(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和43年(1968) - 【竜門社】図書資料を収蔵する書庫(第1資料室)を曖依村荘内に建設。 渋沢関係略年譜
11月9日 社員・家族の会―赤坂プリンスホテルで開催、参会者490人。 岩波書店
11月9日 大修館書店、創業50周年記念式典と祝賀会(東京会館)を開催。 出版界
11月10日 琉球政府主席に、野党統一候補屋良朝苗当選(23万7565票)、次点自民党公認西銘順治(20万6011票)。 内外事情
11月12日 日本書籍出版協会・日本雑誌協会・日本出版取次協会・日本出版物小売業組合全国連合会、代表者会議を開き、出版業の資本自由化に対し、12月、4団体の合同要望書を作成、関係当局へ提出することを決める(12月28日、資本自由化に反対する態度を決め、4団体連名で陳情書を通産・大蔵大臣をはじめ関係方面に出す)。 出版界
11月19日 全国教科書供給協会、創立20周年記念式典と祝賀会(東京・ヒルトンホテル)を開催。また《全国教科書供給協会二十年史》を刊行。 出版界
11月19日 沖縄嘉手納基地でB52爆発。5人負傷。 内外事情
11月21日 国立国会図書館、第2期の増設工事を終わり全館の建設を完成、その披露と開館20周年記念式典(同館)を開催。 出版界
11月25日 《近代日本総合年表》刊―編集:勝本清一郎・西田長寿・江口朴郎・八杉竜一・山本二郎・遠山茂樹・丸山真男・隅谷三喜男・安藤良雄・星野芳郎・藤原彰・今井清一・内川芳美・山住正己・植手通有。この年表の企画が芽生えたのは1964年であった。岩波講座《日本歴史》1962年版の完結にともない、編集部は続く企画として日本の現代史を対象とすべく、その準備として既存の各種年表を用いて、明治以降の政治・経済から学芸・社会にわたる各部門を併記した100年間の年表を作成してみた。この試みを実際に行った結果、近・現代の日本の全体的な歴史像に近づくためには、多くの部門を見やすい形で併記し、それを縦横に一覧しうる〈総合年表〉がいかに必要であり、いかに有用であるかが実感として得られ、その編纂が始められた。以来3年余、編集委員・執筆者および協力者100名近くの方々による共同作業と、二百数十回に及ぶ討議を経て記載項目を3万余に圧縮選定し、それに典拠と索引を付して本年表の完成をみた。すなわちこの年表は、開国以来の日本の歴史(1853~1967)を、〈政治〉〈経済・産業・技術〉〈社会〉〈学術・教育・思想〉〈芸術〉〈国外〉の6部門に並立し、これによって同時代の全体像を一望のもとに収めうるものとなった。1984年5月には、その後の16年を増補した第二版が刊行された。 岩波書店
11月27日 日本書籍出版協会、理事会で書籍コード実施要領を承認、書籍のコード化を進めることを決定。 出版界
12月1日 那覇市長に革新共闘会議の統一候補平良良松(社会大衆党)当選。 内外事情
12月7日 那覇市で、B52撤去・原潜寄港阻止県民共闘会議(別称、いのちを守る県民共闘)結成(議長亀甲康吉県労協議長)、140団体加盟。14日、嘉手納で決起大会、基地へ3万人の抗議デモ。 内外事情
12月10日 東京都府中市で日本信託銀行の現金輸送車の3億円、白バイ警官に変装した男に車ごと奪われる。1975.12.10時効成立。(捜査員延17万1520人、捜査費9000万円)。 内外事情
12月11日 人文科学書関係の出版社有志、人文会を結成。 出版界
12月13日 工学書協会、創立20周年記念式典と祝賀会(熱海・金城館)を開催。また《工学書協会20年の歩み》を刊行。 出版界
12月22日 栗田書店が東京タワー内に設置していたタワー・ブックセンターは賃貸借契約期間が満了したため展示業務を終了(1958年12月に開設してから10年、この間、各種の催事などを行い、毎日の新刊を展示してきた)。 出版界
12月23日 第9回日米安保協議委員会で米側が148ヵ所の在日基地・施設の整理案を提示。調布など返還・縮小41ヵ所を公表。 内外事情
12月25日 《桑原隲蔵全集》全5巻別冊1完結。(第1回、1968.2.13)。 岩波書店
12月26日 《材料科学入門》全4冊完結。(第1冊、1967.6.15)。 岩波書店
12月 家の光協会、創業40周年を記念し《家の光の四十年》を刊行。 出版界
- ・年間新刊点数:262 岩波書店
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