上京した小川組 p37
COLUMN 深川工作場・鉄工所の原風景 p40
第2章 合資会社東京鉄骨橋梁製作所の設立 1928-1945 昭和3年~昭和20年 p44
1 機が熟した清水組からの分離独立 p44
「鉄骨」に加えて「橋梁」も事業領域に p44
本格的な橋梁工事の第一歩を記す p45
経済恐慌を伴う不況の時代に p46
2 労働条件の変化の中で p47
親方請負制から直傭の労働制度へ p47
減給措置で不況をしのぐ p47
3 進む戦時体制の下で p49
国力増強を支えた工事実績 p49
地域を支える道路橋と民鉄の鉄道橋で実績を重ねる p50
工場拡張で需要拡大に応える p51
4 戦況の深刻化へ p52
太平洋戦争の勃発と大増産体制 p52
次第に深刻化していった鋼材不足 p53
東京大空襲の難を逃れて p54
COLUMN 設立当初の通勤事情 p48
COLUMN 社章とTSマーク[TSは記号] p49
COLUMN 白木屋呉服店の火災 p50
COLUMN 残業続きの日々も一致団結で乗り切る p52
第3章 鉄骨・橋梁製作の地盤を固めて 1945-1954 昭和20年~昭和29年 p57
1 終戦、そしてゼロからの再起 p57
接収された第3工場 p57
細々とした復旧工事を足がかりに p58
困窮した国民生活と労働組合の結成 p58
合資会社から株式会社へ改組 p59
2 戦後復興と受注増大 p61
GHQの占領下で復調を見せる p61
オフィスビル・工場・庁舎など復活する建築需要 p62
発電や通信など社会基盤施設の鉄骨を担う p63
独立した国家へ、戦後からの脱却 p63
3 設計・生産技術向上へ高まる気運 p64
橋梁技術者の採用を開始 p64
促された生産技術の向上 p65
リベット工法全盛も、溶接工法の開花近付く p66
COLUMN お稲荷さん p60
COLUMN カシメ屋vs電気屋 p67
第4章 高度経済成長の序章 1955-1963 昭和30年~昭和38年 p69
1 多様化・大型化する建築需要 p69
神武景気から岩戸景気へ p69
大型火力発電所などの建設 p70
都心の名高い建築物で多種多様な実績を挙げる p70
海外工事の始まり p72
2 橋梁分野で真価を発揮 p72
慎重を重ねた蒲田跨線橋の架設 p72
高速道路の道路橋建設へ p73
オリンピック開催へ向けて急がれた交通網の整備 p74
その他の特徴ある橋梁工事 p75
3 生産拠点の拡大を模索 p77
生産能力向上を託した東雲工場 p77
広大な敷地を求めて、取手工場を新設 p77
溶接工法の全盛時代へ p78
4 会社発展の基盤を固めて p79
相次ぐ増資と業績の向上 p79
営業所の開設と機能発揮 p80
COLUMN 幻の高速道路構想 p76
COLUMN 取手工場の草創期 p78
第5章 国土近代化の追い風を背に 1964-1970 昭和39年~昭和45年 p82
1 超高層ビル時代の幕開け p82
建築基準法の高さ制限撤廃で迎えた新時代 p82
深刻な住宅不足を克服した集合住宅 p83
皇居新宮殿などを手掛ける p84
2 長大橋への挑戦と橋梁事業の拡充 p85
福島第1工区の難工事を克服 p85
本格化した高速道路の整備 p86
本四架橋への布石、花輪跨道橋 p88
各地の特徴ある橋梁整備 p89
3 役割増す取手工場 p90
第2期建設工事で橋梁生産を強化 p90
芝浦から取手への移転構想を打ち出す p91
4 組織体制面の整備 p92
「社報」の創刊と組織体制 p92
福利厚生と諸待遇の改善 p94
情報化時代の萌芽 p95
COLUMN 「柔構造」が導いた超高層ビル時代 p83
COLUMN 「現寸」と「原寸」 9O
第6章 成長基盤の確立に向けて 1971-1978 昭和46年~昭和53年 p97
1 取手工場の拡充 p97
「取手工場への全面移転」の経営判断 p97
移転のための環境づくりへ p97
当面の完成を迎えた取手工場 p98
新本社ビルの建設とコンピューターの導入 p99
