※(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。
年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
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昭和8年(1933) | - | 【竜門社】青淵先生の遺言により渋沢家から曖依村荘を受贈する。財団法人渋沢青淵翁記念会が東京・常盤橋公園に青淵先生の銅像を建てる。 | 渋沢関係略年譜 |
6月7日 | 国際連盟、満州国不承認決議。 | 内外事情 | |
6月8日 | 貴族院議長徳川家達辞職、9日、近衛文麿就任。 | 内外事情 | |
6月9日 | 共産党幹部佐野学・鍋山貞親、獄中で〈共同被告同志に告ぐる書〉を書き、転向声明、以後共産党被告の転向ひろがる。 | 内外事情 | |
6月12日 | ロンドン世界経済会議開催、7月27日無期休会。 | 内外事情 | |
6月12日 | 松竹少女歌劇争議おこる(~7.15)。 | 内外事情 | |
6月16日 | アメリカ、全国産業復興法(NIRA)公布。 | 内外事情 | |
6月17日 | 大阪で巡査と兵士衝突(ゴーストップ事件)。 | 内外事情 | |
6月23日 | 《日本資本主義発達史講座》第6回配本(6月24日発行予定)のうち、小林良正〈明治維新に於ける商工業の諸変革〉発禁。 | 岩波書店 | |
6月28日 | 《日本資本主義発達史講座》第6回配本(6月24日発行)のうち、稲岡暹〈農民の状態及農民運動小史〉削除処分。 | 岩波書店 | |
6月 | 内務省、左右両翼出版物の徹底的取締のため出版検閲制度の大改革とともに出版警察の拡充を実行。地方警察部に検閲課を独立させて常時出版物の検閲に当らしめると同時に発禁と差押の執行権を与う。また海外からの思想関係図書に厳重な査閲を行うことにする。 | 出版界 | |
6月 | 満州国の独立にともない上村勝弥(先進社社長)その他は新京印書館を設立、満州国の教科書出版に着手。 | 出版界 | |
6月 | 帝国図書普及会、ゾッキ本特売の1頁広告を東京朝日・読売・中外・東京日日の4紙に出す。 | 出版界 | |
6月 | 改造社《俳諧歳事記》(全5巻)、学芸社《如是閑文芸全集》(全8巻)刊行開始。 | 出版界 | |
6月 | 細田民樹《それを敢てした女》(中央公論社刊)、鈴木安蔵《憲法の歴史的研究》(大畑書店刊)発禁。 | 出版界 | |
7月1日 | 博文館《科学の日本》創刊。 | 出版界 | |
7月10日 | 三木清・豊島与志雄ら、学芸自由同盟結成。 | 内外事情 | |
7月11日 | 天野辰夫らと大日本生産党員のクーデター計画発覚(神兵隊事件)。 | 内外事情 | |
7月12日 | 岩波講座《哲学》第17回配本(7月15日、発行予定)、船山信一〈マルクス主義哲学〉により配本前製本所より押収さる。 | 岩波書店 | |
7月14日 | ドイツ、ナチス党以外の政党を禁止。 | 内外事情 | |
7月17日 | 産業労働調査所閉鎖。 | 内外事情 |