九州電力(株)『九州地方電気事業史 : 1887明治20年-2005平成17年』(2007.10)

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目次項目 ページ
発刊のごあいさつ 代表取締役社長 真部利応 NP
総論 九州地方電気事業のあゆみとその特徴 p1
第1章 九州における電気事業の生成 1887~1904 p18
第1節 電気事業の開始と九州 p18
1 電気の利用と電気事業 p18
2 九州における電気利用の開始 p21
3 熊本電灯の創業 p24
第2節 九州における電気事業の形成 p32
1 日清戦争後の電灯会社設立ブーム p32
2 長崎電灯 p36
3 博多電灯 p38
4 鹿児島電気 p43
5 日田水電 p46
第3節 大規模自家用発電の開始 p50
1 九州の自家用発電 p50
2 三井鉱山 p52
3 三菱合資 p54
第2章 市場拡大と合従連衡 1905~1913 p60
第1節 技術革新と市場拡大 p60
1 日露戦争後の日本経済 p60
2 電気利用の広がりと技術革新 p62
3 九州の電気事業 p66
4 電力行政の展開 p74
第2節 九州における水力開発計画 p78
1 九州電気の成立 p78
2 九州水力電気の事業計画 p83
3 曽木電気(日本窒素肥料)の設立 p88
第3節 中核企業の形成 p95
1 九州電灯鉄道 p95
2 九州水力電気 p107
3 九州電気軌道 p113
4 熊本電気 p119
第4節 地域電気事業等の展開 p125
1 中規模電気事業 p125
2 小規模電気事業 p130
第5節 大規模自家用発電 p139
1 九州の主要自家用発電 p139
2 三井鉱山 p139
3 三菱合資 p142
4 官営八幡製鉄所 p144
5 日本窒素肥料 p146
第3章 発展と競争の時代 1914~1926 p150
第1節 大正期の経済発展と戦後不況 p150
1 日本経済の動向と重化学工業の発展 p150
2 鉄鋼業と北九州工業地帯の形成 p152
3 石炭鉱業 p155
4 九州の電気事業 p157
第2節 大市場をめぐる提携と競争 p167
1 九州電気軌道と九州水力電気の提携と競争 p167
2 福岡市場における九州水力電気と九州電灯鉄道 p170
3 九州送電の設立と宮崎県の県外送電反対運動 p173
第3節 中核企業の発展 p179
1 九州電灯鉄道の事業拡大と東邦電力の設立 p179
2 九州水力電気の発展と経営 p190
3 九州電気軌道の事業展開 p197
4 熊本電気の発展 p201
第4節 地域電気事業等の展開 p207
1 中規模電気事業 p207
2 小規模電気事業 p216
第5節 大規模自家用発電 p227
1 八幡製鉄所 p227
2 三井鉱山 p229
3 日本窒素肥料 p232
4 その他の主要自家用発電 p235
第4章 競争から協調へ 1927~1938 p238
第1節 大恐慌前後の日本経済と電気事業 p238
1 大恐慌前後の日本経済 p238
2 重化学工業化と電気事業 p239
3 電力政策の展開と電力管理法の成立 p243
4 九州の電気事業 p249
第2節 九州における電気事業の展開 p254
1 電気事業者の動向 p254
2 「電力戦」から協調へ p258
3 送電線路網の整備と送電連系の進展 p261
4 電気料金の値下げ p265
5 共同火力の設立 p270
第3節 電力会社の統合と中核企業 p275
1 東邦電力 p275
2 九州水力電気 p283
3 九州電気軌道 p293
4 熊本電気 p297
5 日本水電 p304
第4節 地域電気事業等の展開 p308
1 中規模電気事業 p308
2 公営電気事業 p315
第5節 大規模自家用発電 p318
1 八幡製鉄所 p318
2 三井鉱山 p318
3 三菱造船と三菱鉱業 p320
4 化学工業 p321
5 炭鉱企業 p323
第5章 戦時下の電力国家管理 1939~1945 p326
第1節 第1次電力国家管理の実施 p326
1 電力国家管理の実施 p326
2 第1次電力国家管理期の電力需給 p329
3 第1次電力国家管理下の九州の電気事業者 p333
4 第2次電力国家管理をめぐる論争 p337
第2節 第2次電力国家管理の実施 p340
1 第2次電力国家管理の開始 p340
2 太平洋戦争下の電力需給 p343
3 政策的低料金とその影響 p347
第3節 戦時期の日本発送電九州支店 p350
1 異常渇水と石炭不足 p350
2 電源開発の動向 p352
3 電力流通設備の拡充 p354
第4節 戦時期の九州配電 p357
1 経営体制と戦争への対応 p357
2 事業展開と業績 p361
3 共同火力と自家用発電の動向 p364
第6章 電気事業再編成への道程 1945~1951 p368
第1節 終戦直後の電気事業 p368
1 終戦とその影響 p368
2 電力不足の深刻化 p371
3 電力法制の変化と電力国家管理の継続 p376
4 電気料金の改定とその問題点 p377
第2節 占領下の日本発送電九州支店 p380
1 敗戦直後の状況 p380
2 電源開発の動向 p384
3 電産の攻勢 p387
第3節 占領下の九州配電 p391
1 敗戦の影響と経営状況 p391
2 配電事業の動向 p395
3 公営電気事業と自家用発電 p399
第4節 周波数統一への着手 p401
1 九州における複数周波数の併存 p401
2 周波数統一への本格着手 p402
第5節 電気事業再編成と九州 p405
1 電気事業再編成の経過 p405
2 電気事業再編成をめぐる九州での論争 p413
