昭和電工(株)『昭和電工アルミニウム五十年史』(1984.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
慶応3年(1867) - 【渋沢栄一】将軍名代・徳川昭武に従ってフランスへ出立、パリ万国博覧会などを視察。〔27歳〕 渋沢関係略年譜
11月15日 坂本竜馬暗殺される 一般事項
明治3年(1870) - 【渋沢栄一】大蔵少丞となる。官営富岡製糸場設置に向けて、事務主任となる。〔30歳〕 渋沢関係略年譜
4月23日 9分利付英貨公債100万ポンドをロンドンで募集 一般事項
- ベルギーのゼノルブ・テオフィル・グラムは発電機を発明して電気化学工業を築く 業界関係事項
明治11年(1878) - 【渋沢栄一】東京商法会議所創立・会頭(後に東京商業会議所・会頭)。〔38歳〕 渋沢関係略年譜
5月1日 大久保利通暗殺される(紀尾井坂の変) 一般事項
- アルミニウムの世界生産1.8t 業界関係事項
明治18年(1885) - 【渋沢栄一】ジャパン・ブリュワリー・コンパニー・リミテッド設立(後に理事)。日本郵船会社創立(後に日本郵船株式会社取締役)。東京瓦斯会社創立・委員長(後に東京瓦斯株式会社取締役会長)。〔45歳〕 渋沢関係略年譜
1月20日 院内鉱山を古河市兵衛に払い下げる 一般事項
- アルミニウムの世界生産13.3t、価格1ポンド11.33ドル 業界関係事項
明治19年(1886) - 【渋沢栄一】「竜門社」創立。東京電灯会社開業(後に委員)。〔46歳〕【竜門社】竜門社が東京・深川福住町の青淵先生邸内に創立する。機関誌『竜門雑誌』創刊号を刊行。 渋沢関係略年譜
4月20日 メートル法公布 一般事項
- フランスのポール・ルイーズ・テュサン・エルーとアメリカのチャールス・マーティン・ホールが東西同時にアルミニウム電解法(アルミナを氷晶石に溶解して電解するアルミニウム製錬法)を発明、ホール・エルー法と呼ばれ、現在、世界のアルミニウム製錬工業に採用さている 業界関係事項
明治20年(1887) - 【渋沢栄一】東京製綱会社発起委員(後に取締役会長)。東京人造肥料会社創立委員(後に取締役会長)。京都織物会社創立、相談役。日本煉瓦製造会社創立・理事(後に日本煉瓦製造株式会社取締役会長)。東京ホテル創立・理事長(後に帝国ホテル株式会社取締役会長)。北海道製麻会社・相談役。〔47歳〕 渋沢関係略年譜
6月7日 長崎工作分局を三菱に払い下げる 一般事項
7月7日 横浜正金銀行条令公布 一般事項
- この年、新しい貴金属として少量のアルミニウム地金が初めて輸入される 業界関係事項
明治21年(1888) - 【渋沢栄一】札幌麦酒会社創立・発起人総代(後に札幌麦酒株式会社取締役会長)。品川硝子会社設立、相談役。東京女学館開校・会計監督(後に館長)。兜町(現在の東京都中央区日本橋兜町)の新邸に転居。〔48歳〕【竜門社】出版条例の改正により『竜門雑誌』1号を改めて発行する。第1回秋季総集会を曖依村荘にて開催する。 渋沢関係略年譜
4月25日 市制および町村制を公布 一般事項
11月30日 メキシコとの通商条約に調印 一般事項
- アメリカではピッツバーグ・リダクション・コーポが設立され、ピッツバーグのスモールマン・ストリートでホール法によりアルミニウム製錬工業に採用されている//エルーはフランス、ベルギーおよびイギリスにおいてアルミニウム電解法の特許を取得//オーストラリアのカール・ジョセフ・バイエルは温式によるアルミナの抽出法を発明し、ドイツにおいて特許を取得、バイエルプロセスとして現在各地で採用している 業界関係事項
明治22年(1889) - 【渋沢栄一】石川島造船所創立・委員(後に株式会社東京石川島造船所取締役会長)。門司築港会社創立・相談役。田川採炭株式会社創立・相談役。三重紡績株式会社相談役。北海道炭礦鉄道会社常議員〔49歳〕 渋沢関係略年譜
1月 三池鉱山を三井へ払い下げる 一般事項
2月11日 大日本帝国憲法公布 一般事項
- チャールス・マーティン・ホールはアメリカでアルミニウム電解法の特許を取得 業界関係事項
明治24年(1891) - 【渋沢栄一】日本製帽会社相談役。東京交換所創立・委員長。東京商業会議所会頭。〔51歳〕 渋沢関係略年譜
5月11日 ロシア皇太子、大津で津田三蔵に襲われる 一般事項
- アメリカのピッツバーグ・リダクション・コーポはニューケンジントン工場の建設に着手す 業界関係事項
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