2 全国的な道路・鉄道整備需要に応えて p100
熟慮して進めた首都高速道路の鋼橋建設 p100
阪神高速道路では大ブロック架設に挑む p101
全国的な広がり見せる高速道路整備 p102
その他の特徴ある橋梁 p103
本州四国連絡橋建設へ万全の備え p105
3 オイルショックの余波を乗り越えて p106
サンシャイン60など超高層ビルを手掛ける p106
首都・東京の中心部で確かな実績 p107
高層住宅から駅ビル、海外工事など多彩に p108
4 設計・製作の自動化と技術開発の取り組み p109
コンピューターによる自動設計製図に着手 p109
NC穿孔機の導入とNC原寸の着手 p109
研究室の設置と「技術報」の創刊 p110
COLUMN 応急橋の開発―O橋からテックブリッジへ p104
第7章 逞しい成長の軌跡を描いて 1979-1988 昭和54年~昭和63年 p112
1 本州四国連絡橋の建設 p112
念願の初受注と防府工場の整備 p112
東洋一の吊橋、因島大橋の設計から架設まで p113
北備讃瀬戸大橋など鉄道道路併用橋の相次ぐ受注 p114
大ブロック一括架設の先例を示した伯方橋 p115
斜張橋の主塔工事に挑んだ生口橋 p116
2 橋梁の難工事にも果敢に挑戦 p116
千葉臨海工場を新設、東西で臨海部の生産体制を構築 p116
かつしかハープ橋など首都高速道路で多くの実績 p117
関西国際空港へのアクセス向上を担う橋梁群 p118
日本道路公団でも相次いだ大型案件 p120
その他の主な工事―地方道路公社そして建設省(現・国土交通省) p121
その他の主要工事―地方公共団体 p122
鉄道関連でも実りある実績を残す p123
都心部の立体交差化に寄与したSTRUM工法 p124
3 新たな都市再開発の順風を受けた鉄骨事業 p125
芝浦・浜松町周辺で始まった都市再開発の潮流 p125
東京湾ウォーターフロント開発の幕張新都心 p126
東京都庁などの庁舎やドーム、ミュージアムを手掛ける p127
その他の主な鉄骨工事:国内 p128
その他の主な鉄骨工事:海外 p130
4 システム化の進展と企業力の強化 p131
3次元鉄骨CAD/CAMシステムの導入 p131
橋梁設計~原寸のCAD活用 p131
売上高を200億円台に乗せる p132
COLUMN 橋梁事業を下支えした鉄道班 p125
COLUMN 福利厚生の充実 p132
第8章 旺盛な需要を背に受けて 1989-1996 平成元年~平成8年 p135
1 臨海部で相次いだ巨大プロジェクトと大型橋梁 p135
東京臨海部の風景を変えた橋梁群―レインボーブリッジなど p135
東京臨海部の風景を変えた橋梁群―東京湾アクアライン p136
最後の本四工事に備えた千葉臨海工場の増強 p137
佳境を迎えた本州四国連絡橋―来島大橋 p138
佳境を迎えた本州四国連絡橋―明石海峡大橋ほか p139
伊勢湾岸自動車道の整備と名港トリトン p140
2 全国各地で地域活性の役割を担った橋梁 p142
首都圏では放射道路から環状道路の整備へ p142
湾岸線を中心に整備が進む阪神高速道路 p143
阪神・淡路大震災と復旧工事 p144
日本道路公団では困難を極めた改築工事や合理化橋梁も p146
その他の特徴ある道路橋整備―建設省関連 p147
その他の特徴ある道路橋整備―地方公共団体関連 p149
新交通システム関連で新設工事受注が続く p150
立体交差化などの鉄道改良工事、メンテナンスで地力を発揮 p151
3 個性的な建築物を支えて p153
構造の複雑化や大架構に対応した建築鉄骨 p153
横浜ランドマークタワーなど「みなとみらい21」で実績 p154
臨海副都心を中心に湾岸部での実績が続く p155
その他の主要な鉄骨工事 p156
鉄骨事業だけで売上100億円を超える p156
4 本社体制の整備 p157
本社ビルの建て替えの機が熟す p157
永田町での仮住まいを経て新本社ビルへ p158
