(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和20年(1945) - 【竜門社】曖依村荘を政府に寄贈する。空襲により曖依村荘内の建物の多くを焼失する。【渋沢敬三】幣原喜重郎より組閣本部に招かる。新木、山際正道と相談、大蔵大臣受諾。親任。 渋沢関係略年譜
6月7日 西田幾多郎氏逝去。11月15日《思想》11月号〈西田博士追悼号〉発行。 岩波書店
6月12日 船田享二氏、《羅馬法全5巻》により第35回帝国学士院賞恩賜賞受賞。 岩波書店
6月20日 読売新聞に岩波書店解散の誤報掲載、後に取消記事が出た。 岩波書店
6月21日 人員整理―出版活動がほとんど休止状態となり、かつ疎開希望者が多数にのぼったので、止むなく業務を縮小して後日を期することとし、解散に近い人員整理を行なった。幹部級のもの堤夫妻を含んで13人が残った。 岩波書店
6月22日 戦時緊急措置法・国民義勇兵役法公布 内外事情
6月26日 国際連合憲章調印、10月24日、正式成立。 内外事情
7月2日 労働科学研究所で鴎友学園女生徒勤労奉仕はじまる―《理化学辞典》の刷本を折るのが仕事であった。作業開始の式において、岩波茂雄は、就学中の少女の労働に依存せねばならないことに対して、心から遺憾の意を表し女生徒たちに感謝した。 岩波書店
7月7日 ロケット機〈秋水〉試験飛行。 内外事情
7月10日 最高戦争指導会議、ソ連に講和依頼のため使節派遣決定。13日、ソ連に申入れ、18日、ソ連拒否。 内外事情
7月11日 主食を10月末日まで1割減配実施、ただし大都市は8月11日より。 内外事情
7月16日 出版資材大量疎開―出版資材を長野県に疎開するため貨車配車申請中のところ、この日9輌の配車があり、残留店員が飯田橋駅まで荷物を運搬、積込みにあたった。疎開先きは岩波の出生地中州村であった。7月31日、紙型・用紙の若干その他を積んで9輌の貨車は無事上諏訪に到着、諏訪中学校生徒の応援をえて、疎開を完了した。中州村では公会堂・農家の土蔵などが提供された。 岩波書店
7月16日 アメリカ、原爆実験に成功。 内外事情
7月17日 ポツダムで米・英・ソ首脳会談、26日、米・英・中3国ポツダム宣言発表。 内外事情
7月27日 イギリス、アトリー労働党内閣成立。 内外事情
8月6日 広島に原子爆弾投下。(9日長崎)。 内外事情
8月8日 ソ連、対日宣戦。仁科芳雄ら広島に到着し、投下された新型爆弾は原子爆弾と確認。 内外事情
8月10日 国体維持を条件にポツダム宣言受諾申入れ。 内外事情
8月14日 御前会議でポ宣言受諾決定。 内外事情
8月14日 中ソ友交同盟条約調印。 内外事情
8月15日 寂莫として終戦を迎えた。 岩波書店
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