第7章 九州電力の発足 1951~1959 p420
第1節 日本経済の復興と高度成長のスタート p420
1 経済復興から高度成長へ p420
2 九州電力株式会社の発足 p424
第2節 電力需給の安定と周波数統一 p429
1 電力需要の伸び悩みと電灯需要 p429
2 周波数統一問題の解決 p432
第3節 電源開発の推進と外資借款 p434
1 新鋭火力発電所建設と外資借款 p434
2 石炭購買の課題 p446
3 上椎葉発電所の建設 p450
4 220kV中央幹線の建設 p453
5 離島供給設備の増強 p457
第4節 電気料金の改定 p461
1 3回の電気料金値上げ p461
2 広域運営の開始 p466
3 労使関係の改善と組織整備 p468
4 積極投資に対応する資金調達 p471
第5節 公営電気事業復元運動と奄美諸島の動向 p475
1 公営電気事業復元運動とその解決 p475
2 県営電気事業 p478
3 自家用発電 p481
4 電源開発(株)による発電所建設 p483
5 大島電力の発足 p484
第8章 高度経済成長とエネルギー革命 1960~1973 p498
第1節 エネルギー革命と経営基盤の強化 p498
1 経済成長の加速と高度成長の終焉 p498
2 九州電力の経営基盤強化 p504
3 環境問題への対応 p506
第2節 電力需給の拡大と変化 p509
1 九州経済の伸び悩みと電力需要 p509
2 産業構造の変化と夏季ピークへの移行 p512
第3節 「油主炭従」への転換 p514
1 大容量火力の建設と石油への転換 p514
2 石炭から石油への転換 p521
3 貯水池式大容量水力発電所の建設 p527
4 原子力開発、地熱発電への取り組み p530
5 220kV送電系統の拡充 p533
6 離島電源の増強と送電連系 p538
第4節 安定的な電力供給の実現 p541
1 電気料金の改定と料金制度の新設 p541
2 広域運営体制の強化 p543
3 人事制度と経営能率刷新 p544
4 資金調達 p550
第5節 共同火力の設立と離島電力の整備 p555
1 共同火力・自家用発電 p555
2 大島電力の合併 p563
3 電源開発(株)の事業 p570
4 県営電気事業 p572
第9章 石油危機と経営効率化の推進 1974~1984 p576
第1節 激変する経営環境 p576
1 石油危機と九州経済の変化 p576
2 経営効率化と安定供給の達成 p581
3 立地環境問題と地域社会との調和 p583
第2節 石油危機による需要激変と安定化 p586
1 石油危機と電力需要 p586
2 民生用需要の伸長 p589
第3節 電源の多様化と燃料調達 p592
1 玄海・川内原子力発電所の運転開始 p592
2 LNG火力の推進 p596
3 電源多様化と燃料調達 p598
4 500kV送電時代の到来 p604
5 離島供給の完成 p608
第4節 電気料金の値上げと経営効率化 p612
1 電気料金の改定 p612
2 経営効率新展開運動の推進 p614
3 資金調達と経営収支 p619
第5節 卸電気事業者等の動向 p624
1 電源開発(株)の事業と広域運営 p624
2 共同火力、自家用電気事業 p626
3 県営電気事業 p630
第10章 電源ベストミックスの追求 1985~1994 p634
第1節 円高の進行と日本経済の変調 p634
1 トリプルメリットによる経営環境の好転 p634
2 バブル経済とその崩壊 p636
3 九州電力の「長期経営ビジョン」 p638
第2節 民生用需要の伸長と産業用需要の変化 p647
1 電力需要構成の変化 p647
2 堅調な九州の民生用需要 p649
3 九州電力による営業活動の強化 p654
第3節 電源ベストミックスの意識的追求 p657
1 原子力発電の拡充 p657
2 火力電源の多様化 p660
3 揚水式を中心とする水力開発 p665
4 本格的な500kV時代を迎えた系統運用 p667
5 無停電への取り組みとユニバーサルサービス p672
6 立地環境問題解決への努力 p676
第4節 低廉な電力供給の再構築を目指して p681
1 設備投資と資金調達の動向 p681
2 電気料金の値下げと料金制度の改正 p683
3 卸電気事業者等の動向 p685
第11章 電力自由時代の九州電力 1995~2005 p690
第1節 電力自由化の進行 p690
1 電気事業法全面改正と小売自由化 p690
2 原子力政策の変転 p692
3 自由化時代の戦略的経営 p696
第2節 競争開始と九州電力 p705
1 電力需要の伸び悩みとピーク平準化 p705
2 競争の開始 p710
3 九州電力による競争戦略の展開 p713
第3節 自由化時代の電力供給体制 p717
1 原子力発電の安定運転と競争力強化 p717
2 流通設備の拡充とユニバーサルサービス p724
3 原子力PAとCSRの推進 p730
4 投資抑制と業績向上 p733
第4節 九州地方電気事業の未来 p737
1 九州地方電気事業の歴史が教えるもの p737
2 電力自由化と九州電力の戦略的対応 p737
3 九州地方電気事業のこれから p739
資料編 p742
沿革図 p742
電灯・電力需要の推移 p754
主要電気事業者トップマネジメントの変遷 p766
主要電気事業者の事業概要 p768
発電所一覧 p772
年表 p789
主要参考文献 p819
図表索引 p825
索引 p832
執筆者紹介 p844
編集・写真協力 p845
あとがき p846
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