(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和48年(1973) - 【竜門社】国分隼人支部開設。 渋沢関係略年譜
9月20日 日本出版労働組合協議会、第27回定期大会(伊豆長岡・観光会館)を開催(~22日)。5年越しの懸案である出版労連規約改正=労連化の達成と、これを土台にした産業別統一闘争強化の運動方針の確立の二つを中心課題としたこの大会で規約改正案を可決、この結果、協議会から産業別統一闘争をになう組織、日本出版労働組合連合会として出発することになる。 出版界
9月21日 日本、ベトナム民主共和国(北ベトナム)と国交樹立。 内外事情
9月22日 I.L.A.B(国際古書籍商連盟、1947年、オランダのヘルツベルガーが世界の一流古書店に呼びかけて発足。16ヵ国2000社が加盟)の東京大会が東京プリンスホテルで開催(~27日)。 出版界
9月26日 厚生年金保険法・国民年金法改正(〈5万円年金〉、物価スライド制導入)。 内外事情
9月29日 筑波大学設置。(1974.4.25開学)。 内外事情
10月1日 小学館《小学館ランダムハウス英和大辞典》(全4巻)刊行開始。 出版界
10月1日 太陽神戸銀行発足(神戸銀行・太陽銀行合併)。 内外事情
10月2日 韓国ソウル大学生、金大中事件の真相解明を要求し、デモ・学内座り込み。百数十人逮捕される。 内外事情
10月4日 部課長待遇制度はじまる。定年を満56歳から満60歳に延長したことにともない、部課長は満56歳以後部課長待遇とすることとした。 岩波書店
10月5日 服部時計店、セイコー=クオーツ06LC=デジタル(腕時計)発売。 内外事情
10月6日 エジプト軍・シリア軍、イスラエル軍と交戦。(第4次中東戦争はじまる)。 内外事情
10月8日 日ソ首脳会談、モスクワで開始(田中首相、ブレジネフ書記長・コスイギン首相と4次の協議)。10日、共同声明。(領土問題を含む平和条約交渉の継続を確認)。 内外事情
10月8日 イタリア共産党書記長ベルリングェル、〈歴史的妥協〉政策を発表。(キリスト教民主党との連立を提唱)。 内外事情
10月11日 《奈良の寺》刊行開始―全21巻。この叢書は、この年5月に完結した《奈良六大寺大観》のうちからその精華を選び再編成し、廉価な普及版としたものである。レイアウトに新たな工夫を加え《大観》収録の名品を選択して収めた。解説は学問的厳密さを失わず、しかも平易であることを旨とした。(1975.5.20完結)。 岩波書店
10月11日 フランクフルト・ブック・フェアに参加(会期10月16日まで)。 岩波書店
10月11日 第一法規出版、創業70周年記念祝賀パーティー(東京・ホテルオークラ)を開催。 出版界
10月11日 長谷川巳之吉(第一書房創業者・元社長、1894.3.7―)歿。 出版界
10月14日 タイで新憲法の早期公布を要求する学生20万人抗議デモ、軍・警察と激突、死者180人。タノム内閣、総辞職。 内外事情
10月16日 《宇野弘蔵著作集》刊行開始―全10巻別巻1。この著作集には、処女論文〈貨幣の必然性〉以来の50余年にわたる研究生活から生れたすべての著作・論文を系統的に収録するとともに、随想・未定稿の類をも収めて、著者の思想と理論の全容を明らかにするよう編集された。長らく絶版とされてきた《経済原論》も復刻のうえ収録した。(1974.8.16完結)。 岩波書店
10月16日 岩波文庫《ラブレー(第一之書~第五之書)ガルガンチュワ/パンタグリュエル物語》(渡辺一夫氏の改訳と新注)刊行開始―全5冊。(1975.2.21完結)。 岩波書店
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