(株)肥後銀行『肥後銀行90年史 : うるおいある未来のために。 : 1925→2015』(2016.07)

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目次項目 ページ
口絵 p1
発刊のごあいさつ p10
〈巻頭特集〉創立90周年を迎えて p20
創立90周年事業と新本店建設 p22
File-1 創立90周年事業の展開 p22
01 新本店ビルを建て替え p22
落成式と祝賀会を開催/退職者向け新本店ビル見学会を開催 p22
02 一人ひとりが『感謝』の気持ちを表す p24
お客様感謝の集いを開催/全行統一運動"やさしいまどぐち運動"を実施/お客様向け講演会を開催/お客様へ記念品を配付 p24
03 一人ひとりが『決意』を新たにする p31
創立90周年記念式典を開催/ブロック躍進大会を開催/新ブランドをスタート/女性行員の制服をリニューアル p31
04 豊かなふるさとの実現に貢献する p37
肥後の里山ギャラリーを開館/美術展へ特別協賛/小学生向け金融教育を開催/阿蘇大観の森記念植樹を開催 p37
05 絆を深め、行内環境を整備する p38
ひごっ子の森保育園を開設/行員向け金融リテラシー向上セミナーを開催/創立90周年記念アルバムを作成/肥後銀行90年史を発刊 p38
■創立90周年事業の概要 p40
■主な創立90周年事業 p40
File-2 本店の歴史 p42
View-1 本店の変遷 p42
旧熊本銀行本店~勧業館/ルネッサンス様式、白亜の本店/本店別館と事務センターの新築/新本店ビル建設へ向けて/本店建替え計画=「熊本をさらに元気にするプロジェクト」始動/基本コンセプト&推進体制 p42
View-2 新本店の建設 p48
■新本店建設過程 p48
■新本店ビルの概要 p49
〈本編〉肥後銀行90年の歴史 p56
絆を育み、未来を拓く 写真で見るこの10年の動き p59
社会の動き p60
熊本の動き p62
当行の動き p64
[故郷]くまもとを育む p66
中小企業への経営支援/地域経済の活性化 p66
[環境]水とみどりを育む p70
地下水保全活動/環境と人に優しい店づくり/環境啓発活動 p70
[人材]ひとを育む p74
創造性豊かな人材の育成/女性活躍推進 p74
[経営]伝統を育む p78
風土改革と構造改革/「ICT」から「ICAT」への進化/ブランド戦略/ワークスタイルの変化/商品サービス/店舗展開 p78
[未来]絆を育む p84
地域との絆/創立90周年事業/経営統合 p84
第1部 誕生前夜 1869→1925(明治2~大正14年) p90
明治から大正へ―銀行の創設と発展 p92
明治維新の財政改革/熊本における産業の発展/安定した金融システムの構築と国立銀行条例/西南戦争後のインフレーションと日本銀行設立/熊本での銀行設立の動き/日清・日露戦争の影響/第一次世界大戦による日本経済の変化 p92
前身となった3つの銀行 p104
銀行合併の機運のなかで急進展~肥後協同銀行ができるまで/安田銀行・安田財閥が金融界に果たした役割/熊本銀行・飽田銀行・植木銀行の沿革 p104
熊本で開業した3つの国立銀行と福島第六国立銀行の沿革系統図 p110
〈コラム〉第九銀行支払い停止の波紋~県経済界、危機回避に奔走 p100
第2部 金融・経済動向 1925→2015(大正14年~平成27年) p112
File-1 経済史・金融政策とともにたどる当行の歴史 p114
01 金融恐慌という嵐の中で~苦難の創業期 1925(大正14)~1930(昭和5)年 p114
肥後協同銀行の発足/肥後銀行へ改称/昭和金融恐慌と昭和恐慌 p114
02 戦前・戦中の昭和~県内唯一の本店銀行に 1931(昭和6)~1945(昭和20)年 p116
経済統制と貯蓄増強運動/一県一行主義による合同/職場の戦時体制/安田家出身3代頭取の横顔 p116
03 戦後の復興から再建へ~県外への進出 1946(昭和21)~1955(昭和30)年 p118
GHQによる戦後改革/朝鮮戦争による特需景気のなかで/金融制度の整備、再編 p118
04 高度経済成長の波に乗って~近代化・合理化を推進 1956(昭和31)~1975(昭和50)年 p120
「国民所得倍増計画」とともに/金融行政の転換/ドルショックとオイルショック p120
