(社)共同通信社『共同通信社三十五年』(1981.10)

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月日 事項 年表種別
昭和46年(1971) 4月29日 韓国大統領選挙、朴民主共和党候補が金大中新民党候補を大差で破り三選
昭和48年(1973) 8月8日 韓国新民党元大統領候補金大中、白昼東京のホテルから韓国人に連行され、ソウルで解放(一三日)、のち警察に軟禁
8月23日 読売新聞が「金大中事件に韓国情報部機関が関係」と報道
8月24日 韓国政府、右報道[読売新聞が「金大中事件に韓国情報部機関が関係」と報道]の全文取り消しを要求、読売側が拒否したため同紙の国内配布を禁止、ソウル支局の閉鎖と三記者の国外退去を命令。中国共産党第一〇回全国大会、林彪前党副主席、陳伯達政治局常務委員の党籍永久はく奪を決定
12月3日 韓国内閣改造(金大中事件で李厚洛中央情報部長、李〓[さんずい+皓]駐日大使更迭)
昭和49年(1974) 8月14日 韓国政府、金大中事件の捜査打ち切りを通告
昭和50年(1975) 7月24日 ジュネーブ支局長岩崎公彦、ワシントン支局長仲晃。金大中事件、灰色のまま韓国口上書で政治決着
昭和51年(1976) 3月1日 金大中ら一二人、朴政権を批判する民主救国宣言を発表
8月28日 民主救国宣言事件判決、金大中、尹〓[さんずい+普]善ら四人に懲役八年その他全員実刑
昭和52年(1977) 6月22日 金〓[火+同]旭元KCIA部長が米下院外交国際機関分科委で金大中ら致事件に関し「総指揮は李厚洛同部長(当時)、朴大統領が承知、日本警視庁も事前察知」など爆弾証言。
8月26日 韓国元KCIA部長金〓[火+同]旭が金大中事件犯行者の氏名を明らかにしたことをスクープ、その他の報道でワシントン支局菱木一美に編集局長賞
昭和53年(1978) 12月27日 ブエノスアイレス支局長(兼)サンパウロ支局長桜井三夫。AP・DJレイ・ショー副社長来社。金大中氏、二年九カ月ぶりに釈放
昭和54年(1979) 5月12日 ワシントン支局「金大中事件はKCIAの犯行と断定」した米国務省の秘密文書を入手。日本の報道機関が「情報の自由法」による資料請求でスクープしたのは異例のこと
6月7日 金大中事件にKCIA関与の米国務省文書をスクープしたワシントン支局金子敦郎に編集局長賞。新聞協会編集委は地震報直に関し「報道解禁は暫定的に気象庁の判定会招集通報三〇分後とする」の各社協定を了承
昭和55年(1980) 2月29日 新自由クラブ全国党大会て代表に田川誠一選出。金大中ら六八四人公民権回復
5月17日 韓国、非常戒厳令を全土に拡大、金大中ら二六人再び逮捕
7月12日 韓国戒厳司令部、金大中ら九人、内乱陰謀罪容疑で軍法会議に送致
9月17日 韓国戒厳普通軍法会議、金大中に死刑の判決
11月3日 外信部佐々木伸、アンマン経由バグダッド(イラク)入り。韓国戒厳高等軍法会議、金大中の控訴棄却、二審も死刑の判決
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