(株)横河橋梁製作所『横河橋梁八十年史』(1987.11)

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目次項目 ページ
刊行のことば 代表取締役会長岸本実 p2
序 代表取締役社長山川敏哉 p4
口絵 p8
序章 横河民輔の人と生涯 p44
明治の建築家として p44
時代の先覚者横河民輔 p44
洋風建築の濫觴 p47
工部大学校とコンドル教授 p49
明治建築界の趨勢 p51
異色の建築家横河民輔 p53
実用性を追求する p53
明治を襲った濃尾大地震 p54
近代的合理主義の建築法 p56
今日は帝劇、明日は三越 p58
横河民輔の人となりと業績 p62
培われた和魂洋才 p62
優れた事業家として p63
業界、社会への貢献 p66
横河橋梁に伝えたもの p68
将来を見通した民輔の炯眼 p69
横河民輔の家系とその生涯 p70
播州二見の横河さん p70
民輔をとりまく人々 p72
棚橋家と妻シヅヱの内助 p74
民輔追想 p77
経営手腕について p77
美術品収集家として p78
建築請負業界のまとめ役として p79
民輔の心を継承した人々 p79
◎横河コレクション・『甌香譜』『源氏物語五十四帖』 p81
◎横河民輔年譜 p85
戦前編 p90
第1章 創業の時代[明治40→大正7年]―日本の鉄で橋を架ける p90
横河橋梁誕生する p90
瀬戸文吾、関場茂樹を両輪として p91
東京に進出、深川千田町に工場を新設 p96
当時の業績一覧 p97
◎大阪境川「横河橋梁」発祥の地に昔を偲ぶ p94
◎橋梁・鉄骨技術の基礎を確立した関場茂樹 p95
◎東京の凱旋門・八ツ山橋 p100
第2章 自立の時代[大正7→昭和8年]―近代化に踏み出す p102
株式会社へと発展する p102
第一次世界大戦の好況も終わって p105
芝浦に新東京工場を建設する p107
関東大震災を乗り越えて p109
瀬戸文吾から江橋貞二へ p110
不況のどん底から軍需景気へ p113
よいアーク溶接はよいリベット構造にまさる p114
当時の主なる製品 p116
◎人目を惹いた言問橋 p128
◎創設期の大黒柱瀬戸文吾 p129
第3章 軍需下の時代[昭和8→16年]―押し寄せる軍国化の波 p130
要請されて大陸に進出する p130
戦時体制へ向けて製品を切り替える p134
北支戦線での橋梁修復 p142
戦場で活躍した渡河器材 p150
夢絶たれた二見工場 p152
当時の主なる製品 p158
◎日満埠頭の全溶接西フィーレンデール昇開橋 p136
◎NHK川口放送所の鉄塔を建設する p137
◎偉容を誇る第一生命本社ビル p138
◎わが国最初の全溶接鉄骨、汐留駅上家 p140
◎戦前の最後を飾った勝鬨橋 p141
◎KKTは日本最初の可搬式溶接橋 p154
◎異彩を放ったTG装置とJKT p155
◎北支全域の橋梁修復に活躍した小室親一 p156
◎酷寒零下40度の南樺太に鉄道橋を架ける p157
第4章 戦時下の時代[昭和16→20年]―大戦の嵐のなかで p162
戦争突入下の横河 p162
船をつくる橋梁会社 p165
南アジアの各地での建設 p166
◎横すべり進水式―浮かばれないタンカーの話 p164
◎海南島・パレンバンエピソード p170
戦後編 p174
第1章 復興の時代[昭和20→32年]―壊滅のなかに立ち上がる p174
敗戦の傷痕と紆余曲折の対応 p174
廃墟からの再出発 p180
厳しい怒濤にもまれながら p183
ようやく暁光をとらえて p191
充実していく「技術の横河」 p197
資本、株式の公開と資産再評価 p203
相次ぐ輝かしい技術の開花 p204
社内体制の充実をはかる p223
◎母国の土を踏んだ人たち p178
◎「技術の横河」を確立した江橋貞二 p186
◎戦後はじめての全溶接橋、恵川橋 p187
◎戦後の本格的道路橋のさきがけ、忠節橋を架ける p188
◎突貫作業を強いられたトレッスル p190
◎わが国最初の全溶接鉄骨、日本相互銀行本店 p214
◎土台を支えた曾川正之の技術 p216
◎長大橋の幕開け、西海橋を架ける p217
◎ユニークな富士川橋梁の貨車輸送 p220
◎戦中戦後を支えた今井博 p222
第2章 躍進の時代[昭和32→42年]―高度成長の波に乗って p232
創業50周年を迎え新しい体制に p232
着々進む技術の足固め p235
コンクリート橋への対応 p246
飛躍に向かって生産設備の新鋭化をはかる p247
時勢の曲り角への対応 p255
本格的長大橋の幕開け、若戸大橋 p261
新二重橋の製作と新宮殿の鉄骨 p270
横河橋梁健康保険組合の設立と変遷 p273
大阪工場建設される p275
40年不況に対しての「指名休暇」「臨時休暇」 p281