情報処理システム関連の進展 p158
社名を「株式会社東京鉄骨橋梁」に変更 p158
COLUMN 業界内で膨らんだムードと一線を画す p159
第9章 苦境のときを迎えて 1997-2005 平成9年~平成17年 p162
1 熾烈なコスト競争に直面した建築鉄骨 p162
建築鉄骨を巡る環境の激変 p162
創業以来の大型工事となったテプコ豊洲ビル(ビッグドラム) p163
再開発オフィスビルなどで実績を上げる p164
その他の主要な鉄骨工事 p165
2 橋梁は合理化構造の時代へ p166
鮮明になった公共工事のコスト縮減方向 p166
新たな主桁形式と床版形式に挑む p167
新東名・新名神を中心に合理化橋梁が続く p168
都市高速道路でも合理化橋梁を手掛ける p170
その他の特徴ある道路橋整備―建設省(国土交通省)関連 p172
その他の特徴ある道路橋整備―地方公共団体関連 p173
鉄道橋―整備新幹線・つくばエクスプレスから民鉄の大型工事まで p174
3 生産性向上を目指して p177
生産情報システム「シンフォニー(SYMPHONY)」への一歩を記す p177
取手工場第4工場の新設と設備改善 p178
技術研究所と大型構造物試験センターの稼働開始 p178
新規事業創出の試み p179
4 当社経営を巡る激震の時代 p179
市場規模の縮小に対応した「構造改革」に着手 p179
独占禁止法違反事件とその影響 p180
帳消しとなった利益体質 p180
エモトの子会社化と関連会社の見直し p181
COLUMN 半世紀を経て建て替えとなった江の島展望灯台 p167
COLUMN ルート157に架かる橋 p174
COLUMN 鉄道橋の用語について p175
COLUMN 事務・管理系システムも新たな段階へ p177
COLUMN ISO9001(品質)に続いてISOI4001(環境)の認証を取得 p181
第10章 再生の道筋と光明 2006-2014 平成18年~平成26年 p183
1 公共工事品確法の施行と総合評価落札方式 p183
「最低価格落札方式」から「総合評価落札方式」へ、入札制度の大転換 p183
総合評価落札方式に対応した体制整備 p184
暗闇の中に、薄日が差す p184
2 強靱な企業体質への転換に挑む p185
現状の把握そして対策へ p185
社員のモチベーションUPへ p186
千葉臨海工場の一時休止と実働部隊の取手への集結 p186
3 合理的な社会資本の整備に向けて p188
苦境を支えた橋梁工事 p188
相次ぐ優良工事表彰 p190
橋梁事業の追い風となった新東名・新名神と圏央道 p191
その他の特徴ある道路橋 p192
道路橋の受注減を補った鉄道橋 p193
鉄骨工事で大型案件の受注が相次ぐ p194
4 次代につなぐ競争優位性を求めて p196
橋梁メンテナンスシステム「Re-BRI(リブリ)」の発進 p196
東日本大震災と関連工事 p198
福島原発1号機「原子炉建屋力バー」に挑む p199
5 新たな成長路線へ一歩を記す p200
250億円体制を目指して p200
本業の強化・拡大で成長軌道を盤石に p201
社会資本整備に尽力した誇りと責任感を、次の世代へ p201
COLOMN 技術者個人への栄誉も続く p191
COLUMN 労働安全衛生マネジメントシステム(コスモス)の認証を取得 p202
資料編 〔205〕
現行定款 p206
会社概要 p209
組織図 p210
拠点網 p211
歴代代表者 p212
現役員 p213
歴代役員任期一覧 p214
売上高の推移 p217
資本金の推移 p218
従業員数の推移 p219
主な工事経歴 p220
歴代労働組合執行委員長 p235
年表 p236
創業100周年記念祝賀会 p252
創業100周年を祝う会 p253
参考文献 p254
写真提供先一覧 p255
編集後記 p256
索引リスト
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