(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和48年(1973) - 【竜門社】国分隼人支部開設。 渋沢関係略年譜
12月18日 日本書籍出版協会・日本雑誌協会、連名で改正刑法に関する要望書を法制審議会の中村梅吉会長宛に提出。 出版界
12月19日 日本書籍出版協会・日本雑誌協会、用紙事情の悪化にともなう書籍の生産減・雑誌の一部休刊・合併号の刊行・頁数の削減などという事態の中で、取次会社が適正仕入れや完売などを励行し、また早期返品を防ぎ、期間内いっぱいの販売に努力してほしいなど出版社の要望を記した文書(用紙減産にともなうお願い)を作成、日本出版取次協会会長宛に申入れ。 出版界
12月21日 中東和平国際会議、国連主宰で開催(ジュネーブ)。シリア不参加。 内外事情
12月22日 国民生活安定緊急措置法・石油需給適正化法公布、施行。 内外事情
12月22日 臨時閣議、日本経済が石油需給適正化法にいう〈緊急事態〉にあると認定、告示。首相、国民に談話を発表。国民生活安定緊急対策本部(本部長田中首相)初会議、石油・電力供給20%削減ほか緊急対策を決定。 内外事情
12月25日 OAPEC、日本を友好国と宣言、石油必要量供給を決定。 内外事情
12月26日 第7回日韓会議開催。 内外事情
12月 《岩波文庫12のセット》発売―岩波文庫のなかから、分冊になっている長大な作品、相互関連のあるテーマ、個人全集の小型版といったもののごく一部を選んでセットに組み、美装の箱に収めて販売した。セット名・冊数は次の通りであった。源氏物語:全6冊/漱石作品集:全15冊/寺田寅彦随筆集:全5冊/日本の詩:全19冊/近代日本の黎明、全16冊/三国志:全10冊/ギリシアの悲劇・喜劇:全15冊/旧約聖書・新約聖書:全12冊/アンデルセン童話集:全10冊/ファーブル昆虫記:全20冊/ルソー著作集:全15冊/マルクス資本論:全9冊。 岩波書店
-9日 ・年間書籍出版点数:2万7354点(新刊2万446点、重版6908点) 出版界
- ・人事 4.1 任 辞典部長 木越晃 総務部長 志賀直吉 出版副部長 保延醇一 辞典副部長 秋田弘 営業副部長 伊東幸男 岩波書店
- ・年間新刊点数:248 岩波書店
- ・年間重版点数:2683 岩波書店
- ・この年の主な創刊誌 WORLD(TBS・ブリタニカ)、現代思想(青土社)、季刊ラカム(文化出版局)、四季の味(鎌倉書房)、マミイ(小学館)、ひと(太郎次郎社)、部落解放運動(汐文社)、柳田国男研究(白鯨社)、幼児と保育(小学館)、明日の友(婦人之友社)、アニマ(平凡社)、季刊デザイン(美術出版社)、季刊映画史研究(発行・佐藤忠男)、詩とメルヘン(サンリオ)、文芸展望(筑摩書房)、教育労働研究(社会評論社)、コミック&コミック(徳間書店)、子どもの館(福音館)、終末から(筑摩書房)、同和教育運動(部落問題研究所)、RURUBU(日本交通公社出版部)、民主スポーツ(新日本体育連盟)、特殊教育(東洋館出版)、JUNON(主婦と生活社)、VIVA(徳間書店)、アドバタイジング(電通)、歴史手帖(名著出版)、碁(日本棋院)、旅行ホリデー(学習研究社)、正論(サンケイ新聞社)、わたしの赤ちゃん(主婦の友社)。 出版界
- ・年間書籍推定発行部数:6億3481万冊 出版界
- ・書籍平均定価:新刊1714円19銭、新刊・重版1424円91銭 出版界
- ・雑誌(一般市販)点数:2700点 出版界
- ・雑誌推定発行部数:21億9059万冊(月刊誌11億547万冊、週刊誌10億8512万冊) 出版界
- ・雑誌平均定価:203円20銭 出版界
- *石油コンビナートの爆発事故続発(出光石油=徳山、チッソ石油=五井など14件)。 内外事情
- *電通、広告取扱高9億2290万ドルで世界第1位となる。 内外事情
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