※(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。
年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
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昭和48年(1973) | - | 【竜門社】国分隼人支部開設。 | 渋沢関係略年譜 |
10月16日 | 岩波文庫定価改定―星一つ70円とする。岩波文庫は1962年4月以降11年間、星一つ50円の定価をつづけてきた。この間、1970年5月には、スピン(糸しおり)を廃止して紙製のしおりに代え、また本年4月には製本を糸かがりから無線綴じに切りかえるなど、原価の抑制に努めてきたが、生産費の上昇は激しく、改定の止むなきに至り、この日以後、星一つ70円とした。この改定の直後にオイル・ショックがおこり、生産費はさらに急騰し、1975年6月には再び定価の改定を行わざるをえないこととなった。 | 岩波書店 | |
10月17日 | ペルシャ湾岸6ヵ国、石油公示価格21%引上げを宣言。OAPEC10ヵ国、米国などイスラエル支持国向け石油生産供給を9月比で月5%ずつ削減決定。以後、段階的に減産強化(石油戦略の発動)。 | 内外事情 | |
10月20日 | 社会党、国民連合政権構想を発表。(共産党〈民主連合政府〉、公明党〈中道革新連合政府〉、民社党〈革新連合国民政府〉の各構想をめぐり相互の路線批判活発)。 | 内外事情 | |
10月21日 | 我妻栄氏逝去。 | 岩波書店 | |
10月21日 | 愛人に貢ぐため約9億円横領の滋賀銀行山科支店行員奥村彰子逮捕。 | 内外事情 | |
10月22日 | イスラエルとエジプト、国連安保理の現状停戦決議を受諾。PLOは戦闘継続を宣言。 | 内外事情 | |
10月22日 | 読売巨人軍、プロ野球9連覇(V9)。 | 内外事情 | |
10月23日 | エクソン・シェルなど5社、日本にも原油価格30%引上げを通告(他のメジャーも追随。価格引上げと供給量削減を通告)。第1次石油危機はじまる(オイル=ショック)。 | 内外事情 | |
10月23日 | 江崎玲於奈、ノーベル物理学賞受賞。 | 内外事情 | |
10月24日 | 第1回泉鏡花文学賞=森内俊雄《翔ぶ影》、半村良《産霊山秘録》。 | 出版界 | |
10月27日 | 社員・家族の会―目白椿山荘で開催、参加者521人。 | 岩波書店 | |
10月28日 | 神戸市長選挙、野党4党推薦の宮崎辰雄再選。(6大都市に革新系首長誕生)。 | 内外事情 | |
10月30日 | 日本書籍出版協会、用紙節約についての申合せを文書にし、関係方面に配布、用紙節約運動を展開することを決める。 | 出版界 | |
10月30日 | 古田晃(筑摩書房創業者・会長、1906.1.13―)歿。 | 出版界 | |
10月31日 | 〈岩波書店創業60年記念の会〉を京都都ホテルにて開催、参会者91名。続いて11月19日、東京帝国ホテルにて開催、参会者327名。 | 岩波書店 | |
10月31日 | 三田博雄《山の思想史》(岩波新書)、村松貞次郎《大工道具の歴史》(岩波新書)、第27回毎日出版文化賞受賞。 | 岩波書店 | |
10月 | 1974年3月卒業を含む高校・短大卒業者の採用試験、男子2人・女子1人を採用。//接待係採用試験、女子1人を採用。 | 岩波書店 | |
11月1日 | 日韓両国、金大中事件の政治解決に合意(金東雲書記官の個人的犯行〈免職〉、原状回復はできない、金大中の海外での言動は不問)。 | 内外事情 | |
11月2日 | 《鏡花全集》第2次刊行開始―全29巻。編纂:鏑木清方・水上滝太郎・小村雪岱・久保田万太郎・佐藤春夫・里見弴・谷崎潤一郎・寺木定芳・浜野英二・村松定孝。鏡花歿後、1940年3月から1942年11月にかけて、全集28巻を刊行したが、その後30余年を経て今日に至った。たまたま本年11月4日は鏡花生誕100年にあたり、これを機に前回の全集では収載し得なかった反戦的作品、〈琵琶伝〉〈海城発電〉などのほか、新発見の資料を収録した《補遺》1巻を立て、あわせてその後の研究の進展による補訂を全巻にわたって施し、全29巻として再刊することとなった。(1976.3.26完結。第3次1986.9.3刊行開始)。 | 岩波書店 | |
11月2日 | 韓国首相金鍾泌、金大中事件陳謝のため来日。田中首相に朴大統領親書を提出。日韓定期閣僚会議、年内開催で合意。 | 内外事情 |