05 日本経済の新しい潮流~株式上場へ 1976(昭和51)~1985(昭和60)年 p122
世界のなかの日本/金融革命が始まるなかで/株式上場と関連会社の設立 p122
06 バブルの興亡~自由化と国際化と 1986(昭和61)~1995(平成7)年 p124
バブル経済の形成から崩壊へ/金融自由化と再編 p124
07 金融変革時代に~信頼される強い銀行へ 1996(平成8)~2005(平成17)年 p126
激動と変革の金融業界/金融再生、そして消費者保護に向けた取り組み/金融変革時代の当行経営 p126
08 世界金融不況を超えて~お客様第一主義を貫く 2006(平成18)年~ p128
緩慢な景気回復から一転、リーマンショック発生/金融危機の連鎖のなかで/中小企業金融円滑化法/東日本大震災とアベノミクスと/金融円滑化に対する当行の取り組み/企業価値向上、経営品質向上に向けて p128
File-2. 金融ビッグバン、スタートは外為法の改正から~自由化・国際化の進展 1996(平成8)~2007(平成19)年 p132
護送船団方式からの転換/金融システム改革の3原則/自由化・国際化の流れを追う p132
File-3. 新たな形態の銀行登場から銀行再編まで 2000(平成12)年~ p136
異業種からの参入/銀行形態の多様化/都市銀行のメガバンク化と金融機関の再編/政府系金融機関の統廃合 p136
File-4. "小泉劇場"がもたらしたもの p140
01 聖域なき構造改革、そして地方の時代に 2001(平成13)~2006(平成18)年 p140
「官から民へ」「中央から地方へ」が改革の柱/経済再生は不良債権処理から/構造改革、その成果と影響とは? p140
02 郵政事業の見直しが与えた影響 2003(平成15)年~ p142
郵政民営化の経緯/「ゆうちょ銀行」のあゆみ/民営化による当行への影響 p142
File-5. 世界金融危機はなぜ起こったのか 2007(平成19)~2010(平成22)年 p144
米国の住宅バブル崩壊が始まり/パリバショックからリーマンショックへ/欧州ソブリン危機への連鎖/世界金融危機を機に規制を強化/日本への影響 p144
File-6. 東日本大震災に対する金融面の対応 2011(平成23)年~ p148
東日本大震災の発生と被害/政府等の対応/金融担当大臣と日銀総裁の連名による「金融上の措置」/銀行界の対応/当行の対応 p148
File-7. アベノミクスを読む 2012(平成24)年~ p150
デフレ脱却へ、アベノミクス始動/アベノミクス、「3本の矢」/消費税と地方経済と/原油安と円安―アベノミクスの行方は?/TPP交渉の行方/当行の対応 p150
File-8. 新しい投資優遇制度、「NISA」導入の背景 2014(平成26)年~ p156
「NISA」誕生の理由とは/「NISA」の進展/当行の取り組み p156
〈コラム〉金融再編~合併した主な銀行~ p125
第3部 地域・社会動向 1925→2015(大正14年~平成27年) p158
File-1. 地域活性化に当行が果たした役割~地域金融機関の本分 p160
01 創立から終戦まで 1925(大正14)~1945(昭和20)年 p160
不況で始まった昭和初期/地方銀行の合同と営業網の広がり/戦時下の金融・財政/空襲のなかでも業務を継続 p160
02 戦後の復興期 1946(昭和21)~1955(昭和30)年 p162
農業の生産増が復興のきっかけ/復興期の金融事情/「6・26大水害」など災害への対応 p162
03 新しい50万都市へ 1956(昭和31)~1975(昭和50)年 p164
近代都市化と工業化の進展/他県銀行の進出が活発になるなかで/交通網の整備 p164
04 熊本・明日へのシナリオとともに 1976(昭和51)~1985(昭和60)年 p166
大型企業の県内進出/テクノポリス構想と「熊本・明日へのシナリオ」/「ご不満解消運動」から「町と共に生きる運動」へ p166
05 21世紀へ向けて 1986(昭和61)~1995(平成7)年 p168
着実な歩みを続ける県経済/確かな基盤づくりを目指す熊本/利便性を重視した店舗展開 p168
06 変革のとき 1996(平成8)~2005(平成17)年 p170
