(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和8年(1933) - 【竜門社】青淵先生の遺言により渋沢家から曖依村荘を受贈する。財団法人渋沢青淵翁記念会が東京・常盤橋公園に青淵先生の銅像を建てる。 渋沢関係略年譜
7月20日 政府、満州移民計画大綱を発表。 内外事情
7月22日 赤松克麿・津久井竜雄・倉田百三ら、国民協会を結成、機関誌《国民運動》。 内外事情
8月5日 創業より満20年となる。 岩波書店
8月9日 第1回関東地方防空大演習。 内外事情
8月10日 岩波講座第6次《教育科学》全20巻完結。(第1回、1931.10.15)。 岩波書店
8月13日 中国国民党、廬山会議を開き、抗日方針緩和を決定。 内外事情
8月20日 全国販売業者の要求する雑誌運賃の負担問題について出版・取次・販売の間に協定成立、3年来の懸案が解決される。 出版界
8月24日 《日本資本主義発達史講座》第7回配本(8月26日発行予定)のうち坂本三善〈最近における政治情勢史〉削除処分。 岩波書店
8月24日 内務省、出版法ならびに新聞紙法の根本的改正を意図し、その改正案を思想対策委員会に提出。(その後審議の結果、別に不穏出版物取締の単行法を制定することに方針を一変、いそぎ立法化することになる)。 出版界
8月25日 水野広徳・布施辰治・加藤勘十ら極東平和友の会を結成。 内外事情
8月26日 《日本資本主義発達史講座》全7巻完結。(第1回、1932.5.20)。 岩波書店
8月29日 三菱航空機名古屋工場、臨時工無手当解雇による争議おこる、臨時工制度問題化。 内外事情
8月31日 《日本資本主義発達史講座》第7回配本(8月26日発行)のうち、羽仁五郎〈幕末に於ける思想的動向〉削除処分。 岩波書店
8月 中里介山《大菩薩峠》の挿絵を筆者石井鶴三が単独に出版しようとした事件につき挿絵の著作権問題が新聞紙上の論題となり、注目をひく。(両者の争いは1934年10月9日和解成立)。 出版界
8月 《中央公論》8月号の蒋介石筆〈動乱の波に漂ふ支那および日本〉は池田桃川の偽筆、また《改造》9月号の鳩山文相〈鳩堂雑筆―京大問題を語る〉は春日某の偽作と判明、両誌は次号で取消して陳謝、雑誌界に衝撃を与う。 出版界
8月 浜松陸軍飛行学校・陸軍習志野学校開設。 内外事情
8月 〈東京音頭〉大流行、1935年ごろまで音頭つぎつぎに流行。 内外事情
9月1日 日満合弁の満州電信電話会社開業。 内外事情
9月4日 岩波講座第7次《哲学》全18巻完結(第1回、1931.11.30)。 岩波書店
9月5日 丸井書店(1950年8月25日、森北出版と改名)創業(森北常雄)。 出版界
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