水荷重方式の木曾川橋など、相次ぐ製品の数々 p284
加藤専務の急逝と新体制 p296
◎木曾川に架かる近鉄の橋 p244
◎技術の太柱田中豊博士と田中賞 p268
◎超高層ビルのさきがけ、インドネシア・ヌサンタラ会館 p294
◎復興の立役者加藤染雄 p297
第3章 充実の時代[昭和42→53年]―長大橋と超高層の横河へ p298
新しき進出を目ざして―芝浦工場の移転と新鋭千場工場の誕生 p298
超高層時代の幕開け、霞が関三井ビル p310
社内体制を充実する p315
新しい経営体制と技術開発への努力 p324
長大橋への挑戦と数々の架橋 p330
事務電算化への移行 p345
技術電算化の発展とアダムスの誕生 p347
超高層ビルの横河 p358
50年不況とその対応 p373
海外事業に進出する p380
新技術による架橋 p386
深川工場閉鎖される p404
工事請負契約方法の変化―共同企業体方式の導入と拡大 p406
◎社内に架ける橋、社内報『橋』を発刊する p309
◎社内1級提案第1号、ボックス型構造材の溶接 p329
◎日本万国博覧会の思い出 p340
◎夢をつないだ関門橋と逐次剛結法 p342
◎はじめて原寸を自動化、神流川橋 p356
◎『横河橋梁技報』の創刊 p365
◎NHK浦和FM局の170メートル鉄塔など p366
◎新宿副都心超高層ビル群と当社 p368
◎ユニークなマルビル、吉本ダイヤビル p372
◎海外工事の草分け、タイ国バンパコン可動橋 p394
◎超高張力鋼を使用した巨大トラス、港大橋 p395
◎アルジェリア奮闘記 p398
◎大ブロック工法による湾岸荒川橋 p400
◎明媚な水郷を飾る斜張橋、水郷大橋 p401
◎民輔の遺業を守った横河時介 p402
◎南蓼科研修所をつくる p403
第4章 転換の時代[昭和53→60年]―新しい飛躍を目ざして p408
社内体制を固めて p408
本四連絡橋を推進する p422
大ブロック工法に対応しての土地入手と設備強化 p432
社有地の開発とその成果 p435
鉄骨建設業協会の発足とその動向 p439
技術研究と開発 p442
中谷専務の急逝に対応する p446
新製品を開発する p454
生産電算化の理想に向かつて p460
鉄骨自動化システムの開発 p464
SSC事業部 p467
各地での多彩な架橋 p474
大型化する建物の鉄骨造り p494
さらに海外に進出する p502
地震、水害などの災害対策に取り組む p514
◎時価発行増資と自己資本の充実 p419
◎採用された二つの1級提案 p420
◎本四連絡橋架橋第1号、大三島橋 p426
◎うず潮に架かる大鳴門橋 p428
◎営業一筋に生きた中谷林之助 p447
◎鉄骨建設業協会の工場認定制度 p448
◎よみがえる社有地 p450
◎袖ヶ浦作業所の開設まで p453
◎サンピア岐阜YMAプール棟 p458
◎大和川を跨ぐ斜張橋 p490
◎神話のふるさとにアーチを描く青雲橋 p492
◎旋回式のイラク・バスラ可動橋 p508
◎東ドイツ・ワークショップ建築工事への挑戦 p510
◎復活した国技の殿堂、近代的和風の国技館 p512
第5章 現況と展望[昭和60→62年]―新世紀へ向かって p520
波動する景気の潮流 p520
YTI発足する p524
次々と結ばれる本四の長大橋 p527
新しくつくられる橋梁・鉄骨の数々 p544
海外工事あれこれ p564
東京支店千葉工場の現況 p575
大阪支店大阪工場の現況 p584
明日への展望 p592
◎転換社債を発行する p526
◎モノケーブル吊橋、大阪の北港連絡橋 p560
◎横浜ベイブリッジ―タワー部門に進出する p562
◎シェル・ブルウィンクル向けジャケット部材 p569
◎中国深圳デベロップメントセンターの鉄骨 p572
◎和歌山の白浜に研修所を建てる p574
◎二見横河公園の誕生 p590
資料編 p596
定款 p596
役員在任期間一覧 p600
規程体系 p602
各種委員会一覧 p605
組織図 p608
従業員数の推移 p614
資本金の推移 p615
株価の推移 p616
財務諸表 p618
業績の推移 p620
[参考資料] p626
道路整備五箇年計画と実績との対比 p626
鋼橋受注量の推移 p626
営業所の沿革 p627
土木学会田中賞受賞一覧 p628
各種有資格者一覧 p629
保有する工業所有権一覧 p630
労働協約の概要 p631
主要協力会社/主な加入団体 p634
横河グループ一覧 p635
年表 p636
索引 p672
参考文献一覧 p686
協力者一覧 p687
編集あとがき p688
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