県経済は停滞から緩やかに回復/地場産業の破綻が相次ぐなかで―県内の不良債権処理/大型店舗の進出と街づくり/進展する平成の大合併と総合交通体系の整備/効率化を目指した店舗展開 p170
07 地域活性化への当行の取り組み 2006(平成18)~2015(平成27)年 p174
新たなマーケット発掘による地場産業・地域の活性化/中小企業の経営支援への取り組み/地域の活性化への取り組み/九州フィナンシャルグループによる地方創生への新たな取り組み p174
File-2. 街づくり、地域活性化プロジェクトの展開 p180
熊本県の産業振興策の変遷/熊本県が目指す将来像の展開/熊本市まちづくり基本計画の策定/熊本市中心市街地再開発計画の動き/「くまもと都市戦略会議」の活躍 p180
File-3. 明治、昭和、平成の大合併がもたらしたもの p184
大合併の目的と経緯/県内における大合併の推移/当行の店舗網の変遷/店舗リニューアルの展開 p184
File-4. ふるさと熊本への思いをカタチに p190
01 美しい環境を次の世代へ p190
九州の金融機関で初のISO14001認証を取得/行内での環境問題への取り組み/環境啓発活動/「阿蘇大観の森」取得など水源涵養林の整備・保全の取り組み p190
02 幅広く地域に貢献 p196
文化活動への支援/スポーツ振興の支援/地域の人材育成と研究への支援/社会福祉活動 p196
03 公益財団法人を通しての活動 p202
「肥後の水とみどりの愛護基金」、創設からの活躍/「地方経済総合研究所」に期待される役割 p202
File-5. 九州新幹線開業と政令指定都市への移行の影響 p204
九州新幹線開業への道のり/新幹線開業、そして「くまモン」の経済効果は?/全国で20番目、九州では3番目の政令指定都市に/政令市移行の効果と目指すものは?/当行の取り組み p204
〈コラム〉譲受銀行の沿革 p161
[〈コラム〉]県内に進出した主な企業・工場 p165
[〈コラム〉]熊本県で最初に合併した「あさぎり町」 p184
[〈コラム〉]住民参加の「芦北町」 p185
[〈コラム〉]「村」か「町」か?住民アンケートで選択した「南阿蘇村」 p185
[〈コラム〉]困難を乗り越えた末に誕生した「天草市」 p188
[〈コラム〉]「店舗評価書」の活用で計画的な営繕への新たなアプローチ p189
第4部 この10年の経営動向 2006→2015(平成18年~平成27年) p210
File-1. 中期経営計画から見えてくる時代の要請 p212
01 新世紀第三次中期経営計画 風土改革と構造改革による企業理念の実現 2006(平成18)年~2008(平成20)年 p212
計画立案の時代背景/過去の反省を活かした計画立案/「風土改革」と「構造改革」/意識改革とツーウェイ・コミュニケーション/成果と反省点 p212
02 第四次中期経営計画 風土改革・構造改革第2ステージ 2008(平成20)年~2010(平成22)年 p215
計画立案の時代背景/課題解決へ向けての計画立案/「現場力の品質強化」とは/「風土改革」と「構造改革」の第2ステージ/基本コンセプトを実現する3つの基本戦略/成果と反省点/「伝統は守るべからず、創るべし」 p215
03 第五次中期経営計画第1フェーズ お客様第一主義の再構築⇔故郷《ふるさと》の再発見 2010(平成22)年~2012(平成24)年 p218
計画立案の時代背景/第1フェーズのテーマ/3つの基本方針と3つの戦略/成果と反省点 p218
04 第五次中期経営計画第2フェーズ お客様と伴に価値共創⇔最適な金融サービスの提供 2012(平成24)年~2015(平成27)年 p221
計画立案の時代背景/第2フェーズのテーマ/第2フェーズの目的/3つの基本方針と3つの基本戦略/成果と反省点 p221
File-2. 企業価値向上のための施策と組織の構築 p224
01 当行のCSR活動 p224
企業の社会的責任と当行のCSR活動/当行の環境保全活動イメージ図/具体的な地域貢献活動 p224
02 コーポレート・ガバナンスの体制づくり p226
コーポレート・ガバナンス(企業統治)に関する基本的な考え方/コーポレート・ガバナンス体制の概要/コーポレート・ガバナンスの強化を図るための取り組み/主な経営機構等の概要/内部統制システムの整備の状況/内部監査の状況/監査役監査の状況/各監査と内部統制部門との連携等 p226
03 コンプライアンスへの取り組み p228
コンプライアンスの意味/コンプライアンスの重要性/当行のコンプライアンス体制/労働時間管理への取り組み/飲酒運転撲滅への取り組み/肥後銀行従業員規範の制定 p228
04 リスク管理体制の充実 p233
リスク管理の基本方針/リスクの内容と管理体制/統合リスク管理/信用リスクと管理体制/市場リスクと管理体制/流動性リスクと管理体制/オペレーショナル・リスクと管理体制/内部監査と自店検査体制 p233
05 中期経営計画と組織体制の見直し p238
06 地域密着型金融への取り組み p242
中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針/地域密着型金融の目指すべき方向/当行の取り組み/「経営技術支援ビジネスモデル」への転換/人材育成と経営技術(ICAT)形成がカギ p242
File-3. 新ブランドをスタート p244
90周年を契機に、新ブランドをスタート/ブランドコンセプト/ブランドスローガン/シンボルマーク/行内外への浸透活動/各種アイテムをリニューアル/最も大切なことは... p244
File-4. キャンペーンを通して地域へ貢献 p248
File-5. 多彩な商品ラインナップ p251
貯蓄から投資へ/預り資産商品のラインナップ/新しい商品とサービスのラインナップ p251
File-6. IT化の進展 p254
01 当行コンピュータシステムの構成 p254
当行システムの全体構成/勘定系の新営業店システム/情報系のターミナルサービス/ターミナルサービス導入の意義 p254
02 ワークスタイル変更への取り組み p256
本部ワークスタイル変更の概要/ワークスタイル変更への取組内容 p256
03 CTS、CRM、TTSの導入 p258
CTS(融資トータルシステム)/CRM(顧客管理システム)/TTS(口座分析システム) p258
04 ダイレクトバンキングの展開 p262
"便利につかう"ダイレクトバンキング/"効率化をサポート"するEBサービス p262
File-7. ひとが財産~戦略的な人材育成と福利厚生制度の充実 p266
01 戦略的な人材育成 p266
中期経営計画における人材育成戦略/「女性活躍推進に向けた取組み」を策定 p266
02 人事制度と福利厚生制度 p272
人事制度の改革・新設/福利厚生制度の充実 p272
File-8. グループ戦略 p276
グループ7社の沿革と主な業務/全体的なグループ会社戦略の変遷/グループ戦略の強化/中期経営計画に見るグループ力を生かした取り組み/グループ会社の徽章(バッジ)を統一 p276
File-9. 業績ハイライトから見るこの10年 p282
この10年間の概況/当行の10年の業績推移/市場金融部門の収益貢献/最後の単独決算で純利益は過去最高 p282
〈コラム〉多様な教育プログラム p271
〈巻末特集〉第二の創業に向けて p284
九州フィナンシャルグループの基本デザイン p286
1. 可能性の追求~潤いある未来の創造へ~ p288
第六次中期経営計画 p288
第五次中期経営計画第2フェーズの総括/第六次中期経営計画の位置付け/テーマ 可能性の追求~潤いある未来の創造へ~/基本戦略/経営統合効果の最大化/「最適な金融サービスの提供」を実現するために p288
2 経営統合のスタート p294
九州フィナンシャルグループの誕生/九州フィナンシャルグループの概要/九州フィナンシャルグループの目指す姿/まず人材交流から/未来に向かって p294
資料編 p303
■肥後銀行の現状(2015年3月31日現在) p304
■役員(2015年6月23日現在) p306
■組織図(2015年7月1日現在) p308
■店舗ネットワーク(2015年5月末現在) p310
■関連会社概要一覧(2015年6月30日現在) p311
■沿革図 p312
■歴代頭取 p314
■役員の変遷(2006~2015年) p316
■業績の推移(1985~2015年) p318
■資本金の推移 p320
■従業員数の推移(1985~2015年) p321
■店舗とプラザの展開(2000~2016年) p322
■年表 p324
■参考文献 p346
■あとがき p347
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